特集2016年12月27日更新

「ゲス不倫」が流行語に!芸能人の浮気・不倫特集

今年は「ゲス不倫」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、芸能人(と、一部の政治家や文化人)の浮気・不倫が多く報道された年でもありました。その中でも、特に世間を騒がせたと思われる浮気・不倫報道をピックアップしてご紹介します。

1月 ベッキー&川谷絵音

1月7日発売の「週刊文春」にてタレントのベッキーとバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音がクリスマスイブを2人で過ごしたことや、正月に川谷の実家を2人で訪れたことなどが報じられた。ベッキーは発売前日の6日に会見を行い謝罪。ベッキーの会見後、川谷も報道各社にFAXで騒動についてコメントするとともに、既婚者であったことも報告した。

謝罪会見後もレギュラー番組には出演していたベッキーだったが、1月21日発売の「週刊文春」で6日の会見直前にベッキーと川谷が交わしたLINE画像を公開されると、ベッキーを起用していたCMは次々に打ち切りとなり、ついには芸能活動を休止することとなった。

ベッキーは5月13日に「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演すると、その後、少しずつではあるがメディアへの露出を拡大。2017年1月15日に始まる北海道文化放送の番組「北海道からはじ○TV」へのレギュラー出演が決まるなど、完全復帰に向けて着々と進んでいる。

一方、川谷はタレントのほのかりんとの交際や、川谷同席のもと未成年であるほのかりんが飲酒していたことも報じられた。ほのかりんは舞台やテレビ番組を降板。
10月3日に「ゲスの極み乙女。」の所属事務所もこの事実を認め、「ゲスの極み乙女。」の活動自粛が発表された。

2月 宮崎謙介元衆議院議員

2月10日発売の「週刊文春」にて、1月30日に自宅に女性タレントを招き入れて一夜をともにしたと報じられた。妻の金子恵美衆院議員が第一子を出産した2月5日の約1週間前のことだった。

宮崎議員は2月12日、議員会館にて会見を開き、事実関係を認めたうえで議員辞職を表明。 国会議員で初めて育児休暇を申請、イクメンぶりをアピールしていただけに、世間を失望させる一件となった。

2月 桂文枝&紫艶

2月19日発売の「フライデー」で桂文枝と演歌歌手の紫艶が20年間不倫関係にあったと報じらた。文枝は21日に会見を開き「最後に会ったのは2年前に東京の落語会に来てもらった時」「それ以前も10~12年ほど会っていない」と不倫について否定。一方、紫艶は報道直前の16日まで連絡を取っていた証拠となるLINEのスクリーンショットを披露し、最低でも2カ月に1度の頻度で会っていたと発言するなど、2人の発言には食い違いがあった。

その後、紫艶が自身のFacebookページに文枝の全裸写真を投稿。本人は意図的ではなかったと主張しているものの、一部では“リベンジポルノ”の可能性を指摘する声も。

2月 狩野英孝六股疑惑

1月25日、歌手の川本真琴がTwitterに「私の彼氏をとらないでください」とツイート。2月2日には、「彼氏」が狩野英孝であると報じられ、それを受けてタレントの加藤紗里も狩野と交際していることをInstagramで明かし、狩野の2股疑惑が浮上した。

狩野は川本とは終わったことと、加藤との交際を認めるも、騒動時に交際中と名乗った6人の女性に関しては「否定してないですけど認めてもいない。何人かで飯を食べただけの人もいたし、過去の人もいた」と真相を語った。

3月 乙武洋匡

自民党から参院選出馬と噂されていた矢先に、過去に5人の女性と不倫関係にあったことを3月24日発売の「週刊新潮」で報じられた。乙武氏は公式サイトで謝罪のコメントを発表。妻のコメントまで掲載されたことが物議を醸した。

その後、噂されていた参院選出馬を断念。9月14日には自身のホームページで妻との離婚が成立したことを発表した。

3月 石井竜也

3月11日、大震災追悼法要に出席後、仙台市のホテルで20代の女性ファンと密会したことを3月17日発売の「女性セブン」で報じられた。

不倫報道がされると分かった16日の夜、石井は公式サイトで謝罪のコメントを発表。17日にマリーザ夫人と手をつないでメディアの前に登場して報道陣にも謝罪。迅速な対応で騒動を沈静化させた。

3月 とにかく明るい安村

3月26日の夜に一般女性と朝までビジネスホテルで過ごしたことを3月31日発売の「週刊文春」で報じられた。安村の所属事務所である吉本興業は「一緒にいた女性は古い友達で、ホテルに行ってからも朝までお酒を飲んで過ごしていた」と答えている。

この不倫報道によりテレビの仕事は激減。しかし「単純に旬が過ぎた」との見解も。

6月 ファンキー加藤&アンタッチャブル柴田の元妻

元「ファンキーモンキーベイビーズ」のボーカル・ファンキー加藤がお笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣の元妻Aさんとダブル不倫し、妊娠させていたことが6月7日発売の「週刊女性」にて報じられた。柴田とAさんはこの不倫がきっかけで2015年5月に離婚。同年9月にはAさんが加藤の子供を妊娠していたことも明らかになった。

現在の妻との間に2人の子供がいる加藤は離婚はせず、Aさんとの子供を認知していることを発表。純粋なラブソングを歌い続けてきた加藤に対し、ファンの失望と批判の声が高まる一件となった。

6月 三遊亭円楽

40代一般女性と都内のラブホテルに入る姿を「フライデー」に激写された。円楽は「フライデー」発売当日の6月10日に会見を開き、「男ですから、口説いた。浮気といえば浮気」と認め謝罪した。自身の妻から許しを得たことを語ると、謝罪会見も終始和やかなムードに。取材陣に謎解きを求められ「今回の騒動とかけまして今、東京湾を出て行った船と解く」「航海(後悔)の真っ最中です」と笑いを誘った。

8月 小倉優子の夫

小倉優子の夫でカリスマ美容師の菊池勲氏が、小倉の所属事務所の後輩アイドル馬越幸子と不倫関係にあったと8月3日発売の「週刊文春」が報じた。菊池氏は肉体関係を否定するも、事務所は馬越を解雇。

第二子を妊娠中だった小倉は出産のために一時自宅を出て別居生活をしていたとの報道もあったが、離婚については完全否定した。

8月 森且行

8月23日発売の「女性自身」で、元SMAPでオートレーサーの森且行の不倫・同棲が報じられた。同誌は夫人の母親に取材、夫人と息子は森の女性関係が原因で数年前からアメリカに渡り、森とは別居していることが明かされた。

折しもSMAPの解散報道が出たタイミングで、森のInstagramにはSMAPファンからのコメントが殺到、ノーコメントの森を非難する内容もあり、荒れていた。結局森はInstagramのアカウントを削除。不倫報道の出る前日のことだった。

9月 中村橋之助(現在は中村芝翫)

9月15日発売の「週刊文春」で京都在住の芸妓と不倫関係にあることを報じられた。橋之助は14日夜、急遽会見を開き謝罪。芸妓との関係については「私の不徳の致すところ」と具体的な明言は避けた。2日後の16日、妻の三田寛子は報道陣に対し、離婚は「ないで~す!」と明るく否定した。

10月 浦沢直樹

「YAWARA!」「20世紀少年」などの作品で知られる人気漫画家・浦沢直樹氏が50代の大手出版社勤務の女性と8月からたびたびホテルに出入りしていたと「週刊女性」が報じた。

相手の女性は元編集者で、かつては「週刊文春」で連載班のデスクをしていたことも。同じ会社に夫もいてダブル不倫の可能性もあるが、浦沢氏と相手の女性は密会を「打ち合わせ」と否定している。

12月 田中萌&加藤泰平

テレビ朝日の情報番組「グッド!モーニング」で共演する田中萌アナと加藤泰平アナの不倫が、12月8日発売の「週刊文春」で報じられた。3年前に結婚している加藤アナが、入社2年目の田中アナの自宅マンションに「お泊り」の模様が写真つきで報じられている。2人は同日の番組を欠席した。

この不倫が報じられる直前の2日に、同番組で週刊文春の記者に取材している模様を「再現」しており、田中アナが「次の文春砲はいつですか?」と尋ね、記者役のアナが「来週号あたりに大きなのが」と答えている。その「大きなの」が当の田中アナ本人の不倫だったわけで、その皮肉な内容がネットで話題となった。


今年は流行語大賞にノミネートされた「ゲス不倫」のほかにも、「文春砲」や「センテンススプリング」といった言葉が世間を賑わせるなど、多くの有名人による浮気・不倫のニュースがありました。知名度も高く各分野で影響力のある方々ばかりなので、私生活のほうも正してほしいものです。