今後トヨタの株価はどうなる?ペナントブレイクは上下どちらで発生するのか

ZUU online / 2019年10月11日 19時0分

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(画像=rvlsoft / Shutterstock.com)

トヨタ自動車株は2014年に日本銀行が追加で行った大規模金融緩和、いわゆる「黒田バズーカ2」後の上昇相場に乗り、2015年3月には8,783円まで上昇した。しかし、その後2015年8月に起きたチャイナショックによる株価下落で、一時は黒田バズーカ2による株価上昇は帳消しになった。

現在トヨタ株は7,000円台を回復し、ペナントパターンを形成中だ。今後それがどう動くのか、予測するためのポイントをまとめてみた。

■トヨタの最近の株価動向

日本を代表する企業であるトヨタ自動車<7203、以下トヨタ>の株価は、多くの投資家が注目している。国内市場の売買代金や出来高が減少する中、2019年以降トヨタ株は6,000~7,500円のレンジで取引されている。

時価総額24兆円を超えるトヨタクラスの大型株になると、個別材料よりも株式市場全体の値動きに影響を受ける。トヨタと日経平均株価のチャートを並べると、両者は概ね連動していることがわかる。

■過去にトヨタの株価が大きく変動した要因

直近10年で、トヨタ株は2回大きな上昇を見せた。

1 2012年末からのアベノミクス相場
2 2014年10月の黒田バズーカ2

トヨタ自動車クラスの大型株になると、決算の大幅修正やアクシデントがなければ、個別材料で動くケースは少ない。リーマンショック後、トヨタが業績を急回復した要因は、①アベノミクス相場 ②黒田バズーカ2という日本市場全体の上昇をもたらしたイベントに、素直に乗ったことだと言えるだろう。

●①2012年末からのアベノミクス相場

2012年12月の解散総選挙を経て、民主党から自民党へ政権が移り、第2次安倍内閣が発足した。第2次安倍内閣は経済重視の方針を取り、その経済政策はアベノミクスと呼ばれた。株式市場はこれを好感し、アベノミクス相場と呼ばれる大きな上昇を見せた。

2009年以降、トヨタ株は概ね2,500円~4,200で推移している。2012年12月は2,500円台で取引されていたが、民主党からの政権交代を機に上昇し2013年1月には4,390円をつけ、それまでの高値を更新した。

その後5月に6,760円まで上昇し、一旦上昇相場を終えた。約半年で株価が2倍以上になったことを考えると、アベノミクス相場がいかに力強かったかがわかるだろう。

●②2014年10月の黒田バズーカ2

2014年10月、日本銀行はすでに実施していた大規模金融緩和の追加を決定した。2013年の大規模金融緩和が「黒田バズーカ」と呼ばれたことから、2014年10月のそれは「黒田バズーカ2」と呼ばれることになる。アベノミクス相場はすでに一段落していたが、市場は黒田バズーカ2を好感し、国内株式相場は再び上昇した。

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