くら寿司USAのIPOで投資すべきか?

ZUU online / 2019年8月17日 14時0分

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出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年8月10日投稿記事より

回転寿司チェーン店くら寿司の米国子会社「くら寿司USA」(NASDAQ:KRUS)が7月31日に上場しました。

今年のレストラン関連のIPO(新規株式公開)としては、5月に上場した中国のコーヒーチェーンのラッキンコーヒー (瑞幸咖啡、NASDAQ:LK)以来2社目です。

■ 米国では珍しい「回転寿司」

くら寿司は日本で400店以上を展開する回転寿司チェーンです。

米国子会社は2008年に設立され、日本のユニークな回転寿司を全米に広げようとしています。

回転寿司は日本ではおなじみですが、米国では珍しく、興味を持つ顧客が通い始めています。

なお、回転寿司は高度に自動化されたシステムのため、店員の数を減らすことができ、コスト削減につながります。

通常、米国では日本的なにぎり寿司は高いですが、くら寿司USAでは手頃な価格に設定しています。

ベルトに流れている一皿の寿司は3ドル(318円)未満で、食べたい寿司を注文もできます。

2018年の顧客1人当たりの平均合計支払金額は18.37ドルで、およそ6皿です。

寿司には140以上の種類があり、リピート客を飽きさせないようになっています。

■ 米国進出初期段階で既に黒字

米国には、これまで全米で認知されるような寿司チェーンがありませんでした。

IPO時の22店舗だけでも、くら寿司USAは既に大手寿司チェーンの一つとなっています。

同社によれば、今後5年間に店舗数を年間20%増やす計画で、最終的には全米で290店舗以上のオープンを目指しています。

【店舗数】
≪2017年≫  14
≪2018年≫  17
≪直近12カ月ベース≫  22

【売上高】
≪2017年≫  3730万ドル
≪2018年≫  5170万ドル
≪直近12カ月ベース≫  6010万ドル

【営業利益】
≪2017年≫  100万ドル
≪2018年≫  210万ドル
≪直近12カ月ベース≫  200万ドル

【営業利益率】
≪2017年≫  2.8%
≪2018年≫  4.1%
≪直近12カ月ベース≫  3.4%

出典:くら寿司USA、キャピタルIQ

くら寿司USAは急速に拡大していますが、小さな規模からスタートしているので、拡大余地はまだまだあります。

また、1店舗当たりの平均年間売上は約270万ドルで、同様のファストカジュアルレストランの平均と比べると相当高い額です。

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