長期投資におけるリバランスの方法とタイミング

ZUU online / 2019年9月10日 15時0分

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出典:Getty Images

株や債券など複数の金融商品に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分を「リバランス」といいます。

リバランスは運用パフォーマンス向上のために必要な作業ですが、どのタイミングで行えばいいのか迷う人も多いでしょう。

そこで、この記事ではリバランスを行なうタイミングと、具体的な方法について詳しく解説します。

■ リバランスとは

リバランスとは、ポートフォリオ運用における資産の再配分のことです。

時間の経過とともに相場は変動するので、ポートフォリオ運用で当初決定した資産配分の比率は変わっていきます。

たとえば、当初株式50%・債券50%の資産配分でも、株式市場の値上がりによって、比率が株式55%・債券45%になることもあります。

その場合、株式を5%分売却し、債券を5%購入することで、当初の配分比率に修正するのが「リバランス」です。

■ リバランスのタイミング

それでは、リバランスはどのようなタイミングで行えばいいのでしょうか。主に次の2つの方法があります。

  • 年に1回など定期的なリバランスを行なう
  • 最初の比率から5~10%変動があったらリバランスを行なう

それぞれ詳しく解説します。

□ 定期的にリバランスを行なう

初心者や忙しい人は、リバランスを定期的に行なうことをオススメします。

資産配分の変化を日々確認する必要はないので、投資に専念できない人でも取り組みやすいからです。

頻度は、毎月・四半期・半年・1年・3年などさまざまですが、リバランスにもコストがかかります。

毎月など、あまりにも頻繁にリバランスを繰り返すと、コスト負担が大きくなってしまいます。

「自分の誕生日」や「年度末」など覚えやすい日を決め、1年に1回程度リバランスを行なうようにしましょう。

□ ポートフォリオの比率変動があったらリバランスを行なう

最初のポートフォリオの比率が大きく変動したら、リバランスを行う方法です。

株式や債券の比率が、当初決めた水準から5~10%程度変動したらリバランスします。

これは、機関投資家が採用している方法です。

国内株式の場合、比率が34%(25%+9%)を超えたら乖離許容幅を超えているので売却し、16%(25%-9%)を下回ったら買い増しします。

GPIFなどの機関投資家は、資産運用の専門家であるプロのファンドマネージャーが運用を行っています。

常にマーケットをチェックしているので、機動的なリバランスが可能なのです。

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