個人年金保険とは? メリットとデメリットを再確認

ZUU online / 2019年9月20日 12時30分

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(写真=takasu/Shutterstock.com)

今や公的年金だけで老後の生活を支えるのは難しい時代。自助努力による老後資金の確保を真剣に考えなくてはならない。今回は、老後資金準備のための有効な手段の一つである「個人年金保険」について、基本的な内容やメリット、デメリットを再確認してみよう。

■個人年金保険とは

老後の生活を支える主な資金といえば公的年金である。厚生労働省の発表によると、2019年度の老齢基礎年金は満額で1人あたり月に約6.5万円。サラリーマンの場合は老齢厚生年金を受け取れるため、会社員と専業主婦の妻というモデル世帯では、夫婦で月額約22万円(夫の平均標準報酬額42.8万円で40年間就業の前提)が給付される。

公的年金だけでも最低限の衣食住はまかなえるものの、ゆとりある老後生活をおくりたいならば更なる備えが必要だということは、多くの人が薄々気付いていたのではないだろうか。老後資金の不足を補う手段はいろいろあるが、そのうちの一つが「個人年金保険」である。

個人年金保険とは、契約時に指定した年齢に達すると受け取ることができる保険商品である。払い込んだ保険料を保険会社が運用し、将来、年金として受け取れる。保険料の支払い方法は、加入時に一括で支払う一時払いタイプと、一定期間コツコツ積み立てていくタイプがある。受け取り方にも、一時金として受け取る方法と、「年金」と名が付いているように分割して受け取る方法がある。

■個人年金保険の種類とメリット・デメリット

個人年金保険は、下記のように分類できる。それぞれのメリット・デメリットを確認しよう。

・受取期間による分類

個人年金保険は受取期間により、「終身年金」、「確定年金」、「有期年金」に分けられる。終身年金は、文字通り一生涯年金を受け取ることができるタイプである。生涯にわたって一定額の老後資金を確保できるのがメリットだが、その分保険料が高くなる傾向にある。確定年金は、生死にかかわらず一定期間年金を受け取れるタイプで、契約者が死亡した場合でも残りの期間は遺族が年金を受け取れる。有期年金は、生きている限り一定期間受け取ることができるが、契約者が期間中に死亡すると年金の支払いが終わるタイプで、終身年金に比べると保険料が比較的安い。「確定年金」と「有期年金」の2つは、受け取り期間が終わった後の資金を考える必要がある。ほかに、夫婦のどちらかが健在であれば年金を受け取れる「夫婦年金」タイプもある。

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