富裕層が「ビジネスクラス」を選ぶ理由

ZUU online / 2019年10月21日 21時45分

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富裕層が「ビジネスクラス」を選ぶ理由(画像=PIXTA)

(本記事は、加谷珪一氏の著書『“投資"に踏み出せない人のための「不労所得」入門』の中から一部を抜粋・編集しています)

※本書に記載した内容は、原則として2019年6月現在のものです。
※本書に示した意見によって読者に生じた損失について、著者および発行者は責任を負いません。

■本物のお金持ちはファーストクラスに〝乗らない〟

富裕層と聞くと、飛行機のファーストクラスを思い浮かべる人も多いと思いますが、実は富裕層の間ではファーストクラスはそれほど人気がありません。むしろビジネスクラスを選択する人が圧倒的に多いと思います。

その理由は、富裕層はコストパフォーマンスに対して非常に敏感だからです。

航空会社による宣伝の影響も大きいのかもしれませんが、ビジネスクラス以上に搭乗(とうじょう)すると、機内で豪華なディナーを堪能(たんのう)できるというイメージがあると思います。実際にビジネスクラスやファーストクラスでは好きな時間に食事が取れますし、料理も皿に盛ってサーブされ、ワインも豊富です。

しかしながら、ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗している富裕層の人は、思ったほど機内食を食べていません。機内食では、どうしても味に限界が出てきてしまうからです。

飛行機の機内は気圧が低く、騒音も大きいです。厨房(ちゅうぼう)で調理することもできないので、地上で食べる食事と比較するとどうしても味が劣ってしまいます。富裕層の場合、普段からそれなりの食事をしていますから、機内食を美味しく感じることはまずありません。食事を目当てにビジネスクラスやファーストクラスに乗る人は、ほとんどいないと思ってよいでしょう。

では、なぜビジネスクラス以上に乗るのかというと、とにかく体を疲労させないことを最優先したいからです。つまり、ビジネスクラス以上を選択する最大の理由は、できるだけ普段の状態を維持するため、ということになります。

ビジネスクラスあるいはファーストクラスなら、シートのピッチが広く、路線と機材によってはフルフラットになります。実際に利用したことがある人なら分かると思いますが、少しでも角度があるシートとフルフラットのシートでは、体の疲れがまったく違いますし、睡眠のレベルも大きく変わってきます。富裕層にとって時間はもっとも貴重な財産です。余分な体力を消耗して次の日程に影響が出ることは避けたいので、そこの部分にお金を払う価値が出てくるわけです。

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