投資信託の利回りとは何か?利回りだけで投資信託を選んではいけない3つの理由

ZUU online / 2019年12月2日 14時0分

高い利回りを求めれば、それだけリスクも高くなる。投資信託は想定どおりの運用成績が得られる保証はない。だが、リスクとリターンのバランスを考え、どの程度の利回りを得られれば、どれくらいの資産を築くことができるのかを把握しておくことは資産形成において大いに役立つ。どれくらいの利回りを想定するかによって結果は大きく変わり、取るべき投資戦略も変わってくるのである。

一般に、長期間の利回りを計算する場合、複利計算が用いられるため、利回り計算は複雑になる。しかし、こうした利回りのシミュレーションは、公的機関や金融機関のサイトにも掲載されており、気軽に計算することができる。

利回り計算に便利な「72の法則」

複利計算で長期の利回りを計算するのは少し複雑だが、簡易的に利回りなどを計算できる便利な「72の法則」を紹介する。

「72の法則」とは

「72の法則」とは、投資した元本が何年で2倍になるかを簡易に計算できる便利な法則だ。しかも、複利計算を前提としているため使い勝手が良い。

「72の法則」:72÷金利≒2倍になる期間 (年)

例えば、0.1%の利回りで運用した場合、何年で資産を2倍にすることができるだろうか。

72÷0.1(%)≒720(年)

現在の預金のような低い利回りでは、なかなか資産を増やしていくのは難しいことが分かる。

利回りを5%までアップさせると、以下の計算式のとおり約14年で資産が倍になることが導き出される。

72÷5(%)≒14(年)

利回りは未確定で、いつまでに資産を倍にしたいのか、というゴールが決まっているのであれば、下記のようにして「資産を2倍にするために必要な利回り」も計算できる。

72÷X(年)≒Y(%)

10年で資産を2倍にしたいのであれば、X=10(年)となるので、Y=7.2(%)であることが導き出せる。40歳の時に、「今の資産を倍にして50歳でセミリタイアしよう」などと目標を立てた場合は、毎年7.2%の利回りで資産を運用することを目指せばよい、となる。

自分の人生に合う資金計画を

「72の法則」を利用して計算した年数や利回りは、大まかな数字である。しかし、この法則を知っておくことで資産運用の計画を立てる際に容易に概算値を把握でき、目標とする利回りも想定しやすくなる。

目標が定まれば、必要以上にリスクを取ることもないし、必要以上に保守的になることもなくなる。このように自分の人生の目標に合う資金計画を立てることが、何よりも大切なのである。

(提供=オリックス銀行/ZUU online)

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