プリペイドカード詐欺の被害に遭った場合、返金はしてもらえるの?

ZUU online / 2019年8月1日 7時0分

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(写真=fizkes/Shutterstock.com)

「プリペイドカード詐欺」「プリカ詐欺」という言葉が最近よく聞かれます。それはどのようなものなのか?そして、万が一、被害に遭った場合はどうすればいいのでしょうか。

■プリペイドカードには2つの種類がある

プリペイドカード詐欺とは、「不正な代金請求における送金手段にプリペイドカードを利用したもの」を指しており、カード自体に問題があるわけではありません。

では、どうして送金手段にプリペイドカードが使われるのでしょうか?その説明の前に、プリペイドカードには大きく分けて2つの種類があるということについて触れておきましょう。

まず、1つ目はプリペイドカードの価値がカードに印刷されていたり、磁気情報などの形で記録されていたりするタイプです。その代表的なものにQUOカードがあり、先払い型の電子マネーもこれに類するものと考えていいでしょう。また、カード型ではありませんが、金額が印字された商品券などもこのタイプにあたります。

もう1つは、プリペイドカードの価値がカードそのものではなく、発行会社の管理するサーバに記録されるタイプです。これは「サーバ型」と呼ばれます。コンビニなどで開架陳列されて売られているAmazonギフト券やネットコンテンツの課金カードといったプリペイドカードはこのサーバ型です。

このタイプでは、レジで購入するまでは価値がチャージされていないため、仮に万引きされたとしても被害はカード本体の分だけで済みます。金券であるにもかかわらず開架陳列で売ることができるのはそういう理由からです。

■詐欺の送金手段としてサーバ型のプリペイドカードを悪用

この2つのプリペイドカードのうち、詐欺の送金手段として用いられるのはサーバ型のほうです。詐欺業者は銀行口座を持っていなかったり、クレジットカードの加盟店になれなかったりするため、送金手段としてプリペイドカードを利用(悪用)しているのです。

具体的には、請求金額分のプリペイドカードを購入させ、その番号を撮影した写真データをメールなどで送らせたり、実体のない電子ギフト券などであれば、その番号だけをメールで送らせたりします。

プリペイドカードそのものに価値が記録されていれば、カードの実物を送付させる必要がありますが、サーバ型のプリペイドカードなら番号だけあれば利用できるわけです。

そして、詐欺業者はその番号を使って換金性の高い商品を購入して転売したり、あるいは、その番号そのものを転売したりすることにより現金化を図ります。これには、被害者から詐欺業者へそのままお金が移動するわけではないため、業者の身元が判明しにくいという特徴もあります。この特徴から詐欺業者は送金手段として悪用しているのです。

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