転落につながる行き過ぎた「レバレッジ取引」の注意点

ZUU online / 2019年9月23日 13時5分

写真

(画像=Gearstd/Shutterstock.com)

自分の資産を超えて投資できるレバレッジ取引は、投資効率が高いことや元手が少なくてすむことなどメリットが多くあります。一方でレバレッジ取引の危険性を理解しておかないと身を滅ぼすことにもなりかねません。そこで今回はレバレッジ取引の危険性について説明します。

■現物取引とレバレッジ取引の違いとは

さまざまな取引方法がある投資の中で代表的なものは現物取引と信用取引です。現物取引とは、株式や債券などの現物を時価で取引することです。現物取引では、自分の資産の範囲内で商品を購入することしかできません。一方、現金や株式を担保として証券会社に預けることで、証券会社からお金を借りて新たに投資を行うことも可能です。これを信用取引といいます。

信用取引では、口座に入れた証拠金が証券会社の規定する一定の割合を切らない限り、自分の資産の範囲を超えて取引することが可能です。信用取引はレバレッジ取引とも呼ばれます。レバレッジとは英語で「てこ」を意味し、少ない証拠金で現物取引以上の投資効率を実現できることをレバレッジ効果と呼んだりもします。

■レバレッジ取引のメリットと危険性を正しく理解しよう

レバレッジ取引のメリットは、手元に現金がなくてもほしい銘柄を購入できるため、投資効率が上がるという点です。また少ない元手でも投資を始めることができ、大きな資産を築ける可能性があるため夢があります。一方でレバレッジ取引にはリスクがあることも忘れてはいけません。現物取引であれば、購入時より株価が下がったとしても借金が発生することはないでしょう。

しかしレバレッジ取引では株価の変動によっては借金が発生します。たとえば、自己資金が100万円ある場合を例にとってみましょう。現物取引でA社の株式を100万円分購入し、株価が60万円になった場合、40万円分の損失は発生するものの株式を売却すれば60万円の現金が得られます。一方レバレッジ取引では100万円の自己資金で約3倍の300万円分のA社株式を購入可能です。

株価が同じように60万円に下がったとすると、資産は180万円となり120万円の損失が発生します。この場合、元手の100万円と損失120万円の差額の20万円は追加で入金が必要です。このようにレバレッジをかけることで投資効率が上がる一方、負債を背負ってしまうリスクがあることを理解しておく必要があります。過度なレバレッジをかけることは身を滅ぼすことにつながりかねないのです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング