令和のいま訪れたい、「江戸東京たてもの園」ってどんな施設?

ZUU online / 2019年9月28日 14時5分

実際に見学できるおもな名建築物をピックアップしてみましょう。復元された建物が中心ですが、当時の雰囲気は十分に味わえます。

・常盤台写真場
1937(昭和12)年建築。2階が撮影スタジオですが、1階の古めかしい雰囲気と別世界になっているのが印象的です。当時のお客さんも驚いたことでしょう。

・八王子千人同心組頭の家
江戸後期建築。同心という言葉に、時代劇ファンなら心がときめくかもしれません。式台付きの玄関に格調の高さを感じます。江戸時代の名建築を見られるのは本当に貴重です。

・前川國男邸
1942(昭和17)年建築。日本の近代建築の発展に貢献した前川國男が自ら建てた自宅です。令和のいま建っていたとしても違和感がないほどモダンなデザインで、建築家を目指す方には見学必須の建物といえます。

・田園調布の家(大川邸)
1925(大正14)年建築。ファミリーレストランかと思うようなしゃれた外観で、当時としては珍しい全室洋間という設計になっています。これが大正時代に建てられたのは驚異的です。

・デ・ラランデ邸
1910(明治43)年ごろに建築されました。外国人建築家の仕事を学びたいなら外せないスポットです。ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデによって作られた3階建ての名建築です。今でいうペンションのような外観を思わせます。

・高橋是清邸
1902(明治35)年建築。歴史上の人物の邸宅を見学できるのも貴重です。第7代日銀総裁、第20代内閣総理大臣などで有名な政治家高橋是清の邸宅はさすがに風格があります。

・会水庵
大正期ごろ建築。趣を変えて茶室を見学するのもよいでしょう。茶人、山岸宗住が建てた、本畳三枚、台目畳一枚からなる、三畳台目の茶室です。

・子宝湯
1929(昭和4)年建築。昭和まで当たり前にあった町中の銭湯で、おなじみの富士山のペンキ絵も見ることができます。有名な建築様式を用いた贅沢な造りですが、庶民には一番懐かしい建物かもしれません。

・万徳旅館
江戸時代末期~明治時代初期建築。青梅街道沿いにあった旅館で外観は創建当時、室内は旅館として営業していた1950(昭和25)年ごろの様子を復元しています。

「江戸東京たてもの園」は建築家志望の人にとってさまざまな歴史に残る名建築物をリアルに学ぶことが期待できる施設です。一方中高年にとっては懐かしさも味わえるスポットとなっています。そのため令和のいま訪れるには最適なテーマパークといえるのではないでしょうか。

(提供=YANUSY/ZUU online)

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