仮想通貨に取り組む3大米企業:フェイスブック、JPモルガン、スクエア

ZUU online / 2019年8月21日 12時0分

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出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年6月24日投稿記事より

近年の仮想通貨(暗号資産)バブルとその崩壊は記憶に新しいところですが、仮想通貨およびそれを支えるブロックチェーン技術の活用が急速に広がっています。

仮想通貨が当たり前の存在になるかどうかはまだ明らかではありません。

しかし、ここ数カ月間に多くの大企業が仮想通貨および関連テクノロジーを採用したことを考慮すれば、今後成長していく技術と考えられます。

注目すべき3社であるフェイスブック(NASDAQ:FB)、JPモルガン・チェース(NYSE:JPM)、スクエア(NYSE:SQ)を紹介します。

■ フェイスブック

多くの憶測の後、フェイスブックはついに新しい仮想通貨の詳細を明らかにしましたが、それは予想よりはるかに野心的なものでした。

リブラ(Libra)というコードネームの仮想通貨は、フェイスブックアプリや第三者のサイトを通じて、ほぼ手数料なしで購入できます。

ビットコインとは異なり、裏付け資産(ドルなどの法定通貨)があるので、価格変動が起こりにくい仕組みになっています。

フェイスブックは、リブラを世界の金融インフラを補完するような仮想通貨にしようとしています。

設計上では、銀行口座を持たなくても資産を保管することができ、決済や送金も可能です。

毎月20億人を超えるアクティブユーザーがいるフェイスブックのオンラインコミュニティは非常に大きいため、リブラは世界で最も広く使用される通貨になる可能性があります。

プライバシー侵害という批判に対応するため、フェイスブックは、主力事業とは別にリブラの管理および関連データ収集を行う子会社Calibraを立ち上げました。

このため、ユーザーの支出履歴などが、ターゲット広告に利用されることはないとみられます。

さらなる信頼を得るために、フェイスブックはまた、ビザ(NYSE:V)、マスターカード(NYSE:MA)、ペイパル(NASDAQ:PYPL)などの決済関係の競合を含む28社でリブラ協会を設立しました。これにより、仮想通貨の運営でフェイスブックが独断で決定することは難しくなりました。

(訳注:日本では、マネックスグループがリブラ協会への参加の意思を表明しており、申請も出しています。)

リブラは、フェイスブックにとって最も野心的なプロジェクトです。

リブラが目指している世界的な決済革命が実際に始まるのか、その行方を注視すべきでしょう。

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