バリュートラップとは?一見割安に見える株に騙されないようにするために

ZUU online / 2019年7月22日 14時0分

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出典:Getty Images

バリュートラップとは、PERやPBRなどの数字だけを確認し、割安と判断した結果、株価が下落していまい「塩漬け株」になってしまった状態のことです。

どのような原因でバリュートラップになってしまうのか、その対処法はどのようにすれば良いのかを考えてみましょう。

■ バリュートラップとは何か

バリュートラップとは、上がると思って買った株が一向に上がらなかったり、さらに下がったりして、売ると大きな損失となるような株式の状態を言い、いわゆる「塩漬け株」の状態を言います。

株式投資を長くやっていれば誰でも経験していることでしょう。

その処理の仕方によって、株式投資で利益をあげられるか、そうでないかがはっきりと別れるところです。

残念なことに、日本では成長株を追う人が多く、割安株投資を本格的にやっている人は少なく、そのため、塩漬け株の適切な処理方法について丁寧に書かれているものは少ないのが現状です。

■ バリュートラップの原因

塩漬け株の適切な処理の方法を考える前に、なぜ塩漬け株が出てしまうのか、その原因について考えてみましょう。

理由ははっきりしていて、「銘柄の選択の誤り」にありますが、その原因はいろいろです。

一番おこりやすいケースは、割安株投資家が低いPERとPBRだけを見て、これは割安だと思い購入する場合です。

PBRの指標については、株式投資では1以下であれば、その会社には資産があるという程度の評価で十分で、あまり重視しない方が良いでしょう。

いわゆる重厚長大産業では、いろいろな設備が必要でこのため1よりかなり小さくなります。

これに対して、情報系の産業はあまり大きな設備を必要としないため1よりかなり大きくなります。

このように産業の種類によっても、大きく違います。

これに対してPERは、たいへん重要な指標となります。

これは株価を1株あたりの利益で割ったもので、日本の株式の平均値はいつも10〜13くらいの間にあります。

株価は、主として利益で決まりますから、PERが10以下なら割安株ということになります。

しかし、実際には株価は他のファクターによっても大きく変動します。

PERは、人気投票の側面もあり、皆が欲しがれば50でも100にでも上がってしまいます。

したがって、PERがいくら重要な指標であっても、これだけに頼るのは危険です。

実際の投資では常に総合的な判断が必要です。

会社が大きくても小さくても、優れた会社の業務内容は、いろいろなところに断片的に必ず出てきます。

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