REIT(不動産投資信託)と不動産投資の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを解説

ZUU online / 2019年10月11日 16時30分

写真

(画像=PIXTA)

近年不動産投資が注目されているが、その一つにREITがある。一般的な不動産投資とREITは、何が違うのだろうか。今回はそれぞれの特徴や、メリット・デメリットを解説する。投資先を選ぶ際の参考にしてほしい。

■REITと不動産投資の違い

そもそも不動産投資とは、建物や土地を購入し、それを貸して家賃収入を得たり、購入時よりも高い金額で売却したりすることで利益を得る投資だ。実際にマンションやアパートを購入するため、不動産が資産として残る。所有物件の管理は管理会社に任せることもできるが、基本的には投資家が責任を持つことになる。

それに対してREITは、不動産投資を行う投資会社が発行する証券(REIT)に投資するものだ。不動産投資会社は、投資家から募った資金に借入金を足して不動産を購入し、その物件で得た家賃収入を投資家に還元する。

REITは不動産投資信託ともいい、投資信託と同じように証券を購入して、運用益と売却益を得る投資だ。投資する不動産の選定や管理運用は投資会社が行うため、投資家は口を出すことができない。また証券であるため、購入する場合は証券会社を通じて取引を行う。

つまりREITと不動産投資の違いは、投資対象ということになる。

  REIT 不動産投資
投資方法 不動産会社が発行する証券を購入する 賃貸物件や土地などの不動産を実際に購入する
必要となる資金 10万円前後から 1,000万円前後から
購入方法 証券会社を通じて購入する 不動産仲介業者を通じて所有者から購入する
流動性 高い 低い
節税効果 なし あり

■REITのメリット・デメリット

REITのメリットとデメリットについて解説していこう。

●REITのメリット

REITを選ぶメリットは、以下のとおりだ。

・少額から投資できる
・利回りが良い
・不動産投資に比べると安全性が高い
・物件選びや運用をプロに任せられる
・不動産を管理する手間がない
・不動産投資に比べて流動性が高い
・売却益が期待できる

大きなメリットは、資金が少額でも投資できることだ。不動産投資は、株やFXなど他の投資に比べて多額の資金を必要とする。都心であれば、ワンルームでも最低1,000万円は必要だ。アパート一棟となると、築年数が古くても3,000万円以上はかかる。

ローンを利用して資金を借り入れることもできるが、あまりに高額なのでためらいを感じる投資家も多いだろう。物件に借り手がつかないと、ローンの返済が滞ってしまうリスクもある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング