インデックス投資がお金持ち向けの投資方法という勘違い

ZUU online / 2019年10月24日 12時0分

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出典:Getty Images

ブログやSNSで『インデックス投資はお金持ち向けの運用方法』という議論・主調を見かけることがあります。

その背景には『インデックス投資は期待リターンが年3~5%なので、毎月の投資額が大きくないと資産を築けない』というのが主な理由です。

しかしこの主調は、正しくありません。

なぜなら資産運用の利回りは、

(投資元本×期待リターン)×年数

そしてここに、結果の不確実性(リスク)が入ります。

つまり投資元本が大きければ有利なのは定期預金でも保険商品でも同じことなので、インデックス投資は別にお金持ち向けの運用方法ではない訳ですね。

インデックス投資の良いところは、投資対象を分散させることで期待リターンの減少を抑えながら、分散効果によって結果の不確実性(リスク)を低く出来ることです。

そしてインデックス投資最大のメリットは、投資信託やETFというツール1つで完結できてしまう『手間の少なさ』ですね。

インデックス投資によって資産を築いた人は投資に割く時間が少なくて済む分 『収入アップの努力をした⇒不要な出費を削る⇒結果的に毎月の投資額が大きくなった』という当たり前の話なのです。

その理由は資産形成の基本公式を確認すると一目瞭然でしょう。

資産形成={(収入-支出)+リスク資産の運用利回り}×年数

資産形成とは稼ぐことと倹約を努力することが第一であって、資産運用は補助的な役割であることを忘れてはなりません。

収入の観点でいうと、勤務先の産業構造によっては収入増加が高望みできない可能性があります。

そんな時はいっそのこと、転職を第一の選択肢にしたいところです。

昨今は政府が会社員への副業を解禁とする働きかけがあるものの、本業+家事・育児をしながらさらに副業まで行うのはQOLの観点からも容易ではありません。

副業の代表格といえばアフィリエイト、ブログの広告収入、Youtubeがありますね。

誰もがお手軽に始められる業種というのはそれだけ競争相手が多く、投入時間と報酬が吊り合うには相当の努力と才能が必要だと思われます。

むしろその努力と手間が必要な分を、転職活動にあてがいたいところです。

支出削減の観点だと今使っているスマホの料金プランの見直しや、生活必需品である自家用車のダウンサイジングをした方が、確実に収支がよくなります。

世界的に有名な著書『隣の億万長者』でも書かれていますが、財を築いた人たちは必ずと言っていいほど、倹約に励んでいます。

そして忘れてはならないのが、1度「収入-支出」で増やした世帯リターンは、収入が減らない限り永続的なプラスリターンになります。

永続的なプラスリターンを生み出し続ける仕組みを構築することが、お金持ちへの道標となるのは間違いないでしょう。

世の成功例から逸脱した結果を望む場合は、並外れた努力をするか、恵まれた運に頼るしかないのです。(提供:The Motley Fool Japan)

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