ココカラファイン統合で注目の、ドラッグストア株投資を考える

ZUU online / 2019年8月27日 13時5分

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(画像=Chamille White/Shutterstock.com)

ドラッグストア業界の勢力図に、再び変化が起きようとしています。スギ薬局とココカラファインの経営統合にマツモトキヨシが割って入り、交渉の行方が注目されているからです。ドラッグストア株に投資するなら、はたしてどの銘柄が一番有利なのでしょうか。

■小売の勝ち組、ドラッグストアが成長した理由とは

ドラッグストアは、苦戦が続く小売業界の中では勝ち組と言われてきました。成長の理由は、食品や日用品の値引きで集客し、利益率の高い医薬品・化粧品で儲けるビジネスモデルを確立したことにあります。コンビニよりは広めの店舗スペースで品揃えが良いことから、スーパーやコンビニの顧客を奪うことに成功しました。

それでも、ドラッグストアならではの悩みもあります。それは人手不足で薬剤師の人件費が上がっていることです。調剤するためには資格が必要なので、スーパーやコンビニよりも人件費負担が大きいのです。さらに、売り上げの伸びを支えていた、外国人観光旅行客の「爆買い」も一時の勢いを失っています。それらの要因が重なりあい、統合メリットの大きいココカラファインとの提携をスギ、マツキヨが争っている状況です。

■ココカラファインとはどんな会社か

スギホールディングス(スギ薬局)とマツモトキヨシホールディングスの2社からラブコールを受けているココカラファインとは、どんな会社なのでしょうか。

ココカラファインは、2008年に関東地盤のセイジョーと関西地盤のセガミメディクスが経営統合して誕生しました。2019年3月期の売上高は4,005億円で業界第7位です。事業内容は、ドラッグストア事業と調剤事業を柱に、最近では介護事業にも力を入れています。

現在、売上高で業界首位はウェルシアホールディングスの7,791億円ですが、業界5位のマツキヨ(5,759億円)と6位のスギ(4,884億円)のどちらがココカラファインと組めば業界首位に躍り出るため、両陣営が経営統合に高い意欲を見せるのも頷けます。

■株価指標と配当利回りで比較する

では、ドラッグストア株に投資する場合、どの会社のパフォーマンスが最も良いのでしょうか。売上高上位7社を、株価指標と配当利回りで比較してみましょう。

●ドラッグストア上位7社の株価指標と配当利回り(株価は2019年6月17日終値、1株配当金は会社予想)

・ウェルシアホールディングス
株価 4,310円
PER(株価収益率) 22.47倍
PBR(株価純資産倍率) 3.14倍
1株配当金 46円
配当利回り 1.07%

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