今後トヨタの株価はどうなる?ペナントブレイクは上下どちらで発生するのか

ZUU online / 2019年10月11日 19時0分

トヨタ株も上昇し、2013年5月の高値6,760円を11月に突破。2015年3月には2007年2月の高値8,350円を更新し、8,783円をつけた。アベノミクス相場に比べると上昇率は劣るものの、約半年で6,000円台半ばから8,000円台後半へと3割以上の上昇を見せた。

●黒田バズーカ2により8,000~8,500円の天井を形成

黒田バズーカ2の効果でトヨタ株は2007年2月の高値(8,350円)を更新したが、その後株価は押し戻され、結果的に8,000~8,500円で天井が形成されることになった。リーマンショック前から下落が始まっていたトヨタ株だが、黒田バズーカ2により、リーマンショック前の株価水準を一時的に回復している。

しかし8,783円で跳ね返されたことで、この価格帯の天井の厚さが再認識されることとなった。今後トヨタ株が上昇する場合、過去2度跳ね返された8,000~8,500円の天井が強く意識されることになるだろう。

●その後のチャイナショックで黒田バズーカ2の効果は帳消しに

2015年8月に発生した中国の上海株式市場の急落、いわゆるチャイナショックを契機に、世界の株式市場は下落に転じた。トヨタ株も影響を受け下落を続け、2016年6月には4,917円という黒田バズーカ2前の水準まで下落した。

その後株価は上昇し、2019年9月時点で7,000円台を回復している。トヨタ株は黒田バズーカ2で上昇し、チャイナショックで下落した後、方向性を見出せない状態が2年以上続いている状態なのだ。

■トヨタの株価動向を予測するポイント

黒田バズーカ2相場の中で、トヨタの株価は8,000~8,500円の天井に跳ね返された。現在は黒田バズーカ2による上昇分の半値程度の水準にある。

現在のトヨタ株は、ペナントパターンを形成中だ。

●ペナントパターンはレンジ相場

現在のトヨタ株は、2015年3月の高値8,783円と2016年6月の安値4,917円の間で、ペナント(三角)パターンを形成している。

ペナントパターンは、相場の方向性が生じないレンジ相場で出現する。トヨタ株は高値を切り下げながら、また安値を切り上げながら推移する、方向性のない値動きが続いている。

ペナントパターンでは、株価がペナントの頂点に近付くと、ペナントブレイクというかたちで新しいトレンドを形成する。ただし、それがいつ発生するかはチャートを見ただけではわからない。頂点付近でブレイクするケースが多いが、長期に渡りブレイクが生じないケースもある。よってペナントブレイクを狙う際は、焦らず待つというスタンスも必要だ。

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