生命保険加入でも三大疾病の医療保険は必要か?

ZUU online / 2019年7月30日 12時0分

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(写真=Lizardflms/Shutterstock.com)

三大疾病とは「がん(悪性新生物)」「心疾患(急性心筋梗塞)」「脳血管疾患(脳卒中)」という、日本人の死因上位を占める3つの病気を総称したものです。生命保険や医療保険でも三大疾病に対しての保障が充実してきていますが、それとは別に三大疾病に特化した医療保険にも入る必要はあるのでしょうか?

■三大疾病について知っておきたいこと

「がん(悪性新生物)」「心疾患(急性心筋梗塞)」「脳血管疾患(脳卒中)」の三大疾病が保険業界で取り上げられるのは、三大疾病が日本人の死因の半分以上も占めているからです。それぞれの疾病には以下の特徴があります。

●がん(悪性新生物)

がんはがん細胞が増殖して身体にダメージを与える病気で、「胃がん」「乳がん」「子宮がん」「大腸がん」「肺がん」などが代表的です。がんは自由診療の治療もあるため、医療費が高額になりやすいといった特徴があります。

●心疾患(急性心筋梗塞)

心疾患のなかでも急性心筋梗塞は、冠動脈が突然閉塞し血液が心筋に行き渡らなくなり心臓が弱まっていき、最終的には壊死する病気です。

●脳血管疾患(脳卒中)

脳血管疾患というとピンとこないかもしれませんが、脳の血管の障害によって起こるさまざまな病気のことで、脳卒中はその総称です。血管が破れる脳出血、くも膜下出血、血管が詰まる脳梗塞などが代表的で、脳の神経細胞が壊死します。

■三大疾病の医療保険に加入しないリスク

厚生労働省の統計によると、死因全体のうち「がん(悪性新生物)」は27.9%(37万3,334人)、「心疾患(急性心筋梗塞)」は15.3%(20万4,837人)、「脳血管疾患(脳卒中)」は8.2%(10万9,880人)で、これら三大疾病の合計では51.4%(68万8,051人)にもなるのです(「平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況」より)。

また三大疾病は治療や入院も長引くことも多く、厚生労働省の2014年の調査によると、「がん(悪性新生物)」「心疾患(急性心筋梗塞)」の平均入院日数は20日ほどで、「脳血管疾患(脳卒中)」では90日ほどとなっています。

三大疾病は入院日数も長いために医療費が100万円を超えるような高額になることもあります。公的医療保険制度が適用される保険診療を受けているのであれば、高額療養費制度が使えるため、実質の自己負担額は下がりますが、それでも毎月かかる医療費は大きな負担となるでしょう。

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