Facebook、インスタグラムで2017年までに28億ドルの利益を生み出せるか?

ZUU online / 2020年9月1日 16時40分

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Facebook、インスタグラムで2017年までに28億ドルの利益を生み出せるか?(写真=Instagram)

 米Facebook社のインスタグラム、ユーザー3億人超えで収益化の準備整う。

 Facebook <NASDAQ:FB> のインスタグラムは広告管理用APIをマーケティング・パートナー向けに公開した。これでインスタグラム上の広告スペース購入プロセスが自動化することになる。

 このAPIを使うことで、広告主はインスタグラム広告の企画やクロス販促を、FacebookやTwitter <NYSE:TWTR> などのデジタル広告プラットフォームと連動して行うことが可能になる。外部プラットフォームを使ってインスタグラムでの全マーケティング活動をモニタリングすることもできる。これまで、インスタグラムに広告を載せたい企業は20万ドルの最低料金が必要だった。営業担当者が発注を受け、個別に企画、承認というプロセスを踏んでいた。

 最低料金制を撤廃しプロセスを自動化したことで、インスタグラムの全世界における年間広告収入は、リサーチ会社イー・マーケターによれば、本年度の5億9500万ドルから、2017年までに28億ドルに急増する見込みだ。これはFacebookの全世界広告収入予想額のおよそ10%に当たる。

■進化するインスタグラム

 かつてFacebookがインスタグラムを10億ドルで買収した際、人々の反応は冷ややかだった。コンピュータ・ワールド社のスティーヴン・J・ボーガン・ニコルスは、当時3500万人のインスタグラム月間ユーザーの多くは定着しないだろうと述べ、「10億ドルはまったくの無駄遣い」と決めつけた。

 ところが昨年12月、インスタグラムは月間ユーザー数がTwitterを抜いて3億人に達したことを発表した。これに対しツイッターの共同創立者エヴァン・ウィリアムズは、フォーチュン誌のインタビューに答えて、インスタグラムが「きれいな写真を眺めたい利用者を増やそうが」まったく気にしないし、「ツイッターはインスタグラムが到底及ばないほどの利益を上げている」と語った。

 2014年の時点では確かにそうだった。しかし、イー・マーケター社の読みが正しければ、インスタグラムはついに、Twitterの本年度予想利益22億ドルを上回る額を稼ぎ出すことになりそうだ。

 大規模なユーザー基盤の環境が整い、インスタグラムは広告機能の強化を開始した。昨年導入した動画広告は広告主とユーザー双方からの支持を得た。今年3月にはカルーセル広告表示を取り入れ、一つの広告により多くのイメージを盛り込むことができるようになった。また6月にはFacebookのプロフィールから集めたユーザーデータにアクセスして動くターゲティング機能ツールを広告主に提供した。同じく6月、「Shop Now(今すぐ買う)」ボタンと外部リンクへのサポート機能を取り入れた。

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