ソフトバンクの私募ファンド「ビジョン・ファンド2」が持つ可能性を解説

ZUU online / 2019年9月18日 12時0分

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出典:Getty Images

ソフトバンクグループの孫正義社長は、大規模な私募ファンド「ソフトバンク ビジョン・ファンド2」を発足すると発表し波紋を呼んでいます。

今回は、「ソフトバンク ビジョン・ファンド2」について解説します。ファンドの目的や仕組み、そしてもう一つの私募ファンド「ソフトバンク ビジョン・ファンド」についても解説します

■ ソフトバンク ビジョン・ファンド2(SVF2)とは

「ソフトバンク ビジョン・ファンド2(SVF2)」とは、業界トップクラスのテクノロジー企業への投資を目的とした、ソフトバンクグループの私募ファンドです。

ソフトバンクグループが私募ファンドを設立するのはこれが初めてではありません。

既に同様のコンセプトで設立した「ソフトバンク ビジョン・ファンド(SVF)」が軌道に乗り、成功したのを受けてSVF2に繋がったのです。

ソフトバンク以外の投資者には、アップルやマイクロソフトといった名だたる国際企業の他に、みずほ銀行や三井住友銀行などの国内メガバンクがずらりと並んでいます。

発表日である2019年7月26日時点で、出資予定額は総額1080億ドルに到達。このファンドがどれだけ注目を集めているのか物語っています。

2019年8月時点ではファンドはまだスタートしていません。

しかし、ソフトバンクグループの孫正義社長は2、3ヵ月以内に投資を開始すると発表しているため、非常に注目が集まっています。

■ SVF2の目的

SVF2の目的はテクノロジー分野に投資をして、現状のAI革命の波を更に増して、世界を豊にすることです。

SVFの投資先を分析すると、オンライン金融やタクシーの配車アプリ、オンライン食料品配送サービスなど、インターネットを活用してライフスタイルを変化させるサービスを中心に投資をしています。

SVFの投資先は多岐に渡っており、投資した80社以上のAI関連企業はほとんどが外国の企業です。

投資リターンが年間45%に達していることからも、ファンドの分析能力は優秀であると言えます。

孫正義社長の意気込みは強く、5月に行われた決算会見では、「ビジョンファンドに対する情熱が私の情熱の97%」と力強く言い放ちました。

■ ファンドの仕組み

本来ならSVF2の組成などを解説したいところですが、現時点ではまだ組成が完了しておらず、SVF2の仕組みは不透明な部分が多いです。

そこで、本記事ではSVFの仕組みを解説しながら、SVF2に迫りたいと考えます。

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