【米国株動向】アルファベットの減益決算で注目すべき5つの指標

ZUU online / 2019年11月1日 11時0分

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出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年10月29日投稿記事より

グーグルの親会社アルファベット(NASDAQ:GOOGL)(NASDAQ:GOOG)が28日夕方に発表した第3四半期(7~9月)決算は、アナリストのコンセンサス予想を下回る大幅な減益となりました。

決算発表を受け、29日に株価は約2%下落しました。

アルファベットの第3四半期決算で注目すべき点は、以下の5つです。

■ 1.売上高は20%増の大幅な伸び

第3四半期売上高は前年同期比20%増の405億ドル(約4兆4000億円)で、アナリスト予想の403億ドルを上回りました。

為替中立ベースでは、増収率は22%です。

グーグルのスマートフォン向けの検索連動広告、ユーチューブ、グーグルクラウドが増収を牽引しました。

広告売上は17%増で、第2四半期の16%増、第1四半期の15%増から若干加速しています。

また、グーグルの「その他の売上(非広告事業売上)」は39%増と好調で、グーグルクラウドやグーグルプレイが牽引しています。

■ 2.グーグル、フランス当局に対して11億ドル支払い

グーグルは9月に、脱税疑惑問題を巡りフランス当局に対して5億ユーロ(約5億5400万ドル)の罰金を支払い、和解に達しました。

グーグルはまた、4億6500万ユーロ(約5億1000万ドル)の追徴課税分も支払いました。

このフランス当局への合計11億ドルにおよぶ支払いが、アルファベットの利益の足を引っ張りました。

■ 3.営業利益は6.2%増

営業利益は前年同期比6.2%増の92億ドルでした。

グーグルセグメントの営業利益は14%増の109億ドルで、「その他」セグメントの損失は29%拡大し、9億4100万ドルでした。

費用増が増収を上回ったため、営業利益率は前年同期の26%から23%に低下しました。

■ 4.1株当たり利益は23%減

純利益は前年同期比23%減の71億ドルで、1株当たり利益も同じく23%減の10.12ドルとなり、アナリスト予想の12.46ドルを下回りました。

■ 5.営業キャッシュフローは155億ドル

営業キャッシュフローは、前年同期の132億ドルから増加し155億ドルとなり、フリーキャッシュフローは87億ドルでした。

第3四半期末時点の現金及び有価証券残高は1210億ドルにのぼります。

■ 自動運転車子会社のウェイモについて

アルファベットは、自動運転車子会社のウェイモに関する数値は公表していません。しかし、第3四半期決算資料によれば、昨年12月に開始したアリゾナ州フェニックスでの一般市民向け自動運転車利用は拡大しています。

また、アリゾナ州の高速道路でトラックの自動運転をテストしています。

さらに、フロリダ州南部やロサンゼルスなどで自動運転車のテストを拡大しています(提供:The Motley Fool Japan)

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