特集2017年4月13日更新

お笑いコンビの“じゃないほう”

お笑いコンビの片方のみがテレビで活躍しコンビ内格差が生まれることも多い芸能界。片方が売れている一方、もう片方はどんな人物でどんな活動をしているのかあまり知られていないことも。今回はそのお笑い芸人の有名“じゃないほう”について、それぞれどんな人物なのか、またその意外な活動や経歴について調べてみました。

ロザンの“宇治原じゃないほう”

宇治原史規さんは京都大学、法学部出身の学力と知性を活かし、クイズ番組やワイドショーでもコメントの場を得るなど活躍。しかし相方の菅広文さんはテレビで見かけることも少なく、ロザンというコンビで活動していることすらあまり知られていないようです。

【実はこんな人】 菅 広文

成績優秀で、書籍が20万部売れたベストセラー作家

実は相方の宇治原さん同様、とても学業成績が優秀で大阪府立大学経済学部に入学したことがあります(のちに中退)。相方の宇治原を主人公にした小説「京大芸人」などの書籍を刊行したこともあり、続編「京大少年」とともに二冊合わせて20万部を売り上げています。

フルーツポンチの“ヒザ神じゃないほう”

村上健志さんは、へたれキャラでロンドンハーツやアメトークで活躍。その挙動のおもしろさからドッキリにもよくかけられるなどテレビでよく見られます。しかし相方の亘健太郎さんはほとんどテレビで見られる日はありませんが…。

【実はこんな人】 亘 健太郎

元自衛官で、現在は予備自衛官

なんといっても元自衛隊に所属していた経歴があり、現在も予備自衛官として訓練を継続し防衛招集に備えています。

バイきんぐの“小峠じゃないほう”

キングオブコントで優勝して以来、元タレントとの交際で注目されたり、ピンでの出演でも活躍し、ほぼ休みのない生活をしている小峠英二さん。一方、相方の西村瑞樹さんは今も週に3~4日の休みがあり、そのほとんどをキャンプに行くなどして過ごしているようです。

【実はこんな人】 西村 瑞樹

時には無人島まで出向く「キャンプ芸人」

週に3~4日はあるという休日は、先輩芸人のヒロシともキャンプに出かけたりしているようです。

トレンディエンジェルの“斎藤さんじゃないほう”

「ハゲネタ」で脚光を浴び、昨年のピンでの出演本数は3ケタ、今でも1日3~4本の出演と大活躍中の斎藤司さん。一方、たかしさんは昨年のピンでのテレビ出演は2ケタ未満とかなりの格差。同じハゲなのに。

【実はこんな人】 たかし

仕事欲よりメイド喫茶・アイドルに夢中

相方との格差に焦りもなく、当の本人はギャラの欲より休みが欲しいフランス人のような考え方をしているとか。

ハライチの“澤部じゃないほう”

まだ20代ながら堂々と先輩芸人たちと競演し、テレビで観ない日はないほど活躍中の自称「国民の弟」澤部佑さん。一方の岩井勇気さんは澤部さんほどの露出はありませんが、自他共に認める「アニオタ」が高じてアニメ関連の仕事も舞い込むように。

【実はこんな人】 岩井 勇気

自他ともに認める「アニメオタク芸人」


コンビ間で格差があるとはいえ、“じゃないほう”の芸人たちも、実は彼らなりのフィールドを開拓して活躍していますね。テレビの出演やお笑いの仕事に限らず、自分の得意分野を活かし、相方に負けない活躍の場を作ってほしいものです。