今後のソフトバンクグループの株価はどうなる?

ZUU online / 2019年10月11日 19時15分

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(画像=chrisdorney / Shutterstock.com)

ソフトバンクといえば、携帯電話会社というイメージが強いかもしれない。ソフトバンクは子会社であり、親会社であるソフトバンクグループ(ソフトバンクG)は現在投資事業を営んでいる。同社の投資事業は堅調に推移しているものの、株価は5,000円に到達した後、停滞している。今後上下どちらに抜けるのか、注目されている状態だ。

■ソフトバンクGの最近の株価動向

ソフトバンクグループ<9984>株は、ITバブル時に1,000円以下の株価が1年も経たずに1万1,000円を突破した、ITバブルを象徴する銘柄だ。ただし2002年11月には137円にまで下落し、ITバブル崩壊も経験している。しかしその後は徐々に上昇し、2017年には5,000円を回復した。

ITバブル崩壊後、2002年8月には137円にまで下落したソフトバンクG株だが、その後株価は右肩上がりだ。2006年の新興市場バブル、2013年のアベノミクス相場、2016年にはソフトバンクGが投資会社となり、その後の上昇相場を経て2017年には5,000円を回復した。

その後は、一進一退の攻防が続いている。2016年からの上昇相場に乗って5,000円を回復したソフトバンクG株だが、5,000円台が定着せず方向性が定まらない状況だ。

●チャートパターンとしては拡大波動を描く停滞相場に

チャートパターンの一つに、トレンド発生後にペナント(三角)を描き値動きが停滞するペナントパターンがある。ペナントは頂点に近づくにつれてペナントブレイクが発生しやすくなり、そのブレイクによって再びトレンドが発生する。

株式や為替市場では、トレンドが発生した後に停滞相場が到来し、値動きが膠着するケースが多い。ペナントは停滞相場の典型的なチャートパターンだが、高値の切り上げと安値の切り下げが進行し、拡大波動を描くこともある。

5,000円を基点に上値の切り上げと下値の切り下げが進むソフトバンクG株は、まさに拡大波動を見せており、チャートパターンとしては典型的な停滞相場と言えるだろう。

■過去にソフトバンクグループの株価が大きく変動した要因

直近10年で、ソフトバンクG株は2度の大きな株価上昇を経験している。

1 2012年末からのアベノミクス相場
2 投資事業へ業態転換した2016年以降

それぞれについて解説しよう。

●①2012年末からのアベノミクス相場

2012年12月の解散総選挙で民主党が下野し、自民党が政権に復帰して第二次安倍内閣が発足した。安倍政権の経済活性化政策はアベノミクスと呼ばれ、株式市場はこれを好感し、アベノミクス相場が到来した。

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