特集2017年2月26日更新

今年の受賞作は!?アカデミー賞

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2017年第89回アカデミー賞

アカデミー賞とは

米ロサンゼルスで開催される、世界最大といわれる映画の祭典。受賞者にはオスカー像が渡されるため、オスカーと呼ばれることも。世界三大映画祭よりも古くからあり、知名度も絶大なため、各界からの注目度が非常に高い映画賞である。

アカデミー賞授賞式

[日時] 2017年2月27日(月)10:00頃-(日本時間)

[会場] ドルビー・シアター
(ハリウッド & ハイランド 6801 Hollywood Blvd, Hollywood, CA 90028 アメリカ)

アカデミー賞の見どころ

「白すぎるオスカー」から一転、多種多様な人種がノミネート

昨年は主演男優賞、主演女優賞など俳優に関連する賞にノミネートされた20人が2年連続で白人ばかりだったことで「白すぎるオスカー」と批判された。候補を選考する会員の多様化を進めた結果、今年は俳優部門の賞の20人のうち、7人が白人以外の人種からノミネートされている。

アカデミー会員のメンバー入れ替えなど、早急な対応を迫れらることになったが、今年はメキシコ人監督のギレルモ・デル・トロ監督、日本人の渡辺謙など過去のアカデミー賞受賞者や候補者が映像に登場し、それぞれの思い出を語りながら候補を発表していくという新しいスタイルで、ノミネーション発表から人種の多様性をアピール。
そして俳優部門の候補者も、20人中7人がアフリカ系やインド系俳優で占められているうえに、ほか13人のなかでもフランス人、イギリス人、オーストラリア人など多国籍な俳優たちが名を連ねており、各メディアは「人種差別主義の米ドナルド・トランプ大統領の誕生とは裏腹に、オスカーは多様性のある結果になった」と報じている。

司会はジミー・キンメル

司会はコメディアンで司会者でもあるジミー・キンメルが務める。キンメルは2016年9月にエミー賞授賞式でも司会を務めており、同シーズンにアカデミー賞と2つの司会を務めるのは史上初。

リアルタイムで出演者たちのSNS発信も

最近はInstagramやTwitterの使い方も気になりますよね。出演者たちも会場やバックステージからツイートしたり、自由に表現ができるんです。要するに、「そういう度量がアメリカのエンターテインメントにある」という表現ですよね。予定調和じゃない、まさに“ムムッ!”という瞬間が出てくると思います。
リアルタイムでSNSと楽しめるのは一期一会だと思うので、ライブで見ていただきたいですね。受賞スピーチとか衣装とか、みなさんもああだこうだ言いながら一緒に楽しんじゃって欲しいです!

アカデミー賞の有力候補

最有力候補は最多13部門14ノミネートの「ラ・ラ・ランド」。ともに8部門ノミネートの「ムーンライト」と「メッセージ」が受賞する可能性も。

ラ・ラ・ランド

ゴールデングローブ賞7部門を制し、最有力候補と目されている『ラ・ラ・ランド』は13部門14ノミネートで歴代最多タイ。デイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画で、エマ・ストーンは主演女優賞の大本命。日本では2月24日より全国ロードショー。

 とにかく圧巻なのはオープニング。シネマスコープ画面いっぱいに、高速道路の渋滞にはまった車列から女性が1人飛び出し、歌って踊りだす。すると周囲の人々も次々に続いて……という展開は、往年のミュージカル映画を思わせると同時に、今の若い世代にはフラッシュモブのように映るのかも。

ムーンライト

ゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞を受賞した「ムーンライト」にも注目が集まる。ブラッド・ピットが製作総指揮ということでも話題。バリー・ジェンキンス監督には黒人として初の監督賞受賞の期待がかかる。

 オランダで開催された第46回ロッテルダム国際映画祭の各賞が現地時間3日に発表され、観客賞をバリー・ジェンキンス監督の『ムーンライト』が受賞した。同作品は現地時間2月26日に発表される米アカデミー賞で作品賞他8部門にノミネートされており、各映画賞を席巻している『ラ・ラ・ランド』の対抗馬として、ますます期待が高まりそうだ。

メッセージ

8部門ノミネートの「メッセージ」も要チェック作品。アカデミー賞ノミネーション前に40もの映画賞を受賞し、特にナショナル・ボード・オブ・レビューで主演女優賞を受賞した主演のエイミー・アダムスはハリウッドの殿堂入りを果たしている。

 英国アカデミー賞では9部門ノミネートを果たし、各ギルド賞でも軒並みノミネートされておりますこの作品は、米「ハリウッド・リポーター」誌の最新のオスカー予想でも、作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、録音賞、音響効果賞、視覚効果賞の10部門で“フロントランナーズ”(第一候補グループ)とされております。

作品賞ノミネート

ラ・ラ・ランド

邦題ラ・ラ・ランド
原題La La Land
監督デイミアン・チャゼル
出演者ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノ、ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ジョシュ・ペンス、ジョン・レジェンド
公式サイト映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト

ムーンライト

邦題ムーンライト
原題Moonlight
監督バリー・ジェンキンス
出演者トレバンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ジャネール・モネイ、アシュトン・サンダース、ナオミ・ハリス、マハーシャラ・アリ
製作総指揮ブラッド・ピット
公式サイト映画『ムーンライト』公式サイト

メッセージ

邦題メッセージ
原題Arrival
監督ドゥニ・ビルヌーブ
出演者エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、マイケル・スタールバーグ
公式サイト映画『メッセージ』 オフィシャルサイト / ソニー・ピクチャーズ

Fences

原題Fences
監督デンゼル・ワシントン
出演者デンゼル・ワシントン、ビオラ・デイビス、スティーブン・マッキンレー・ヘンダーソン、ジョバン・アデポ、ラッセル・ホーンズビー、ミケルティ・ウィリアムソン
公式サイトFences

HACKSAW RIDGE

原題HACKSAW RIDGE
監督メル・ギブソン
出演者アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィービング、レイチェル・グリフィス、ビンス・ボーン
公式サイト映画「ハクソー・リッジ」公式サイト

最後の追跡

邦題最後の追跡
原題Hell or High Water
監督デビッド・マッケンジー
出演者ジェフ・ブリッジス、クリス・パイン、ベン・フォスター、ジル・バーミンガム、マリン・アイルランド、ケビン・ランキン、デイル・ディッキー、ウィリアム・スターチ
公式サイト最後の追跡 / Netflix (ネットフリックス)

Hidden Figures

原題Hidden Figures
監督セオドア・メルフィ
出演者タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー、キルステン・ダンスト、ジム・パーソンズ、マハーシャラ・アリ、オルディス・ホッジ、グレン・パウエル、キンバリー・クイン
公式サイトHidden Figures (2016) Official Movie Site / 20th Century Fox

LION ライオン 25年目のただいま

邦題LION ライオン 25年目のただいま
原題Lion
監督ガース・デイビス
出演者デブ・パテル、 ルーニー・マーラ、 ニコール・キッドマン、デビッド・ウェンハム、サニー・パワール、アビシェーク・バラト、プリヤンカ・ボセ、タニシュタ・チャテルジー、ナワーズッディーン・シッディーキー、ディープティ・ナバル、ディビアン・ラドワ、サチン・ヨアブ、パッラビ・シャルダー、アルカ・ダス
公式サイト映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』公式サイト

マンチェスター・バイ・ザ・シー

邦題マンチェスター・バイ・ザ・シー
原題Manchester by the Sea
監督ケネス・ロナーガン
出演者ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ、カーラ・ヘイワード
公式サイトManchester by the Sea

アカデミー賞受賞後の監督や出演者が、どんなスピーチをするかも必見。日本では公開はまだこれからという作品もあり、上映が待たれる。

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