投資信託の利回りとは何か?利回りだけで投資信託を選んではいけない3つの理由

ZUU online / 2019年12月2日 14時0分

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投資信託は預金のように確定した利回りが得られる商品ではないため、利回りの概念は少し複雑だ。投資信託の利回りとはどのようなものか、計算方法や注意点を整理していく。さらに、資産を2倍にするために必要な利回りが簡単に計算できる便利な「72の法則」も紹介する。

そもそも投資の利回りとは何か?

利回りとは投資金額に対する収益の割合のことを指す。例えば、100万円を投資して1年後に1万円の利益を得ることができたのであれば、1年間の利回りは1%である。

1万円(収益) ÷100万円(投資金額)×100=1(%)

利回りを見れば、どれだけの利益を得ることができたのかを容易に知ることができ、他の金融商品とも収益性を比べやすくなる。

初心者にとって金融商品を理解することが難しいのは「利回り」の感覚が身に付いていないことが大きな理由の一つである。逆に言うと、「利回り」に関する知識が身に付くと、どの商品に投資すべきか、あるいは投資すべきでないのか、感覚がつかみやすくなる。それは株式、債権、不動産、投資信託を含むすべての金融商品について言えることである。

投資信託の利回りは、あくまで過去の結果に過ぎない

「利回り」と聞くと、預金から受け取れる利息を連想するかもしれない。基本的な考え方は同じだが、より厳密に言うと、投資信託の利回りは預金でいう利回りとちょっとした違いがある。

一般に、預金は預けた時点で、元本に対して受け取れる利率が決まっている。そのため、預金した時点でどれほどの利息を受け取れるかが確実に把握でき、利回りもその時点で確定する。一方、投資信託は購入した後に値動きがあり、収益は変化する。

投資信託は値動きがある商品であり、元本保証もない。値動きした結果、どれほどの利益が得られるかは、投資した時点では分からない。また、収益の配分として分配金を受け取れることもあるが、決算を迎えるまで分配金の金額を知ることはできず、無分配のこともあり得る。

そのため、投資信託の利回りは、結果としてどれくらいの収益があったかを後に計算するものであり、未来にどれほどの利回りがあるかを予測するものではないのである。

投資信託の実際の利回りはどれくらい?つみたてNISA対象ファンドを紹介

では、実際の投資信託の利回りはどれくらいなのだろうか。

つみたてNISAの対象となっている投資信託の中からいくつか紹介しよう。主立ったインデックスファンド4本とアクティブファンド2本のトータルリターンは以下のとおりだ。

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