特集プロ野球・クライマックスシリーズ

セ・パともにレギュラーシーズンが終了し、いよいよクライマックスシリーズへ。まずはセは2位の巨人と3位のDeNA、パは2位のソフトバンクと3位のロッテとの対戦になります。セの王者・広島、パの王者・日ハムへの挑戦権を得るのはどちらのチームか?見どころをまとめてみました。(2016年10月8日更新)

[写真] 菅野と田口はベイ苦手…巨人CS第1S敗退これだけの根拠 / 日刊ゲンダイDIGITAL

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横浜スタジアム上段席から

DeNAベイスターズが『<秦基博「青」>FOR REAL ー2017シーズン開幕ー』を公開…2017年は青の時代にする

サイクルスタイル / 2017年3月31日 15時23分

2017年のプロ野球公式戦が3月31日、セ・パ両リーグ同時開幕を迎える。新たな1年の始まりを前にDeNAは、公式YouTubeチャンネルとフェイスブックで『<秦基博「青」>FOR REAL ー2017シーズン開幕ー』を公開した。 [全文を読む]

セ・リーグ:広島への挑戦資格を得るのは巨人かDeNAか

セ・リーグ クライマックスシリーズファーストステージ日程
10/8(土) 14:00 読売 対 横浜DeNA 東京ドーム
10/9(日) 14:00 読売 対 横浜DeNA 東京ドーム
10/10(月) 14:00 読売 対 横浜DeNA 東京ドーム
鍵を握る選手・投手編 第1戦先発に異変あり?

巨人エース菅野が第一戦先発回避?

(写真:スポーツ報知)

エースは東京Dで行われた全体練習に参加せず帰宅。登板予定日の2日前に練習を行わないのは異例で、何らかのコンディション不良を訴えた可能性がある。7日の状態を確認してからの最終判断となるが代役にマイルズ・マイコラス投手(28)を準備させる。

代役は第2戦予定だったマイコラスか

(写真:スポーツ報知)

菅野の状況次第で登板日が変更されることについて「その話は初めて聞いたけど、常に準備はしている。全く変わらないよ。睡眠を取って自分のルーチン通りやればね。決まればそこに合わせるだけです」と言い切った。

今シーズン防御率・奪三振の2冠を獲得した菅野

(写真:スポーツ報知)

菅野「後先考えず最初から飛ばす。完投は考えない」

抜群の成績だが打線の援護に恵まれない菅野

菅野の個人成績もさることながら、クライマックスシリーズを戦うチームにとって気になるのは春先から上向いてこない右腕の勝ち運だ。好投しても打線の援護に恵まれなかったり、リードをもらってもこの日のように不運な打球に泣かされたり、守りのミスや救援陣の炎上でも白星を逃した。「これからのポストシーズンの短期決戦は一発勝負。内容よりも結果が全て。今日のような投球ではやられてしまう」と危機感を募らせる。

DeNA第1戦先発はエース・山口かGに相性抜群の石田か

11勝のエース・山口が右肩違和感で登板を回避する可能性があり、山口に次ぐ9勝の石田が先発濃厚

(写真:スポーツ報知)

山口を欠けば痛手となるが、石田は対巨人に今季6試合で2勝負けなし。攻撃の軸となる坂本を15打数3安打の打率2割に封じるなど、頼もしい結果を残している。

FAで一時は移籍も考えていた(かも知れない)山口だったが、CS出場で吹っ切れた?

「今季は先発で自己最多の11勝(5敗)と初めて2桁勝利を挙げました。今、波風立ててDeNAを出る理由は薄れているものの、彼の巨人への憧れはいまだ強いと聞きます。そのためアッサリ残留とも決められない」(スポーツ紙デスク)
第2戦以降の先発・抑え陣は…

巨人はマイコラス・田口の“3本柱”フル回転か

3試合で2戦先勝の第1Sは、菅野、マイコラス、田口の順で用意。この勝敗で最終Sの登板順も変わってくるが、先発3本柱を優先的に投入する方針は不変だ。

第2戦で先発が予想されるマイコラスはおとぼけモード

(写真:スポーツ報知)

練習後、そのことについて報道陣に聞かれると「スパゲッティミートソースのレシピについて。秘伝のレシピなのでみなさんにお教えすることはできないです」と不敵な笑みを浮かべて話した。

第3戦先発予想の田口は23日のDeNA戦で7失点KOされたのを含め3連敗中。さらにDeNAを苦手というデータもあり…

(写真:ベースボールキング)

「投手の柱となる菅野も田口も、DeNA戦を一番苦手にしている(菅野1勝1敗、防御率4・05、田口1勝2敗、防御率3.74)。

DeNA第3戦先発予想の今永は「一人一殺」

(写真:スポニチアネックス)

左腕はCSへ向けて「初球からしっかりと自分のベストのボールが投げられるように。一人一殺の気持ちで、後ろは見ずにやりたい」

不本意なシーズンだった中継ぎの山口だが、ベイの主砲・筒香斬りに自信。

(写真:スポニチアネックス)

本塁打と打点の2冠に輝いた大砲を、山口は今季8打数1安打と封じ込めた。しかし、9年連続60試合登板という前人未到の記録を打ち立てた左腕も、その存在には一目置く。「打ち損じも少ないし選球眼もいい。凄い打者」。内角を突き、いかに外角のゾーンを広く見せるかが勝負になる。

一方、DeNAの中継ぎ・田中は“巨人キラー”で鳴らす男。

(写真:スポニチアネックス)

特筆すべきは対巨人戦での成績。今季8試合、昨季も5試合に登板していずれも防御率0・00の“巨人キラー”。今季14勝10敗の巨人戦勝ち越しは、田中の投球によるところが大きい。

巨人最大のアキレス腱は抑え・澤村の不調か

(写真:夕刊フジ)

守護神2年目の今季は37セーブを挙げ、セーブ王のタイトルは既に確定。しかし夏場以降は苦しんでいる。7月まで1・35だった防御率は、8月は4・26、9月は5・40と勝負どころでの救援失敗が目立つ。
今季巨人の勝ち頭は田口の10勝。球団史上最少タイの低水準に導いた“立役者”は、9月30日の阪神戦(甲子園)で8度目のセーブ失敗を犯した沢村拓一投手(28)だ。

不調から立ち直ったハマの守護神・山﨑

(写真:ベースボールキング)

不振により、一時的にクローザーから外れていた横浜・山﨑康投手が9回のマウンドに戻った。 ここまでラミレス監督はクローザーに関して数字や相性など、柔軟な姿勢を見せていたが、いよいよ守護神の完全復活にゴーサインが出た。
鍵を握る選手・打者編

ギャレット・坂本vsロペス・筒香!そして伏兵は…

DeNAにとにかく強い4番・ギャレット

(写真:スポニチアネックス)

「いつも以上を求めると自分の力が出せない。いつも通りのプレーを心掛けることが第一」と35歳は肩の力を抜く。

打撃開眼で2冠の坂本。その理由は?

(写真:夕刊フジ)

昨季の打率・269から、4年ぶりに3割に乗せて自身の最高打率を更新。好調の要因は軸足のためにある。春季キャンプで右足に体重を乗せる打撃フォーム改造に着手。ボールを呼び込むため、逆方向への安打が昨季の27本から44本に激増した。三振は79から67に減り、四球は65から81に増えた。
停滞を打開し絵馬の目標を達成するため、春季キャンプでは打撃改造に踏み切った。松井秀喜臨時コーチから右足を軸足にして体重をしっかり乗せる打法を教わり、大きく上げていた左足の上げ幅も抑え、よりシンプルなフォームを志向した。

クルーズ抹消で掴んだチャンス。2年目の岡本が切り札になるか

(写真:スポーツ報知)

1日のファーム選手権では、1本塁打を含む2安打3打点でMVPに輝いたが、そのまま好調をキープ。ケージ裏で打撃を見守っていた高橋監督は「(メンバーに)入るなら代打。旬だからね。結果を残して、状態もいいと聞いている」と、CSでの登録を示唆した。

ホームラン&打点の2冠王・筒香は今や日本人最強打者の風格

(写真:スポニチアネックス)

主将でもある筒香は「チームタイトルは獲っていない。勝ち取りにいきたい」と意気込む。巨人には今季14勝10敗1分けと勝ち越し、その原動力になったのは打率・319、7本塁打、18打点と打ち込んだ4番だ。初戦の先発が予想されるエース菅野との今季の対戦成績も15打数5安打、3本塁打と好相性だ。

9月に驚異的な打棒爆発。古巣相手に燃えるロペス

(写真:スポニチアネックス)

続いて相性がいいのはホセ・ロペスで打率.330、8本塁打。対戦球団別の打率ではリーグ最高で、本塁打もヤクルト戦に並んで最多タイ。東京ドームでも打率.282は、本拠地横浜スタジアムでの打率.268よりも高い数字だ。以前、巨人に在籍していたこともあってか、強さを発揮している。

9月23・24日の巨人戦では4安打3HR5打点と大暴れ

切り込み隊長・桑原は菅野キラー

(写真:スポニチアネックス)

初戦先発が濃厚な菅野との対戦成績は打率・357。初戦が最も大事という短期決戦のセオリーを考えれば、桑原の出塁が大きな鍵を握る。ラミレス監督も「上位打線がどれだけ出塁できるか」とキーマンに挙げる。
監督対決は“管理野球vsスモール野球”?

(写真:日刊ゲンダイDIGITAL)

巨人・由伸監督は“三禁”で体調管理
1.入浴は湯船に。シャワーのみはダメ
2.就寝直前のスマホ、パソコン使用はダメ
3.朝食抜きはダメ

また、プレー態度に難のあるクルーズを登録抹消し規律を徹底

短期決戦を考慮しバンドなど細かいプレーで攻略を図るラミレス監督

(写真:サイクルスタイル)

「シーズンとCSは全く違う。どんな方法でも得点が取れるなら、という表れ」。ラミレス監督の狙いは、シーズン中とは一転したスモールベースボールだ。

万年BクラスのチームをCSへ進めたラミレス監督の手腕への評価は高い

「今季から指揮を執るラミレス監督です。今年のDeNAの強さは、まさに若手の活躍にあったんですが、監督がその若手を積極的に起用したんです。それもこれも、彼が現役時代の最後をベイスターズで過ごしたからこそ、成しえた“業”です」
「決してラミちゃんのイメージの残るパフォーマンス型監督として、呼んだわけではありません。異国である日本で、生活環境や野球の違いに順応して、あれだけの結果を残した人です。こういう人は孤独に強いんです。経営者と同じ。ラミレス監督は、負けてもぶれずに暗い空気を作りませんでした。そこにも期待をして監督招聘したわけです。

パ・リーグ:屈辱の大逆転喫したソフトバンクと下克上狙うロッテ

パ・リーグ クライマックスシリーズファーストステージ日程
10/8(土) 13:00 福岡ソフトバンク 対 千葉ロッテ ヤフオクドーム
10/9(日) 13:00 福岡ソフトバンク 対 千葉ロッテ ヤフオクドーム
10/10(月) 13:00 福岡ソフトバンク 対 千葉ロッテ ヤフオクドーム
鍵を握る選手・投手編 第1戦の先発は?

ソフトバンクはロッテを“カモ”にする千賀か

(写真:ベースボールキング)

千賀と対戦した試合は今季、これで1勝6敗。この日は7回2/3で9三振を奪われ、伊東監督は「去年から抑えられっぱなし。(CSで対戦すれば)間違いなく投げてくる」と危機感を口にした。

育成ドラフトから「叩き上げ」で這い上がってきた千賀

最多勝の可能性を捨ててCSに備えるロッテ石川

(写真:スポニチアネックス)

最優秀防御率はほぼ手中にしている石川。勝利数、勝率もまだ可能性が残っていたが、CSを優先

伊東監督は「投げないと直訴してきた。“そうそう(最多勝の)チャンスはない”と話したら“来年頑張ります”と言っていた
その他の投手陣情報は…

最多勝のソフトバンク・和田は回避へ

チームがファイナルSに進むことを想定し「そこを目指していきたい」と和田。

ロッテはここに来て唐川が調子を上げてきた

(写真:ベースボールキング)

第一関門の相手となるソフトバンクは得意にしている。過去5年で3度日本一の王者に対し11~13年に6連勝、14、15年も4連勝をマーク。通算12勝7敗と大きく勝ち越す。

ロッテはここに来てけが人が続々復活

右肘痛の西野、右膝内側側副じん帯損傷の大谷がともに約2カ月ぶりに1軍復帰を果たし、内、南、益田と合わせた開幕時の強力救援陣が復活。
鍵を握る選手・打者編 復帰のトリプルスリー男と2冠の天才打者

昨年のトリプルスリー男・柳田は9月1日に右手薬指骨折で全治6週間の診断を受けたが、10月3日に実戦復帰。CS出場へ前進した

(写真:スポニチアネックス)

これで8日に開幕するCSファーストSへの出場も完全に視界に入った。「あとは首脳陣の判断になりますが、自分ではそのつもり」と話した上で、「シーズンは悔しい思いをしたので、その分、短期決戦で暴れたい」と力強く言い切った。

2012年以来2度目の首位打者を獲得した角中。最多安打と合わせて2冠を獲得した

(写真:スポニチアネックス)

伊東監督はCS突破のポイントを「打線」と明言。相手の先発投手を少しでも早く降板に追い込むため「相手投手に1球でも多く投げさせたい。2、3球で(ベンチに)帰ってきたら攻略できない。追い込まれてどれだけファウルで粘れるか」と話した。お手本はチーム内にいる。打率.339で首位打者がほぼ確定している角中だ。
ロッテと言えば“下克上”

(写真:スポニチアネックス)

過去に何度も、下馬評を覆して上位チームを破り次のステージを勝ち進んだ実績を持つロッテ。順位、戦力ともにソフトバンクが上だが、今回は果たして。

2005年に2位、10年には同3位から日本一に駆け上り、“下克上”が代名詞のチーム。

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