特集2018年3月23日更新
第90回記念選抜高等学校野球大会の見どころ
今年も3月23日から13日間、選抜高等学校野球大会(通称:センバツ)が甲子園球場で開催されます。第90回という節目の大会で活躍するのはどのチームでしょうか? 大会の概要、出場校・組み合わせ、注目校や注目選手をまとめました。
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第90回記念選抜高校野球大会の概要
大会名 | 第90回記念選抜高等学校野球大会 |
---|---|
開催期間 | 2018年3月23日(金)から13日間 (雨天順延、準々決勝翌日の休養日1日を含む) |
主催 | 日本高等学校野球連盟 / 毎日新聞社 |
開催場所 | 阪神甲子園球場 |
春のセンバツ出場36校と組み合わせ
学校名 | 都道府県 | 出場回数 |
---|---|---|
駒大苫小牧 | 北海道 | 4年ぶり4回目 |
花巻東 | 岩手 | 6年ぶり3回目 |
日大山形 | 山形 | 36年ぶり4回目 |
聖光学院 | 福島 | 5年ぶり5回目 |
明秀日立 | 茨城 | 初出場 |
国学院栃木 | 栃木 | 18年ぶり4回目 |
中央学院 | 千葉 | 初出場 |
日大三 | 東京 | 2年連続20回目 |
慶応 | 神奈川 | 9年ぶり9回目 |
東海大相模 | 神奈川 | 7年ぶり10回目 |
富山商 | 富山 | 9年ぶり6回目 |
日本航空石川 | 石川 | 初出場 |
星稜 | 石川 | 13年ぶり12回目 |
静岡 | 静岡 | 2年連続17回目 |
東邦 | 愛知 | 2年ぶり29回目 |
三重 | 三重 | 4年ぶり13回目 |
近江 | 滋賀 | 3年ぶり5回目 |
彦根東 | 滋賀 | 9年ぶり4回目 |
乙訓 | 京都 | 初出場 |
智辯学園 | 奈良 | 3年連続12回目 |
智辯和歌山 | 和歌山 | 4年ぶり12回目 |
大阪桐蔭 | 大阪 | 4年連続10回目 |
おかやま山陽 | 岡山 | 初出場 |
瀬戸内 | 広島 | 27年ぶり3回目 |
下関国際 | 山口 | 初出場 |
英明 | 香川 | 3年ぶり2回目 |
松山聖陵 | 愛媛 | 初出場 |
高知 | 高知 | 5年ぶり18回目 |
明徳義塾 | 高知 | 3年連続18回目 |
東筑 | 福岡 | 20年ぶり3回目 |
創成館 | 長崎 | 4年ぶり3回目 |
延岡学園 | 宮﨑 | 12年ぶり3回目 |
富島 | 宮﨑 | 初出場 |
21世紀枠 | ||
由利工 | 秋田 | 初出場 |
膳所 | 滋賀 | 59年ぶり4回目 |
伊万里 | 佐賀 | 初出場 |
今年の「21世紀枠」はどんなチーム?
由利工(秋田)
センバツ出場の由利工が甲子園練習 土や芝の感触を確認 https://t.co/de3VCSmnDE #akita pic.twitter.com/J71o3BWGT9
— 秋田魁新報社 (@sakigake) 2018年3月19日
春夏通じて初の甲子園出場が決まった由利工は、地域活動が高く評価された。秋季東北大会準々決勝で花巻東(岩手)に4対2と惜敗したものの、最速142キロ右腕の佐藤亜蓮投手を擁す。
初戦で甲子園常連の日大三(東京)と対戦することになった点について、由利工の渡辺義久監督は…
「甲子園に出たから対戦できる相手だと思う。猛打のイメージがあるし、アウトを取るのも難しいと思うけど、みんなで1つのアウトに集中したい」と意気込みを語った。
絶対的エース、佐藤亜蓮にも注目が集まっています。
「中学時代、地元では有名な投手だったけど、佐藤の父が由利工OBという縁で入学。1年春からベンチ入りして秋から背番号1の絶対的エースです。この冬はウエートトレーニングなどで体重が5キロアップして79キロ。球速もアップしているかもしれない。でも、彼が投げない試合はボロボロになるので、良くも悪くも佐藤次第のチームです」
◆佐藤 亜蓮(さとう・あれん)2001年2月8日、秋田・由利本荘市生まれ。17歳。下川大内小3年で野球を始め、小学6年時にはバスケットボール部も兼部。大内中では軟式野球部に所属。由利工では1年春からベンチ入り、1年秋から背番号1。174センチ、78キロ。右投右打。血液型O。家族は両親。
膳所(滋賀)
進学校・膳所、「野球に興味なし」データ解析部員とつかんだ59年ぶりセンバツ出場 https://t.co/DxKrv1HcM4 #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/8bp2pEcT6a
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年1月26日
膳所高校は相手の投球傾向などを分析するデータ班が部内にあることで話題になっています。男子と女子、1名ずつのデータ班はチーム内では外野手扱いですが、ユニホームはなく練習にも参加しないそうです。
データ班の活躍により春夏初めての出場で初の勝利をつかめるか、注目です。
滋賀県内屈指の進学校の膳所に、59年ぶりの吉報が届いた。これまで春は3度、夏は2度甲子園出場があるが、いずれも初戦敗退。だが、今回は今までにない大きな“武器”がある。
それは戦績の数値を洗い出し、試合に活用する係―“データ班”の存在だ。野津風太君、高見遥香さんの2人が部に加わったのは昨春。前主将が1年生を前に行ったクラブ紹介でデータの解析をする部員募集をすると、その声に反応したのが2人だった。
◆膳所 昨秋の滋賀大会はベスト8。今大会出場校で唯一、地区大会に出場していないが、21世紀枠で選出された。エース右腕・手塚皓己(3年)は188センチの長身。昨年度は京大合格者66人(全国2位)の県立進学校。
伊万里(佐賀)
祝センバツ出場
— ふくださん (@fukudasun) 2018年1月26日
伊万里(佐賀=21世紀枠で甲子園初出場)
地元は陶磁器で有名。短い練習時間ながらエース山口修司投手を中心に接戦を勝ち上がり昨秋県大会準優勝(九州大会は初戦敗退) #kokoyakyu #センバツ pic.twitter.com/aotUExEdwz
創部72年目にして、春夏通じて初の甲子園出場となった伊万里高校。授業中に校長の全校放送で21世紀枠での甲子園出場決定を知った犬塚主将は「本当にうれしくて、手が震えました」と語ったそう。
昨秋の佐賀県大会では準優勝し、九州大会に進出しています。県内有数の進学校ということで平日の練習時間は90分と短いのですが、密度の濃い練習に取り組んでいるとか。
初戦は優勝候補筆頭と言われている大阪桐蔭と対戦します。
積極的な地域交流や学業との両立が選考の決め手となった伊万里。同校も春夏通じて初の甲子園だ。135季ぶり出場の九州大会では、古豪・沖縄尚学(沖縄)との初戦で8対0と涙をのんだ。
優勝候補筆頭との対戦に、吉原彰宏監督は「え!?そこ引く!?」とぼうぜん自失だった。
対照的に犬塚主将は意欲十分。「“当たればいいな”と言っていたら本当に引いてびっくり」と言い、大観衆が予想される一戦へ「全てプラスの力に変えたい」と目を輝かせた。
組み合わせ
第1日目
第1試合 東筑(福岡)- 聖光学院(福島)
第2試合 英明(香川)- 国学院栃木(栃木)
第3試合 明秀日立(茨城)- 瀬戸内(広島)
第2日目
第1試合 由利工(秋田)- 日大三(東京)
第2試合 静岡(静岡)- 駒大苫小牧(北海道)
第3試合 日本航空石川(石川)- 膳所(滋賀)
第3日目
第1試合 明徳義塾(高知)- 中央学院(千葉)
第2試合 富山商(富山)- 智弁和歌山(和歌山)
第3試合 智弁学園(奈良)- 日大山形(山形)
第4日目
第1試合 下関国際(山口)- 創成館(長崎)
第2試合 大阪桐蔭(大阪)- 伊万里(佐賀)
第3試合 花巻東(岩手)- 東邦(愛知)
第5日目
第1試合 <東筑-聖光学院の勝者> - 東海大相模(神奈川)
第2試合 <英明-国学院栃木の勝者> - 延岡学園(宮崎)
第3試合 <明秀日立-瀬戸内の勝者> - 高知(高知)
第6日目
第1試合 彦根東(滋賀)- 慶応(神奈川)
第2試合 乙訓(京都)- おかやま山陽(岡山)
第3試合 松山聖陵(愛媛)- 近江(滋賀)
第7日目
第1試合 星稜(石川) vs. 富島(宮崎)
第2試合 <由利工- 日大三の勝者> - 三重(三重)
今年の注目校は
大阪桐蔭(大阪)
【センバツ】大阪桐蔭、第4日第2試合で21世紀枠・伊万里と https://t.co/dIj1dVILmA #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/DIVvoHjjFV
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年3月16日
“V確率70%”の大本命
元横浜高校野球部部長の小倉清一郎さんは大阪桐蔭について次のように語っています。
センバツの優勝候補筆頭は間違いなく大阪桐蔭だ。
根尾、藤原、山田、柿木らドラフト候補がズラリと揃う。それでも優勝する確率は70%ほどとみる。勝負事に絶対はない。
ミレニアム世代の有望選手が集結
投打二刀流の根尾昴(あきら)遊撃手を筆頭にU18侍JAPANの1番打者、藤原恭大(きょうた)外野手、主将の中川卓也内野手、大型二塁手の山田健太、投手陣もエース柿木蓮(かきぎ・れん)、大型左腕の横川凱(かい)…。よくぞこれだけ集めたなぁと感心するくらい「ミレニアム世代(2000年生まれの学年)」の有望選手が集結した感があります。毎年、プロ注目の逸材が揃う大阪桐蔭ですが、今年はちょっと群を抜いていますね。
東海大相模(神奈川)
東海大相模、7年ぶりセンバツ「あの日の涙から始まっているチーム…」 https://t.co/xW9JIkjxxp #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/rTfKCMNXmg
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年1月26日
打線の破壊力が持ち味の「東の横綱」
多くのメディアや専門家が大阪桐蔭とともに今大会の「2強」として挙げている東海大相模。それぞれを「西の横綱」「東の横綱」と称する記事も目立ちます。
「東の横綱」と評価されているのが東海大相模(神奈川)です。
今年のチームは高校通算44本塁打のスラッガー森下翔太外野手や、秋に今大会出場選手中最多の19本塁打を記録した渡辺健士郎内野手を中心にした打線の破壊力が持ち味です。
新チームのスタートから68試合で82本塁打。神奈川県予選決勝の慶応戦、関東大会初戦の作新学院戦と全国レベルのチームを2桁得点で一蹴していますからね。この打線は本物ですよ。
投打の柱が充実
その勝者と2回戦で戦うのが、関東大会準V・東海大相模(神奈川)だ。昨秋防御率0.00のエース斎藤の他、攻撃では高校通算44本塁打の森下と投打の柱が充実している。
明徳義塾(高知)
第90回記念選抜高校野球大会の選考委員会が大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、出場36校が決まりました。大会連覇がかかる大阪桐蔭(大阪)も選出されたほか、昨秋の明治神宮大会で優勝した明徳義塾(高知)が3年連続18回目の出場を決めました。https://t.co/QL232h4VWG pic.twitter.com/aSllvpj3l2
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2018年1月26日
昨秋の明治神宮大会優勝の実力
昨秋の明治神宮大会を制覇。初戦で退けた中央学院(千葉)と今大会でも初戦で激突する。前回、完投勝利を挙げた今秋ドラフト候補の市川だが「調子が悪く3点取られた。個人的にリベンジの思いがある」と闘志を燃やした。
監督が絶対的な信頼を寄せるエース
秋は一人で投げ切ったエース市川に絶対的な信頼を寄せている。周囲には『優勝する』とまで宣言している。冬の間、体幹やウエートトレーニングに力を入れるため、春は見違えることが多い。
中央学院(千葉)
【中央学院 甲子園だより】 #センバツ に初出場する #中央学院 ナインが19日、 #甲子園球場 で初練習。 #池田翔 主将は「グラウンドで練習できて良かった」と笑顔をほころばせました。https://t.co/S8sFxa8Fk4#大谷拓海 #千葉日報 #千葉高校野球
— 千葉日報 (@chibanippo) 2018年3月20日
▼千葉のスポーツニュースhttps://t.co/o4G7O7sKWf pic.twitter.com/bd1ckPBjDX
初戦は「運命の相手」明徳義塾
初戦の相手、明徳義塾は昨秋の明治神宮大会準々決勝で敗れた相手。センバツ出場が決まった際、“二刀流”で注目を集める大谷拓海が語った「一番対戦したい」チームでもあります。
センバツ出場が決まった1月26日には「明徳義塾と一番対戦したい。左打者が多いので練習の成果が出せる」と話していた。まさに願ったりかなったりだ。相手エース市川も最速145キロを誇る右腕で、相馬監督は「(市川が)崩れるイメージが湧かない。3点以内に抑えないと勝ち目はない」。大会屈指の好投手対決だ。
創成館(長崎)
明治神宮大会で大阪桐蔭から“金星”を挙げた九州王者
昨秋の明治神宮大会準決勝で大阪桐蔭に土をつける金星を挙げた創成館(長崎)は甲子園での実績がない(過去3回出場で1勝)というだけで、レベルの高い九州大会で優勝しているんですから単なるダークホースなんて立場じゃない。裏付けになるチーム力があるんです。
エース左腕以外の投手もレベルが高い
明治神宮大会で大阪桐蔭を倒した原動力のエース左腕・川原がいい。184センチから投げ下ろす角度のある直球が武器。左腕の七俵、右の戸田、伊藤らタイプが違う投手もレベルが高く、相手の目先を変えられる。大阪桐蔭投手陣から12安打7得点した打線もしたたか。
注目の選手
根尾昂(大阪桐蔭)
来秋「ミレニアム世代」ドラフトの注目は“三刀流”大阪桐蔭・根尾昂 https://t.co/AxTogJ2gq8 #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/qXdwqLdUem
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年11月13日
学校名 | 大阪桐蔭(大阪) |
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背番号 | 6 |
ポジション | 内野手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 177cm/78㎏ |
投/打 | 右投/左打 |
投手・外野手・内野手の“三刀流”
根尾昂はこの秋の目玉とされる注目株。投げては最速148キロを誇る速球派右腕でありながら、パワーと広角に打てる技術を兼ね備えたセンスの塊。身体能力の高さを活かした内・外野の守備も一級品で、ドラフト1位候補としてプロから熱視線を浴びる逸材だ。
投手、外野手、内野手をこなすことから“三刀流”と表現する記事も散見される逸材です。
史上初の2年連続胴上げ投手なるか?
昨春の選抜で胴上げ投手になった投打二刀流の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が史上初の快挙を成し遂げるかもしれない。過去の春連覇校は1929、30年の第一神港商(兵庫)と81、82年のPL学園(大阪)の2校のみ。2年連続で胴上げ投手になれば、史上初のケースだ。
藤原恭大(大阪桐蔭)
大阪桐蔭・藤原、驚がく130メートル弾!4番起用あるぞ https://t.co/2tzByzbRkS #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/KVqqf2dfBG
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年3月19日
学校名 | 大阪桐蔭(大阪) |
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背番号 | 8 |
ポジション | 外野手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 181cm/78㎏ |
投/打 | 左投/左打 |
昨年10月に右ひざを負傷
昨年、侍ジャパンU-18に2年生ながら選出された藤原。負傷した右ひざの治り具合が心配されていますが…
今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)がシート打撃でバックスクリーン右へ特大の一発。右膝負傷で出遅れる1番打者が完全復活へ前進した。
快音を残した打球は、中堅右へ突き刺さった。シート打撃で1番目に打席に入った藤原は内寄りの直球をフルスイングで仕留めた。昨年10月に痛めた右膝は「まだ8割くらい」の状態だ。痛みも残り、打席でしっかり踏み込めない中で放った一撃にポテンシャルの高さをうかがわせた。
「食べる量を増やしてパワーアップに努めている」
藤原恭大(センター)「昨秋は思うようなバッティングができませんでした。今は人間性の成長なしには野球の成長はないと自分に言い聞かせて練習しています。食べる量を増やしてパワーアップに努めているので、筋力が上がってきたし打撃も少しずつ良くなってきています。」
◆裏話◆「マンガが大好きで、寮での自由時間は本棚にあるマンガを読んで息抜きするそう。実家にも数百冊のマンガがあるとか!」
柿木蓮(大阪桐蔭)
【明治神宮大会】大阪桐蔭、エース・柿木の好救援で4強入り一番乗り 駒苫4―2で下す https://t.co/31o5m8L12x #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/0FtBHtaTmd
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年11月11日
学校名 | 大阪桐蔭(大阪) |
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背番号 | 1 |
ポジション | 投手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 181cm/87㎏ |
投/打 | 右投/右打 |
甲子園で防御率0.00
先発した昨夏の3回戦・仙台育英戦は9回に2点を奪われてサヨナラ負けしたが、自責は0。聖地では11回2/3を投げ、防御率0・00を続けている。「0・00を続けることができたら、負けることはない。自分が点を取られなければ負けない」。時折口をついて出る佐賀弁も魅力的な最速148キロ右腕。『がばいすごか(佐賀弁で本当に凄い)』ピッチングで、胴上げ投手になるつもりだ。
初戦の相手は伊万里(佐賀)。佐賀出身の柿木は…
「故郷が佐賀ですし(伊万里が)来たらおもしろいなと思っていました。地元の高校で、意識するなと言われても意識してしまいますが、どんな相手でも気は抜きません」
「“自分が1番を背負って投げる”という気持ちで」
柿木 蓮(投手)「根尾 昂や横川 凱というライバルはいますが、“自分が1番を背負って投げる”という気持ちで冬の練習に打ち込んでいます。点を取られなければ負けないので、自分がとにかくゼロに抑えないと。今までは先輩の背中を見てきましたが、先輩ばかりを追わず自立していきたいですね。」
◆裏話◆「今ではエースとしての姿が印象的ですが、実は投手は目立ちたがり屋なイメージがあり嫌いだったそうです。」
森下翔太(東海大相模)
【センバツ・強打ズラリ ミレニアム世代】<1>東海大相模・森下、高校通算46発「攻め続けて日本一」 https://t.co/Lt4U7h77gm #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/8frPIMvllQ
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年3月17日
学校名 | 東海大相模(神奈川) |
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背番号 | 8 |
ポジション | 外野手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 180cm/77㎏ |
投/打 | 右投/右打 |
高校通算46本 ミレニアム世代を代表するスラッガー
昨夏の神奈川大会では、横浜スタジアムの左中間上段までかっ飛ばした。昨秋公式戦11試合で打率5割1分2厘。5本塁打を放ち、チーム断トツの24打点をたたき出した。
12日の佐久長聖(長野)との練習試合では、高校通算46号を含む5安打をマークするなど、調整は順調だ。自身が生まれた2000年は、エース・筑川利希也(現ホンダコーチ)らを擁し、初のセンバツ制覇を達成。「全員で日本一になろうとやってきた。攻め続けて日本一を取りたい」。ミレニアム世代を代表するスラッガーとして、自らのバットで日本一へ導く。
大谷拓海(中央学院)
【センバツ・強打ズラリ ミレニアム世代】<3>中央学院・大谷「大谷2世」25発中10発逆方向 https://t.co/wmuAjXqizR #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/CoGw9WdMVC
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年3月19日
学校名 | 中央学院(千葉) |
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背番号 | 1 |
ポジション | 投手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 180cm/76㎏ |
投/打 | 右投/左打 |
二刀流の“大谷2世”
投げては最速145キロ、打っては高校通算25本塁打。すらりと伸びた長い手足に、投打にしなやかなフォーム。右投げ左打ちで、エースで4番。そして、名字は大谷。サイズこそ180センチ、76キロと本家より一回り小さいが、まさに大谷2世と呼ぶにふさわしい逸材だ。
本人は「高校野球は全員二刀流だと思う」
エンゼルス・大谷と同姓ということもあり「二刀流」で注目を浴びるが、「高校野球はDHがないので全員二刀流だと思う」と冷静だった。
市川悠太(明徳義塾)
明徳義塾は2点差で敗れ、馬淵監督は甲子園通算50勝ならず。
— バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) 2017年8月16日
7回を投げて3失点。「自信がある」という直球を打たれた明徳義塾の2年生・右腕市川は「来年はもっと直球を磨いて、監督さんに50勝目を贈りたい」。 https://t.co/tHC7VMWqaT pic.twitter.com/4hyOAHY5U2
学校名 | 明徳義塾(高知) |
---|---|
背番号 | 1 |
ポジション | 投手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 184cm/75㎏ |
投/打 | 右投/右打 |
明治神宮大会を投げ切った絶対的エース
今年のチームは市川悠太という絶対的なエースがいる。右のサイドハンドで見た目の凄さはないけど、変化球のキレが良いからそんなに連打されるイメージはない。昨秋の公式戦は明治神宮大会まで全部ひとりで投げ切った
市川は神宮大会後に次のようなコメントを残しています。
「(今大会3試合すべて1人で投げ抜き)大会全部1人で投げようと。自分しかいないんで。(右足内転筋を傷め、右手中指の爪も割れていたが)どこが痛いとかは関係ない。気合いでいきました。真っ直ぐとスライダーが良かった。真っ直ぐにキレがあって、向こうも真っ直ぐを狙ってきていたと思うが、キレがあったんで内野ゴロやポップフライになっていた。今まで監督さんのおかげで勝たせてもらっていたので、選手たちで引っ張っていこうと。自分たちの力で勝てて良かった」
扇谷莉(東邦)
学校名 | 東邦(愛知) |
---|---|
背番号 | 1 |
ポジション | 投手 |
学年 | 3年 |
身長/体重 | 187cm/94㎏ |
投/打 | 右投/右打 |
身長187cmの大型右腕
東邦も東海のスター軍団ですからね。187cmの大型右腕エース・扇谷莉(おおぎや・らい)は今大会No.1との評判です。
扇谷はリトルシニア時代から知られた存在で、187cmの長身を活かした最高146kmの速球とキレのあるスライダーが武器だそうです。
今年のセンバツに関するあれこれ
今大会からタイブレークを導入
春夏の甲子園大会では、延長10回に入る前と13回から突入する前にタイブレークについての大会規定のアナウンスが流れ、スコアボードにもその旨が表示されます。
— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) 2018年3月4日
また、今年からベンチ最前列に座席バーが設置され、バックネット上部の素材も変わりました!#高校野球#熱闘#センバツ#タイブレーク pic.twitter.com/qTe7mvP6aP
タイブレークとは?
選手の健康、日程消化の観点から早期決着を図る制度で、昨秋の明治神宮大会では日大三―日本航空石川戦で実施。この時は「延長10回以降、無死一、二塁からの選択打順」だったが、今大会は「延長13回以降、無死一、二塁からの継続打順」となる。
明徳義塾・馬淵監督が考えている対策
「僕はね、選択打順であれば、先攻が圧倒的に有利だと思っていた。先に3点を奪えたら、裏の守りでは2点以内で抑えればいいわけだから。ところが、継続打順だと一概にそうとは言えない。12回終了時の打順によって運・不運があり、タイブレークで、下位から始まったら大量得点は期待できないわけですから」
「たとえば12回の攻撃で、二死1塁から3番打者を迎えたとしますよね。13回のタイブレークを見据えて、一か八かの盗塁を仕掛ける。アウトになれば13回は3番から始まるし、セーフになればもうけもんで、ポテンヒットでも1点入る。他にはバントや代走専門の控え選手を用意したり。そういう戦法は今から考えておく必要があるでしょうね」
タイブレークへの対策や考え方は人それぞれのようです。
入場行進曲は25年ぶりの『今ありて』
【ニュースリリース】
— 阪神電気鉄道【公式】 (@hanshin_pr) 2018年3月14日
~春の高校野球大会期間中、甲子園駅限定~3月23日(金)から、大会の入場行進曲「今ありて」が甲子園駅の列車接近メロディーになります!★詳細は⇒https://t.co/kHTPF0rcWu #高校野球 #甲子園 pic.twitter.com/Wvhg5D0Boc
阿久悠作詞、谷村新司作曲による3代目の大会歌
入場行進曲は、阿久悠作詞、谷村新司作曲の「今ありて」。同曲は1993年の第65回記念大会から3代目の大会歌となり、同年に入場行進曲として使用された。今回は第90回記念大会にあわせて、25年ぶりに入場行進曲として使用される。
野球作品『MIX』『MAJOR 2nd』とのコラボ弁当販売
大会期間中、人気野球漫画・アニメ作品の『MIX』・『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』とのコラボ弁当が阪神甲子園球場で発売されるそうです。
MIXコラボ ミックスグリル弁当 ¥1,100(税込)
「MIX」の作者、あだち充氏の名作「タッチ」に登場する喫茶店「南風」の看板メニューであるナポリタンをメインとするほか、「MIX」のロゴ入りの卵焼きもポイントです。
更に、ハンバーグや唐揚げなどのサイドメニューも充実している、ボリュームたっぷりのお弁当となっています。
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)コラボ 親子丼弁当 ¥1,100(税込)
茂野吾郎・大吾親子を表現した親子丼をメインとし、バットとボールを模したエビフライ・鳥団子も2個ずつ詰め、親子で楽しめるお弁当に仕上げました。
東海大相模エース・斎藤の母のいとこが井森美幸
東海大相模エース・斎藤礼二 親戚・井森美幸の激励に笑顔「すごく応援してくれる」 https://t.co/6ix8EtwY5a #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/CD5W0n1s4R
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年3月20日
東海大相模のエース・斎藤礼二(3年)が、母のいとこにあたるタレントの井森美幸(49)から激励されたことを明かした。
最速142キロ右腕は昨秋神奈川大会決勝で死球を受け、右手甲を骨折。手術を受けて関東大会の登板を回避したため「けがだけには気をつけて」と激励されたという。
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【高校野球】常葉大菊川が4強入り 大村昂輝が2試合連続完封…秋季静岡県大会
スポーツ報知 / 2024年9月23日 18時36分
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秋季愛知大会 至学館、中京大中京、名古屋たちばなが東海大会へ進出!
スポニチアネックス / 2024年9月23日 15時39分
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京都国際、センバツ出場は絶望的 京都大会4回戦で敗れる
共同通信 / 2024年9月23日 15時38分
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【高校野球】静岡県秋季大会4強出そろう…常葉大菊川、東海大静岡翔洋、聖隷クリストファー、掛川西
スポーツ報知 / 2024年9月23日 15時19分
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【高校野球】強豪・東北撃破! 仙台一がタイブレークの熱戦を制して8強入り
スポーツ報知 / 2024年9月23日 14時49分
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【高校野球】7回まさか5失点… 東北がタイブレークの末に競り負けて来春センバツ絶望的
スポーツ報知 / 2024年9月23日 14時32分
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【高校野球】 夏の甲子園出場・花咲徳栄のセンバツ出場が絶望的に… 宿敵・浦和学院に敗れる
スポーツ報知 / 2024年9月23日 14時16分
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秋季栃木大会 夏の王者・石橋は3回戦で敗退…来春センバツは絶望的 文星芸大付は大勝
スポニチアネックス / 2024年9月23日 14時11分
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夏の埼玉王者・花咲徳栄が来春センバツ絶望的…浦和学院がライバル撃破で3年ぶり出場に前進
スポニチアネックス / 2024年9月23日 13時45分
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【高校野球】夏の甲子園Vの京都国際 4回戦敗退で来春センバツが絶望的に
スポーツ報知 / 2024年9月23日 12時58分
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清原ジュニアの場合は? プロ志望書の裏に3パターン「確約」「二股」「イチかバチか」(小倉清一郎)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月23日 9時26分
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【高校野球】北照・木田武杜の公式戦初打席初スイングが決勝打に…全道地区予選小樽地区1回戦
スポーツ報知 / 2024年9月23日 6時30分
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報徳学園・今朝丸裕喜、関東第一・坂井遼の甲子園準V右腕がプロ志望届を提出
スポニチアネックス / 2024年9月19日 19時0分