特集2018年3月15日更新

第3の韓流ブーム 人気K-POPアーティストを紹介

今、女子中高生を中心に「第3の韓流ブーム」が起きています。彼女たちはK-POPアーティストに惹かれ、韓国風メイクを真似し、中には韓国語を覚えてしまう子も。第3次韓流ブームの特徴とともに、第3次ブームの中心にいる話題のK-POPアーティストたちを紹介します。

目次

日本に「第3次韓流ブーム」が到来中

第1次ブームから第3次ブームまでの流れ

第1次は「ヨン様」などの韓流ドラマ中心

この韓国人気。2002年頃のあの「ヨン様」で有名になった『冬のソナタ』(韓国での原題は『冬の恋歌』)を1次ブームとすると、その後「少女時代」「KARA」「東方神起」が2次、そして今、第3次の韓流ブームだとか。
2003年ごろ、韓国ドラマ「冬のソナタ」の「ヨン様」人気に始まった韓流ブームなどとは異なり、この「ネオ韓流ブーム」を支えているのは10代の女子中高生たちだという。

第3次ブームをけん引しているのは女子中高生

新しい韓流ブームは女子高生の間で起きていて、単にK-POPを好むだけでなく、韓国の若い女性のライフスタイルを真似るというものです。彼女たちは韓国が好き過ぎてハングルを学んでいるため、ある程度の読み書きができるし、韓国で人気のメイク“オルチャン”(韓国語で美少女の意味)を取り入れたりしています。また、“パッピンス”や“ソルビン”といった韓国のスイーツも、原宿などで人気を集めています。

2018年も韓流ブームは続くという予想を立てている記事もあり、まだまだ韓国カルチャーへの注目は続きそうです。

●とにかく韓国がまだまだ来る!!
幅広い意見が集まった中で圧倒的に数を集めていたのが「韓国」にまつわるモノ!「BLACKPINK」というK-POPアイドルが流行るという意見や、韓国コスメを使ったオルチャンメイクはまだまだ人気が出るという意見が多くありました。
また、それに伴って「韓国語の学習」も流行るのではないかという意見も。芸能やファッションはもちろんですが、語学や文化の面からも韓国にはこれからも大注目です!

「オルチャンメイク」はこのようなメイク

白肌に赤リップでかわいらしさを強調する「オルチャンメイク」にはまっている人もいるそうです。オルチャンとは、韓国語の「オルグル(顔)」と「チャン(最高)」を組み合わせた造語で、オルチャンメイクは数年前から根強い人気があります。

K-POPは欧米でもブレイク中

K-POPは日本だけでなく、欧米でも広がりを見せているとか。韓国政府がK-POPなど韓国芸能の世界的なプロモーションに力を入れているそうです。

国の支援に加え、徹底した歌唱やダンス、英語や日本語など多言語で歌い、話せるようなトレーニングを受けていることがK-POPグループの強みだろう(ちなみに、前述のBBCのドキュメンタリーでは、BTSはコンサートのために1日15時間近くリハーサルをすることも明かされている)。国ぐるみのこうした取り組みが、韓国のみならず、アジアや欧米でも支持を得られるアーティストの育成につながっている。
多くの米国メディアが、2017年は「K-POPがアメリカで大ブレイクした年」と評価している。その先導役となったのはBTSである。これを皮切りにさらなる韓流ブームが起きるのか。K-POPファンならずとも気になるところだ。

第3次韓流ブームをけん引する人気K-POPアーティスト

TWICE

デビュー2015年10月(韓国) / 2017年6月(日本)
メンバーナヨン、ジョンヨン、モモ、サナ、ジヒョ、ミナ、ダヒョン、チェヨン、ツウィ
グループ名の由来「いい音楽で一回、素晴らしいパフォーマンスで二回魅了させる」
公式サイトTWICE OFFICIAL SITE
公式Instagram@jypetwice_japan
公式YouTubeTWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel

メンバーを選ぶサバイバル番組から生まれたTWICE

7日に放送されたMnet「SIXTEEN」では、ファイナルミッションを通じてガールズグループ「TWICE」としてデビューする7人のメンバーが決定した。ジヒョ、ナヨン、チェヨン、ジョンヨン、ミナ(日本)、サナ(日本)、ダヒョン、ツウィ(台湾)、モモ(日本)が主人公だ。

日本デビュー1年未満ながら「日本ゴールドディスク大賞」で5冠獲得

TWICEは「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(アジア)の他に「ベスト3ニュー・アーティスト」(アジア)、また、『#TWICE』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、「ベスト3アルバム」(アジア)、『TT-Japanese Ver.-』で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)を受賞し、5冠を獲得。

話題の「TTポーズ」とは?

「15年に韓国のオーディション番組で選ばれたメンバー9人ですが、そのうちモモ(20)、サナ(20)、ミナ(20)の3人は日本人。1人は台湾人で、残る5人が韓国人です。動画投稿サイトYouTubeで楽曲『TT』の動画が1億回以上再生され、日本でも女子高生を中心に大人気に。両手の親指と人差し指で矢印を作り、泣いている顔文字のような形にする『TTポーズ』がウケしました」(音楽業界関係者)

10代女性を対象とした2017年のトレンドに関するアンケートでは、「コト篇」でTTポーズが全体の48.3%の支持を集めて1位に選ばれています。

BTS(防弾少年団)

デビュー2013年6月(韓国) / 2014年6月(日本)
メンバーアールエム、シュガ、ジン、ジェイホープ、ジミン、ブイ、ジョングク
グループ名の由来10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬく
公式サイトBTS JAPAN OFFICIAL FANCLUB
公式Twitter@BTS_jp_official
公式YouTubeBTS JAPAN OFFICIAL

2018年春ドラマの主題歌に抜てき

人気沸騰中のBTS (防弾少年団)の新曲『Don’t Leave Me』が、坂口健太郎のテレビドラマ初主演作として話題のカンテレ・フジテレビ系2018年4月10日(火)よる9時スタート(初回15分拡大)ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌に決定した。BTSが日本のドラマで主題歌を務めるのは初めてとなる。

2作品でMV3億ビュー達成 K-POPグループ初

韓国アイドルグループ「防弾少年団」が「FIRE」のミュージックビデオ(MV)再生回数で3億回を突破し、K-POPグループで初めて、2作品で3億ビュー達成という記録を打ち立てた。

世界中で人気急上昇中

韓国の男性ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」旋風が、アメリカで吹き荒れている。20代の男性7人から成るBTSの勢いは増すばかりで、2017年9月にアルバム『Love Yourself: Her』がビルボード200で7位にランクインすると、12月にはシングル「MIC Drop」のリミックス版がBillboard Hot 100で28位に入り、K-POPグループとしては最高位を獲得した。
昨年11月には、韓国人アーティストとして初めて「アメリカン・ミュージック・アワード」でパフォーマンスを披露。「ARMY」と呼ばれる熱狂的なファンを持つ彼らは、昨年最もツイートされた有名人の1人となり、昨年5月21日に開催された「ビルボード・ミュージック・アワード」では、ジャスティン・ビーバーやセレーナ・ゴメスを抑えて「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」を受賞するなど、破竹の勢いだ。

2017年にはアメリカのビルボードで7位、イギリスオフィシャルアルバムチャート14位と韓国歌手の最高記録を樹立したそうです。

EXO

デビュー2012年4月(韓国・中国) / 2015年11月(日本)
メンバースホ、ベクヒョン、チャンヨル、ディオ、カイ、セフン、シウミン、ルハン、クリス、レイ、チェン、タオ
グループ名の由来“未知の世界から来た新たなスター”という意味が込められ、太陽系外惑星を意味するexoplanetからモチーフを得ている
公式サイトEXO(エクソ) OFFICIAL WEBSITE
公式Twitter@EXO_NEWS_JP
公式YouTubeEXO

平昌五輪の閉幕式に出演

アジア最大の人気を誇るEXOは、2月23日、24日と京セラドーム大阪でワールドツアーの日本公演を締めくくると翌日の25日(日)“平昌冬季オリンピック閉幕式”に韓国を代表し登場、平昌冬季オリンピックの最後の夜を圧巻のステージで締めくくった。

BIGBANG

デビュー2006年(韓国) / 2009年6月(日本)
メンバーG-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITE、V.I
グループ名の由来宇宙誕生を引き起こした大爆発を意味している
公式サイトBIGBANG OFFICIAL WEBSITE
公式YouTubeBIGBANG
公式Facebookビッグバン

第2次韓流ブームの代表格であり第3次ブームの立役者

2004年に東方神起がデビューして以降、韓国ではアイドルグループのデビューが相次ぎました。この時期は日本においても第2次韓流ブームが起き、ブームをけん引していた東方神起に解散騒動が巻き起こったため、BIGBANGは日本で不動の地位を築いたと記事は伝えています。

KARAや少女時代、SS501と、日本で巻き起こった第二次韓流ブームでも目まぐるしい活躍をしていたグループが多かったのが特徴だ。そして、その中でも代表格といえるのが、今でも絶大な人気を誇るBIGBANGである。
さらにBIGBANGは、現在も続く、第三次韓流ブームの立役者でもある。彼らに影響されたEXOや防弾少年団があとに続いた。

2018年、メンバー4人が兵役に 残る1人もソロアルバム発売後に入隊

2月末にリーダーG-DRAGONが、3月12日にSOL、そして本日13日にD-LITEと、昨年入隊したT.O.P含めメンバー4人が兵役に就いたBIGBANGから、未発表の新曲『FLOWER ROAD』リリースというファンへのサプライズプレゼントがアナウンスされた。
YG関係者は「末っ子のV.Iも普段からメンバーと同時入隊を希望してきたが、3月2日、中国で公開となる中国映画『LOVE ONLY』のPR活動と共に、これまで準備してきたソロアルバム発表後、現役で志願入隊する予定だ」と明らかにした。

SEVENTEEN

SEVENTEENは13人の男性アイドルグループ。すでに日本でもライブ活動は行っていますが、2018年5月30日に日本で正式にデビューすることが先日発表されました。

SEVENTEENのニューアルバムが韓国だけでなく海外でも人気を博している。
海外の音楽チャートでも大活躍中だ 。米ビルボードのワールドアルバムチャートでは2位を記録中で、日本のオリコン・海外音楽アルバムランキング(2月05日〜2月11日)では1位、オリコン・週間総合アルバムランキングで2位を達成した。

MOMOLAND

現在9人のガールズグループ・MOMOLANDは、2018年6月13日の日本デビューが決定。「一度聴いたら頭から離れない」と話題の楽曲『BBoom BBoom』で人気沸騰中だとか。

デビューしたてのグループだが、今年1月に発表したアルバム曲『BBoom BBoom(プムプム)』が、Youtube再生数が4600万回を超えるなど大ヒット。そのキャッチーで中毒性のあるメロディや独特な踊りが話題を呼び、大旋風を起こしている。
MOMOLANDというグループ名の由来は、ミヒャエル・エンデの児童小説『モモ』に、遊園地を想起させる “ランド” をつけくわえて名づけられたそう。

PENTAGON

2017年3月に日本デビュー

PENTAGONは、韓国人のフイ、ジンホ、ホンソク、イドン、シンウォン、ヨウォン、キノ、ウソク、中国人のイェンアン、そして日本人のユウトの10名にて構成されたグローバルボーイズグループです。2016年10月に韓国デビュー後、2017年3月にジャパン1stミニアルバム「Gorilla」をリリース、オリコンデイリーチャートで3位にランクインするなど今、最も注目されているグループです。

さっぽろ雪まつりの公式協賛行事に参加

日本でも人気上昇中の10人組グローバルボーイズグループ「PENTAGON」が雪と氷の大祭典「さっぽろ雪まつり」の公式協賛行事として10年目の開催となる冬の音楽祭「K-POP FESTIVAL」出演の為、2月9日(金)に来日。
同日夜、7時から北海道・札幌市「さっぽろ雪まつり」J:COMひろばステージにて「PENTAGON Special Live」を 開催し、極寒の北海道をどこよりも熱くした。

NCT 127

韓国デビューは2016年

「NCT 127」は、“Neo Culture Technology(新たな文化技術)”で誕生された超大型新人グループNCTのなか、K-POPの本拠地であるソウル基盤にして世界を舞台に活動するチームだけに、その名にソウルの経度である127をつけた。
今回デビューする7人の「NCT 127」メンバーは、韓国、日本、中国をはじめ、多様な国籍で構成。グローバルな競争力をもちながらも、多彩な魅力で世界に向けてこれまでにないK-POPを知らしめるという抱負を持っている。

現在のメンバーは9人。NCTは、多様な国籍で構成されるメンバーから、コンセプトごとに活動メンバーを選抜。「活動グループ、メンバー数の制限がない」新たなグローバルグループと公式サイトではうたわれています。現在はNCT 127のほか、「NCT DREAM」、「NCT U」が活動しています。

2018年春に日本デビュー

その後、韓国でリリースされた「Limitless」日本語ヴァージョンのMVを初公開、さらに2018年春の日本デビュー決定と、同年東京、名古屋、大阪、福岡の4都市において初のショーケースツアーを開催することも発表され、会場に集まった超プレミアムイベントに参加した“127名”からは大きな歓声が沸き上がった。

BLACKPINK

日本デビューミニアルバムはオリコンランキング1位

BLACKPINKは4人組のガールズグループ。韓国でのデビュー以降、立て続けにヒットを記録し、YouTubeの動画総再生数が10億回を突破するなど、新人ガールズグループとしては異例の記録を刻み続けているようです。

日本においても彼女たちに対する関心は非常に高く、日本デビューに先立ち昨年7月20日に行われた日本武道館でのデビューショーケースライブ「BLACKPINK PREMIUM DEBUT SHOWCASE」が、1万4,000人の席数に対し約20万件以上の応募が殺到。
そして昨年8月30日にリリースした日本デビューミニアルバム『BLACKPINK』はオリコンウィークリーCDアルバムランキング(9月11日付)で1位を獲得し、9月2日、3日には「東京ガールズコレクション」「神戸コレクション」という、東西最大級のガールズイベントへの出演を果たすなど常に話題に。

BLACKPINKはTWICEを超えた!?

昨年発表された2018年のトレンド予測の記事では、“クールコリア”は引き続き加速するとし、「ヒト部門」にはBLACKPINKが選出されています。

韓国のガールズグループ「BLACKPINK」は、“すでに「TWICE」を超えた”という声も聞かれるほどに人気急上昇中です。

Wanna One

2017年9月に日本デビュー

Wanna Oneは11人のボーイズグループ。昨年9月の日本デビュー時には大々的なプロモーション展開が話題となりました。

Mnet「プロデュース101」シーズン2を通じてデビューし、韓国でシンドローム級の人気を誇っている「Wanna One」は日本でもアルバムを発売し、本格的にアジア進出を果たす。「Wanna One」の日本アルバムを発売するポニーキャニオンは「緊急発売決定」とし、「デビュー1週間でK-POPアイドル史上、前例のない記録を続々と出している新人ボーイズグループ」と「Wanna One」を紹介した。

4月12日に日本では初となるファンイベント開催

韓国で人気沸騰中のボーイズグループ「Wanna One」の、日本初開催となるファンイベントの日程と会場の詳細が明らかになった。
2ndミニアルバム「0+1=1(I PROMISE YOU)」の発売を記念して開催されるこのイベントは、4月12日(木)に幕張メッセイベントホールにて開催予定。