日本ハムvs広島、日本一はどちらだ!2016プロ野球日本シリーズ特集

ソフトバンクとの歴史的な大逆転劇でパ・リーグを制し、クライマックスシリーズでも返り討ちにした日本ハムファイターズ。圧倒的なゲーム差で制した勢いでクライマックスシリーズも勝ち抜き、25年ぶりの日本シリーズ進出を果たしたセ・リーグ覇者の広島東洋カープ。リーグチャンピオン同士の激突となった今年のプロ野球日本シリーズ、日本一となるのはどちらだ? (2016年10月22日更新)

[写真] 広島と日本ハムの日本シリーズ プロ野球解説者の予想は? / ベースボールキング

最新ニュース

大谷翔平「スピード離脱」は栗山監督の「人災」だ!(1)「ケガの功名」と笑い飛ばし

アサ芸プラス / 2017年4月22日 9時56分

 不安を抱えながらも「打者」としてのみ試合に出続けていた、大谷翔平の爆弾がついに爆発した。右足に続いて左足までも負傷し、戦線離脱。 [全文を読む]

今回の日本シリーズは…

勝てば32年ぶり。日本一から遠ざかっている広島

(写真:スポニチアネックス)

広島は84年以来32年ぶり、日本ハムは06年以来10年ぶりの日本一を目指す。
12球団で最も遠ざかる日本一。
日本シリーズに25年以上のブランクを経て出場するのは98年横浜(38年ぶり)、99年ダイエー(26年ぶり)、05年ロッテ(31年ぶり)、06年日本ハム(25年ぶり)に次いで5チーム目。過去の4チームはいずれも日本一。広島も84年以来32年ぶりの日本シリーズ優勝で続くか。
広島と札幌。史上最も遠距離の日本シリーズ
両チームの本拠地・マツダスタジアムと札幌ドームは直線距離で約1231キロ離れており、これは06、07年の中日(ナゴヤドーム)と日本ハム(札幌ドーム)の約952キロを上回り、最も遠距離の日本シリーズとなる。
ファンの熱狂度は広島が上?

進出決定試合、広島の瞬間最高視聴率は49.7%

15日のクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦(マツダ)を生中継した地元局・広島テレビ(日本テレビ系)の平均視聴率(後1・25~5・00)は31・0%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが17日、分かった。
瞬間最高視聴率は午後4時59分の49・7%。試合終了直後だった。

リーグ優勝時は71%

優勝が決まった9月10日の巨人戦のテレビ中継は、広島地区で平均視聴率60・3%。緒方孝市監督の胴上げシーンは瞬間最高71%をたたき出した。

一方、日ハム進出決定の瞬間最高は38.2%

瞬間最高視聴率は、「3番DH」で先発していた大谷が9回に登板し、自身の持つプロ野球最速を更新する165キロを連発。プロ初セーブを挙げ、CS勝ち抜けを決めた直後、ナインがハイタッチで喜びを爆発させ、ベンチに戻る瞬間の午後5時17分に記録した38・2%だった。

大谷先発でも空席が目立った札幌ドーム

(写真:夕刊フジ)

テレビ中継には映っていなかったが、実際には一塁側の上段はガラガラ。前売りでは完売に至らず、当日券も売り出されたが空席が残った。

注目!ピッチャー大谷vsカープ打線

大谷は第1戦と第6戦に先発か

(写真:夕刊フジ)

日本ハムの大谷は22日から始まる広島との日本シリーズで第1戦に先発し、もつれれば中6日で第6戦に向かうことが濃厚だ。

CSファイナルでプロ野球最速165kmを叩き出した大谷

ファイナルステージ第5戦(札幌ドーム)に「3番・DH」で先発出場し、9回には5番手投手として登板。自身の持つ日本最速記録を1キロ更新する165キロを3球計測し三者凡退に抑え、チームを4年ぶりの日本シリーズ進出に導いた。
大谷の攻略法は?
「ボール球に手を出さない」選球眼をさらに養う必要が出てくる。大谷は立ち上がりのコントロールに難がある。そこを突いて先取点を取り、逃げ切ることが出来れば勝機が生まれる。日本ハムに先行されると、大谷攻略はさらに困難になるだろう。

広島の“165km対策”は…

広島はマツダスタジアムで日本シリーズに向けた練習を開始し、早速165キロ対策に乗り出した。
バント練習で普段は15メートルの距離に置くピッチングマシンを、今季初めて1メートル前に出した。

32年ぶり日本一に燃える広島

引退表明の黒田、有終の美なるか

(写真:スポーツ報知)

日本シリーズ前に引退発表…「最後の登板」

―いつごろから引退を意識していたのか。

「それはもう2、3年前ですね。そこからずっと。毎年毎年、そういう気持ちでシーズンを迎えていたので。自分のなかで考え出したのは9月すぎですね。優勝が決まってから本格的に自分で考え出しました」

(中略)

―日本シリーズへの思いは。

「あと何試合登板できるか分からないですけど、今までも最後のつもりでマウンドに上がってきたので、それは変わらないと思います。けがを恐れず、目いっぱい投げていきたい」

スクランブル登板も辞さず

有力視されている第3戦(札幌D)先発後のスクランブル登板も辞さない構えだ。
CSファイナルで絶好調 “脅威の1番”田中広輔

(写真:ベースボールキング)

CS通算で12打数10安打、打率にして.833。出塁率は驚異の.882。まさに打ち出の小槌状態。“神ってる”が流行語となった今シーズンの広島に、またしても新たな“神ってる”男が出現した。
脅威の打率.889。広島の“CS男”となったトップバッター、田中が初回から四球で出塁した。先発、今永に追い込まれてからファウルで粘った。これで4試合連続の初回先頭打者出塁。4試合13打席のうち、12度出塁というから驚きの数字である。

「賭け」だったという田中の1番起用

「開幕前、打順の中で最後に決まったのが『1番田中』でした。1番打者は試合に常時出ることができて、菊池、丸、田中というセンターラインを守る選手がいいだろうということで、オープン戦でいろいろと試した。後半あたりから、田中を起点に打線にいい雰囲気が出るようになった。2番に菊池、3番に丸と打順が固まる中で、最後は『消去法』で田中に決まりました。ショートを守りながら1番を打つのは負担がかかる。簡単には決められないことですが、他のコーチとも相談をした上で、(緒方)監督に『彼なら大丈夫でしょう』と話をしました」
侍ジャパン初選出“神ってる男”鈴木誠也は活躍できるか

(写真:ベースボールキング)

鈴木は14年に行われた21Uワールドカップの代表に選出されているが、トップチームに選ばれるのは初。

CSファイナルは第4戦までヒットがなかった

鈴木は今永の146キロを力強く振り抜いた。「必死だったッス。正直、まだまだいい状態ではないですけど、1本打ててよかったです」。左前で弾んだ適時打は、最終S12打席目で初めての安打だった。
ルーキーの西川龍馬にも期待

(写真:ベースボールキング)

プロ初スタメンは「8番・指名打者」で出場した6月9日の日本ハム戦(札幌ドーム)。この試合でも最初の打席で左前打を放つなど、4打数2安打でプロ初となる複数安打をマークした。
気になるジンクス
日程の違いはあるが、CSをパより先に終えて日本一まで勝ち進んだセ球団は過去にない。

リーグの勢いのままに頂点狙う日本ハム

大谷の打者としての起用法は

(写真:スポーツ報知)

第2戦はセの本拠地のため代打待機、パの本拠地で行われる第3~5戦はDHで出場する予定
大谷は初戦に先発、2戦目は休養、3~5戦目は野手で起用し、中6日で6戦目に先発と、通常のルーチンで起用される見込みだ。

大谷とマツダスタジアムは相性抜群

「マツダはきれいで好きな球場。個人的にはワクワクしている。良いパフォーマンスを出せるように準備したい」と目を輝かせる。同球場で投手として出場したのはその1試合のみだが、打者としては通算6試合で15打数7安打、打率・467と相性抜群だ。
CSでMVPの活躍だった主砲・中田翔

(写真:スポーツ報知)

日本ハムの中田翔内野手(27)が、CSのMVPに選ばれた。この日は今CS2号を含む3安打の全打席出塁。18打数6安打の打率3割3分3厘、2本塁打、5打点の勝負強さを発揮し「最高ですね。完璧でした。広島をぶっつぶしましょう」とぶち上げた。

広島で生まれ、広島で育った中田

日本シリーズの相手は、15歳まで生まれ育ち、今も家族や友人が暮らす広島に決まった。
「子供の頃からずっと見てきた球団。(広島は)家族や親戚もいるし、一番になるところを家族に見せたい」。広島で生まれ、広島で育った4番はいわば「カープ男子」だった。
スシ男・ホームラン王レアードも好調

(写真:スポーツ報知)

高々と舞い上がった打球が左翼席へ吸い込まれると、レアードは悠然とダイヤモンドを回った。初回。近藤の適時打で先制点を奪い、なおも2死一、二塁。千賀のフォークを捉え、2戦連発となる3ランを放った。お立ち台では「メッチャ、エグカッタ!」と日本語で絶叫した。

1打席目に入る時は「スシ食いねェ!」

シブがき隊のヒット曲「スシ食いねェ!」。今CSから1打席目限定で流しているレアードは「アノー、ソウデスネ。メッチャヨカッタ。アシタキメルゾー!」と日本語で絶叫した。寿司をこよなく愛する助っ人の愛くるしい笑顔に、札幌ドームは再び沸き上がった。
投手陣はバースと谷元がポイントか

吉井投手コーチが挙げたCSのMVP

(写真:ベースボールキング)

吉井コーチは「MVPは中田が持っていきましたが、わしの中ではバースと谷元がMVPです。(大谷、有原もすごかった)」とバースと谷元の名前を挙げた。

抑え、ミドル、ロングリリーフと大活躍

ファイナルステージで谷元圭介は第1戦から第3戦まで3連投。最終戦でも3番手として登板し2イニングを投げた。アンソニー・バース第3戦の最終回を任されたほか、最終戦では1回で降板した加藤貴之のあとを受け4イニングを無失点に抑えた。ソフトバンクの勢いを止めたことがチームの逆転勝利を呼び込んだ。
攻撃的な采配が光る栗山監督

(写真:スポニチアネックス)

してやったりの表情だ。悩みに悩んで送り出したナインが札幌Dで暴れ回った。栗山監督は得点の度に雄たけびを上げながら、ベンチ前のハイタッチに加わる。初回いきなりの4得点。日本シリーズ進出へ王手をかける猛攻だった。
「こちらは選手へいろんなお願いをしているけど、ものの見事に点を取ってくれた。素晴らしい。オレは何もやっていない。やるのは選手たちだから」
―― 日本シリーズは広島に決まっています。最後に意気込みを。
「まずは真っ赤な中で野球ができることは幸せだと思う。選手も含めて、(武田)勝と優勝すると約束している。この期間も普段はやらない連投で、バッティングピッチャーをやってくれて、力をくれた。その約束を果たしたいと思います。優勝した時にいいましたけど、北海道は台風を含めて、未だに苦しまれている方がいっぱいいらっしゃいます。何もできませんけど、一緒に喜んで少しでも力になれるように、日本シリーズ目一杯頑張ります。勝ちます!」
引退する武田勝「俺のために優勝しろ」

(写真:スポニチアネックス)

現在は打撃投手を務めるなどチームを支えている左腕は「日本シリーズまで投げます!!」と笑顔を見せた。