日本代表の注目選手 “ビッグ3”本田・香川・岡崎編

2018年6月11日更新

6月19日に初戦のコロンビア戦を迎える日本代表の注目選手を紹介。今回はベテランの域に入ってきた“ビッグ3”こと本田圭佑、香川真司、岡崎慎司を取り上げます。

物欲がない本田圭佑 

最近になって人生で初めて車を購入

日本代表応援プロジェクト「夢を力に2018」内で、ファンが聞きたいことに代表選手たちが答えるスペシャルムービー「代表質問箱~選手に聞いてみたいこと~」。この中で本田は、「最近、衝動買いしたものはありますか?」という質問に対して、「俺、実は意外と知られてないんやけど、物欲、全然なくて。車買ったのがパチューカ来て初めて!」と回答。これまで表彰の副賞でもらった車やスポンサーのリース車に乗っていたため、人生で初めての車の購入だったといいます。
ちなみに、動画では車種名が伏せられていますが、槙野智章が乗っている車と同じだそうです。

人の名前を覚えるのが苦手?

付き合いが長い槙野の「下の名前」を知らなくて話題に

上の動画でもコンビを組んでいるように、世代別代表の頃から一緒にプレーしていて仲が良いと言われている槙野の下の名前を知らないことが話題となっていました。

「槙野がこの中で『トモアキ』という選手がだれか分かるかを(本田)圭佑に聞いたんだけど、圭佑は分からなくて『だれ?』ってなって」。心当たりがなかった本田は一人ずつ代表選手の名前を挙げ、最後に残ったのが“正解”の槙野だったという。
当然、自分の名前は知っているだろうと思っていた槙野は「仲がいいと思っていたからへこんでいた」(長友)そうで、思わぬ形で本田が“天然ぶり”を見せていた。

試合の日は“勝負パンツ”を履く香川真司

かつては「ピンク」だった勝負パンツ

今大会の勝負パンツの色は…?

前回大会に続きエースナンバーの背番号「10」を背負う香川真司。彼はゲン担ぎとして大事な試合の日は“勝負パンツ”を履いていることを昔から公言しています。
2011年に明かした時は「ピンク」、14年には「ドルトムントカラーの黄色」と答えていますが、今回のW杯の勝負パンツの色は「特に決めてない」とか…。

推定市場価格は海外日本人プレーヤーNo.1

ダントツの16億7700万円

若干古めのデータですが、2017年夏の時点で海外クラブに所属する主な日本人プレーヤー40人の推定市場価格のランキングによると、香川は16億7700万円で堂々の1位。2位の岡崎慎司が9億300万円、3位の大迫勇也7億900万円なので、ダントツの1位と言えます。

ゴージャスな居間が話題に

上で紹介した「市場価格」は移籍市場での推定金額であり、年俸とは異なりますが、香川は年俸も日本人選手の中ではトップクラス。今年の春にはその優雅な暮らしぶりも注目されました。

主人のカラダをしっかりと支える巨大なソファー、お洒落なハンモック、そして芝生の敷かれた雄大なベランダ。兵庫県神戸市に生まれた29歳の日本人フットボーラーが謳歌するゴージャスな居間は、同じくドイツで活躍する日本代表FW武藤嘉紀のツイッターを通してファンの目に届けられた。
どうしても視線は豪華すぎる香川宅のリビングへと吸い寄せられます。もちろん彼がドイツやイングランドで成し遂げてきた偉業を鑑みれば、その優雅な暮らしぶりにも十分納得がいくものの、小柄な香川のカラダとは対照的なジャンボソファーの存在には多くのファンも驚かされたことでしょう

“大人げない行動”で子供を泣かす

昨年末にTwitterに投稿した動画が話題に。

自身のツイッターで1本の動画を投稿。それは、ピッチ上で小さな子どもとボール遊びをしている様子。ただ、ボールをキープし続ける香川は、ボールを奪おうとする子どもに対して、執拗なまでに“股抜き"を敢行。約30秒の間に、8度もの股抜きをした。
▽対して、子どもはついに泣き出してしまい、ボールを蹴り出してしまった。

ネットでは称賛の声

岡崎慎司のJリーグ初ゴールはダイビングヘッド

座右の銘は「一生ダイビングヘッド」

ダイビングヘッドは、しばしば「泥臭くゴールを狙う」などと表現される岡崎のプレースタイルを象徴するもので、記念すべきJリーグ初ゴールもダイビングヘッドで決めています。また、座右の銘は「一生ダイビングヘッド」です。

“一生ダイビングヘッド”という言葉を座右の銘にしていることは有名であり、どれだけ泥臭くとも最後の一瞬までゴールを諦めない姿勢は、その言葉の表れだろう。

国際Aマッチ通算50ゴール目もダイビングヘッド

久保が右サイドから鋭い弾道のアーリークロス。これを岡崎がニアで捉え、得意のダイビングヘッドでゴール右隅にねじ込んだ。岡崎もブルガリア戦以来の得点となり、待望の国際Aマッチ通算50ゴール目。「一生ダイビングヘッド」が座右の銘の30歳が、代表初ゴールを決めた09年1月20日のイエメン戦から足掛け8年余りで釜本邦茂氏(通算75得点)、三浦知良(通算55得点)に続く史上3人目の快挙を達成した。

「足が遅い」「背が低い」「テクニックがない」FW

プロ入り時はFWの8番手控え

高校を卒業すると清水エスパルスに入団し、晴れてプロサッカー選手の肩書を得た。しかし、与えられたポジションは、FWの8番手控え。テクニック、俊足、高さなど、FWとしての必須要素を、岡崎は持ち合わせていなかったのだ。

自分の足の遅さを認めて全力でトレーニング

「足が遅いと認める行為は、自分はダメな選手だ、と受け入れること。そこからすべてはスタートした。ダメな自分だからこそ、サッカー選手として成長するために、考え抜いてきた」(『鈍足バンザイ!』)
足が遅いからこそ、その欠点をカバーしようと全力でトレーニングに取り組んだ岡崎。その結果、一瞬でDFラインの裏に抜け出す出足の早さを身に付け、2008年には目標としていた年間10得点を達成。さらに、日本代表にも選出された。

召集外の時期も海外メディアは注目

ハリルホジッチ監督時代に一時期、日本代表に招集されなかった岡崎ですが、海外メディアは「岡崎が日本代表の得点源」だとして、未招集の頃も注目。グループリーグで戦うポーランドのメディアは、岡崎を「スナイパー」「日本代表で50得点を決め、111試合に出場している脂の乗り切ったレジェンド」などと表現して再招集に警戒を強めていました。

そもそもいつから“ビッグ3”と呼ばれるようになった?

ネット検索で確認できる範囲では2015年3月が最古?

今回“ビッグ3”の本田、香川、岡崎を取り上げたわけですが、この「ビッグ3」というワードは最近よくメディアで見かけるようになり、「いつからか“ビッグ3”と呼ばれるようになった」などと表現されています。そこでふと「いつから“ビッグ3”と呼ばれるようになったんだろう?」と疑問に思ったので、簡単に調べられる範囲で調べてみました。

まず、Googleのニュース検索で過去にさかのぼって検索してみると、下の「THE PAGE」の2016年10月7日の記事が(目についた範囲では)最も古いようです。
この記事には「2010年9月に発足したザックジャパンで、いわゆる“ビッグ3”はレギュラーとしてそろい踏み」とあり、それ以前から“ビッグ3”であったことがうかがえます。
ちなみに、近い時期では16年11月15日のサウジアラビア戦で“ビッグ3”がそろってベンチスタートだったことを「スポーツ報知」が報じたり、翌日16日の「サッカーキング」のコラム記事でも“ビッグ3”に言及されています。

2015年3月29日の「スポーツ報知」の記事が最古?

続いてTwitterで検索してみると、15年3月29日のスポーツ報知の記事内で「香川、岡崎、本田の“ビッグ3”」という記載があった模様。すでに元記事はネット上に残っていませんが、今回ネット上で確認した範囲ではメディアによる最古の記述のようです。

ちなみに念入りに調べたわけではないので、さらに古い記事が存在する可能性はあります。

“ビッグ3”には疑問の声も

なお、“ビッグ3”という呼称に対しては、サッカー関係者や本人たちからも疑問や戸惑いの声があがっているようです。
元日本代表監督の岡田武史氏は、先月5月24日に開かれたイベントにて次のように発言。

「本田、香川、岡崎というのは、よく我々が言う『ビッグ3』ですが、これ岡田さん...」
と言うと、岡田氏は
「なんでビッグ3なの?」
と率直に疑問を示した。

岡崎は「誰が考えたのか…」と苦笑い

岡崎は先月21日の代表合宿初日に“ビッグ3”と呼ばれていることについて自らの想いを吐露しています。

日本を象徴する三人に選ばれている岡崎は、照れくさそうな表情を浮かべると、「誰が考えたのか…」と思わず苦笑いを見せている。
「今まで言われたことなかったですからね、たまたまじゃないですかね」と冗談を交えて返答。最後は「二人のついでで僕が入っただけ」と謙虚に答え、その場を後にしている。