『紅』熱唱のCMで注目! 女優・高畑充希の秘密

2018年7月12日更新

女性の声で熱唱されるX JAPANの代表曲『紅』に、思わず聞き入ってしまった人も少なくないのでは? NTTドコモの新CM「紅の空に」篇で高畑充希の絶唱が大きな話題になっています。今回はずば抜けた歌唱力を誇る女優、高畑充希を特集します。

NTTドコモCMの『紅』絶唱が話題に

実際の『紅』熱唱動画とはどのようなもの?

X JAPANの『紅』を髪を振り乱して熱唱

「今回高畑が出演したのはNTTドコモの『紅の空に』篇。高畑が夕暮れの港に立ち、スマートフォンを握りながら『紅』を熱唱しています。唄の最後では『あああああー!!』とシャウト。髪を振り乱しながら歌う姿もインパクトがありますが、アカペラで声を張り上げる歌唱力は絶品。思わず聴き入ってしまいます」(スポーツ紙デスク)

間違いなく高畑充希本人の歌声

J-CASTニュース編集部が18年6月26日、NTTドコモのプロモーション部担当者に取材したところ、この歌声は「高畑さん本人の声で間違いありません」という。

なぜ『紅』を歌っているの? 担当者一問一答

NTTドコモの担当者に今回のCMについて質問した記事がありましたのでご紹介します。なぜ今回高畑充希が『紅』を歌っているのかというと…

Q.高畑さんが歌う曲はどうして「紅」なのですか。
担当者「iPhone『X』と『X』JAPANをかけ合わせたもので、別れのシーンにふさわしい、夕景に合う曲として、『紅』を選曲しました」
Q.YouTubeの再生回数が200万回を超えました。予想していましたか。
担当者「高畑さんの圧倒的な歌唱力、なおかつ、アカペラで『紅』を熱唱する企画ということで、ある程度の反響(100万回超え)は予想していましたが、200万回を超えることは想定していませんでした」

7月11日現在、CMの動画再生数は250万を超えています。

「X JAPAN」YOSHIKIの反応は…?

YOSHIKIはツイートで「Wow..」と高畑の声を称賛

女優の高畑充希がNTTドコモのCMで、X JAPANの名曲「紅」を圧倒的な歌唱力で熱唱する姿が大きな反響を呼ぶ中、7月8日にX JAPANのリーダー・YOSHIKIが、YouTubeにアップされている同シーンを発見。引用リツイートの形でツイートし、高畑の声を称賛している。

SNSなどネットの反応は?

CMが流れるや絶賛コメントが拡散された

高畑の圧倒的歌唱力が前面に押し出されたCMが流れるや、一気にSNSでは「充希ちゃん歌うめえぇぇぇぇ」「ヤバすぎw」「やっぱりミュージカル女優だ」「あらためて歌唱力のすごさが分かった」「うますぎ!」「Xとコラボしよう!」「YOSHIKIさーん! 見てー!」と絶賛コメントが拡散され、ニュースサイトもこぞって取り上げる事態に。

X JAPANのファンらしきユーザーからも絶賛

X JAPANのファンと思われるみなさんからもコメントがあがっておりまして、
「X JAPANファンからしたら嬉しいです」
「ToshI君とコラボしてくれないかな」
「X JAPANのアルバムは一向にできる気配ないんでその代わりに高畑充希バージョンの紅を配信してください」
と絶賛の嵐。これはもう「ファンお墨付き」と言ってしまってもいいのではないでしょうか……!

YOSHIKIのツイートにリプライ殺到

先述したYOSHIKIのツイートには、ファンからのリプライが多数集まったそうで…

ファンから「すごいですよね」「今度YOSHIKIさんコラボしてください!」「YOSHIKIさんに是非、観ていただきたかったから嬉しいです」「若い世代の方々がX JAPANに興味を持っていただけるきっかけにもなっていて、ファンとしては本当に嬉しいことです」とリプライが殺到している。

「最初はうまいと思ったけど何度も流れすぎ」の声も…

何度もこのCMが流れるうちに、視聴者からは「紅のCM、音量大きすぎて不愉快でしかない」「最初はうますぎる~!って聴き入ってたけど毎日死ぬほど流れるから流石にもううるさい」「確かに何度も流れるし耳障り」「あの張り上げた絶叫一日中何度も聴かされるの苦痛」「結構うるさいよね。高畑充希は悪くないけど」「申し訳ないのですがうざいんです」「高畑充希は嫌いじゃないけど、このCMは苦手」など、苦情が増えてきているのだという。

こちらの記事では、「絶叫を流して不快に感じる人が出るのも計算済み。インパクトがあったという証」と語る芸能ジャーナリストの話も記されていました。

高畑充希の歌がうまい理由 これまでの活動は?

8代目「ピーターパン」女優

ミュージカルで主演デビュー

高畑充希の歌唱力はホンモノだ。彼女は中学生の時にホリプロ主催の『山口百恵トリビュートミュージカル』の出演者オーディションで9621人の応募者から主演の座を獲得し、女優デビューを果たし、16歳から22歳までの6年間にわたりミュージカル『ピーターパン』で8代目ピーターパン役を務めるなど、その歌唱力と演技力は折り紙つきだ。
「卓越した演技力は誰もが認めるところですが、実はその歌唱力も相当なもの。もともと舞台女優を目指していたこともあって、音楽の勉強もしていたそうです。今回も難易度の高い『紅』を見事に歌い上げ、関係者の間でも『やっぱり彼女は凄い!』と評判になっていました」(演劇担当記者)

演技派女優としてさまざまなドラマに主演

2016年NHK連続テレビ小説のヒロイン

2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演し、作中で披露した『焼氷有りマスの唄』で歌唱力に注目が集まりました。また、2016年NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』ではヒロインの小橋常子を演じています。その後も映画や舞台、ミュージカルにCMにと幅広く活動しています。

ドラマ『忘却のサチコ』に主演

2018年1月2日放送のドラマ『忘却のサチコ』で主演を務めました。

『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中、単行本も10巻を数え、累計50万部突破の阿部潤著の人気コミック『忘却のサチコ』。
その実写ドラマ『ドラマスペシャル 忘却のサチコ』が、今夜2日夜11時15分からテレビ東京系で放送される。
主演の佐々木幸子(以下、サチコ)を演じるのは、昨年『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で話題をさらった高畑充希だ。

2017年日本テレビ系『過保護のカホコ』で主演

「2017年最も胸キュンしたドラマ」アンケートが、恋活アプリ「タップル誕生」の利用者を対象に行われた。そこで栄えある第1位に選ばれたのが、高畑充希と竹内涼真が共演した「過保護のカホコ」(日本テレビ系)だ。
最終話視聴率は14.0%をマークした。さらに、ロケ地を巡る聖地巡礼も、今だに大人気。Twitterでは「過保護のカホコのロケ地巡りで横浜に来ました」「2人で出かけるなら:カホコの聖地巡り」といった書き込みが後を絶たない。

ドラマ終了時には、「カホコロス」が叫ばれるなど大ブームを起こしたとのことです。

頭痛薬、JRA、チキン、アイス…CMにも多数出演

2018年上半期タレントCM出演ランキングで女性部門6位

テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは6日、『2018上半期タレントCM起用社数ランキング』を発表した。

高畑充希はタレント起用社数が9社で、女性部門6位でした。

7月11日から新CM「バファリンルナi」

ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、生理痛に速く効いて眠くなりにくい解熱鎮痛薬『バファリンルナi』の新TVCMを、2018年7月11日(水)より全国で放映いたします。

「痛いと私はブチャくなる」というセリフで知られる鎮痛剤のCMシリーズです。

大好きなウマを応援して楽しむ「UMAJO(ウマジョ)」CM

女優の高畑充希と土屋太鳳が出演するJRA日本中央競馬会『UMAJO(ウマジョ)』の新テレビCMとウェブムービーに、お笑いコンビの尼神インターの誠子と渚が出演中。二人は高畑のいとこ役という設定で、土屋に東京競馬場を案内してもらい、体験乗馬やテーブルを囲んでのレース予想などに興じている姿が描かれている。

ケンタッキー・フライド・チキンCMでは「おいしそうな顔」

KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)の新たな顔に就任した、高畑充希が登場。CMのメインメッセージとなる「今日、ケンタッキーしない?」をカメラ目線でキュートに語りかける。
今回のCMでは、見た人が無性にKFCに行き、KFCのチキンを食べたくなる、おいしそうな表情を撮ることにこだわったという。
高畑は監督が求める表情や演技を体現し、監督が思わず「めちゃくちゃうまそう…」とつぶやくほどだった。

現在はその他にグリコ「牧場しぼり」のCMキャラクターなどを務めています。

CDアルバムを2枚リリース!? 歌のうまさは折り紙付き

2007年に歌手デビューしCDアルバムを発売

高畑はミュージカル出身で、その高い歌唱力にはかねてより定評があり、2013年にはNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でも歌声を披露していた。すでに歌手としてもデビューしており、2008年には“みつき”名義でアルバム『COLOR』(ワーナーミュージック・ジャパン)を、14年には高畑充希名義でアルバム『PLAY LIST』をリリースしている。

2007年にコブクロの小渕健太郎プロデュースによりシングルをリリース、歌手デビューを果たしています。

音楽関係者「透明感がありながら伸びもある」

音楽業界関係者は高畑充希の歌声についてこう語っています。

「高畑の歌声は一聴してわかるように、透明感がありながらも伸びがあって、誰もが聴いていて心地良いと感じる種類のものです。音楽業界でも、その才能は早くから注目されていました。07年前後にリリースしていたCDは、セールス的には振るわなかったものの、コブクロの小渕健太郎や川嶋あい、竹内まりやといったミュージシャンが楽曲提供しており、その期待の高さをうかがわせるものでした。現在、高畑はかつてないほどのブレーク期にあるため、再び売り出す可能性は高いですね。近年では、松たか子が『レット・イット・ゴー~ありのままで~』を歌い、歌手として再注目を集めましたが、彼女もまたヒット曲を生み出すポテンシャルを秘めています」

ちなみに、高畑充希は今回のNTTドコモ「紅の空に」篇以外のCMでも、NTTドコモ「特ダネを追え!(ズンドコモ節)」篇では『きよしのズンドコ節』の替え歌を歌ったり、チョーヤ梅酒のCMでも美声を披露していました。

夏フェスに参戦決定! 今後の活動

武道館で開催される音楽フェス「908 FESTIVAL 2018」に出演

ラッパーのKREVA主催のライブイベント

ヒップホップ歌手・KREVA主催の音楽フェス『908 FESTIVAL 2018』(8月31日、東京・日本武道館)の最終出演アーティストが発表され、女優の高畑充希が出演することが明らかになった。本格的な音楽フェスへの参戦は初となる。

高畑充希もインスタグラムで自身のライブ出演を告知しています。

どうしてKREVAのイベントに参加することに?

KREVAと高畑は、今年2月に開催されたディズニー・アニメーション映画『リトル・マーメイド』のフィルム・コンサート『リトル・マーメイド イン コンサート』で、アリエル役(高畑)とセバスチャン役(KREVA)で共演し、カルテットでのパフォーマンスも披露した。KREVAがプロデュース、演出を手がける『908 FESTIVAL 2018』でどのようなパフォーマンス、コラボレーションを見せるのか期待が高まる。

今後の映画の出演予定は?

2018年10月26日公開『旅猫リポート』

原作は猫の目線で描かれているため、昨年の映画化発表以来、猫(ナナ)の心の声を誰が担当するのか、ファンの間では様々な憶測を呼び、話題となっていたが、高畑充希が声を担当することに決定した。
数多くの作品に出演している高畑が、猫の声を担当するのは初めてだが、オス猫の声を見事に演じ切り、物語に生命力と説得力を吹き込んでいる。

2018年冬公開『こんな夜更けにバナナかよ』

大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した、渡辺一史氏による書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」が、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」のタイトルで実写映画化されることになり、大泉洋が主演、高畑充希と三浦春馬が共演することがわかった。オール北海道ロケを敢行し、涙と笑いに満ちた実話を描き出す。

2019年公開『引っ越し大名三千里』

「超高速!参勤交代」シリーズの土橋章宏原作「引っ越し大名三千里」が映画化することが決定。主演に星野源を迎え、現代では考えられないような江戸時代の“引っ越し”が、ユーモアたっぷりに描く。併せて高橋一生、高畑充希と豪華共演者も発表された。
前任者である板倉の娘・於蘭(おらん)役は、高畑充希。引っ越し素人の春之介に、引っ越しのコツを一から指南する。気丈でしっかり者の娘で、春之介を支える役だ。犬童監督とは「いつか一緒に」と以前からやりとりをしていたそうで、ついに念願の出演となる。