【米国株動向】スナップ、ハイテク株の中では年初来で最高の上昇幅

ZUU online / 2019年9月21日 15時0分

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出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年9月14日投稿記事より

写真・動画共有アプリのスナップ(NYSE:SNAP)は、年初来で株価が200%近く上昇し、テクノロジーセクターの平均(約31%増)を大きく上回っています。

2年前に上場した際、成長余地への懸念から上場後に株価は急落してその後低迷を続けました。

今年初めの時点では、上場時との比較で同社は200億ドルの市場価値を失った状況でした。

年初来で、この損失の一部を取り戻しました。スナップが2017年3月にIPOを行ったときの時価総額は310億ドルで、現在は220億ドルです。

なお、競合のフェイスブック(NASDAQ:FB)の株価は年初来で42%増、ピンタレスト(NYSE:PINS)は16%増と2桁成長を記録していますが、スナップの株価ほど上昇していません。

スナップの好調な増益と新たな売上機会への期待が株価を押し上げています。

7月に発表した第2四半期(4月~6月)決算では、売上高は前年同期比48%増の3億8800万ドルとアナリスト予想を上回り、調整後赤字の幅はアナリスト予想よりも改善ました。

さらに、成長評価で重要な指標である日次アクティブユーザー数(DAU)は2億300万で、アナリスト予想の1億9200万を超えました。

CEOのエヴァン・シュピーゲルは、コミュニティ、エンゲージメント、売上高の成長は、同社が過去1年半に行ってきた転換が奏功したためと述べました。

ユーザーベースは2四半期連続で増加しました。

第3四半期(7月~9月)のDAUは2億500万から2億700万になると予想しています。

スナップが2年前に上場した時には、誰もがスナップを利用するようになり、「次のフェイスブック」になると期待されていました。

しかし、当初は若いユーザーしか利用していませんでした。

若者以外のユーザーおよび広告主は、同社アプリの「スナップチャット」の使い方が難しいと感じていました。

このため、2018年に一般向けのアプリにしようとしましたが失敗し、ユーザー数の減少につながりました。

スナップは結局、ルーツに戻りました。現在はAR(拡張現実)などの高度なテクノロジーを利用し、若いユーザーに再び焦点を当てています。

今年は、ユーザーの性別を変えた顔にしたり、赤ちゃん顔に変えたりするレンズ機能を展開しました。

このレンズは非常に人気で、何百万人も引き付け、エンゲージメントを高めました。

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