ロシアW杯8強が決定!得点王争いを制するのは?

2018年7月4日更新

下馬評で期待の高かったメッシ、クリスティアーノ・ロナウドといった得点王の候補者たちがW杯を去り、いっぽうでゴールを量産しているイングランドのハリー・ケインや日本を破ったベルギーのR・ルカクら今後の得点王争いの行方も気になるところ。今回は得点王争いに絡む(絡んでいた)選手たちをご紹介します。

ロシアW杯得点王争いに絡む選手たち

いよいよ8強が決まり、得点王争いに絡める選手たちも絞られてきました。7月4日時点で6得点を挙げているイングランドのハリー・ケインが一歩抜け出た印象がありますが、今後も得点王争いに絡んでいくであろう選手たちをご紹介します。その前にまずは最新の得点ランキングをチェック。

ロシアW杯の得点ランキング(個人)

ハリー・ケイン(イングランド)

得点6ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属トッテナム
生年月日1993年7月28日
身長 / 体重188cm / 86kg

恐るべきペースで得点を量産する稀代の点取り屋

2017年、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドらを上回って5大リーグの最多得点者となった勢いそのままに、W杯でも決勝トーナメント1回戦終了時点で6得点と単独トップに立つ活躍ぶり。今大会6得点のうち3点がPKによる得点だったり、味方が打ったシュートが身体に当たって入るなどラッキーなゴールもありますが、そのあたりをものにするのも天性の点取り屋と呼ばれる所以。

チュニジア代表戦では決勝トーナメント進出を決定付ける劇的ゴール(動画の1分30秒あたり)。ヘディングの精度の高さもさることながら、いつの間にかフリーでシュートを打てる状態にいる、ということもゴールゲッターとしての嗅覚を物語っています。

ロメル・ルカク(ベルギー)

得点4ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属マンチェスター・ユナイテッド
生年月日1995年7月30日
身長 / 体重190cm / 94kg

強靭な肉体を武器にゴールを急襲

現在のベルギー代表の歴代最多得点者。身長190cm、体重93kgの鋼鉄の筋肉を身にまとい相手ディファンスのプレッシャーをはねのけます。また以下の動画の1分23分からのプレーのように、その体格からは想像も出来ないような、相手ディフェンスも追いつけない足の速さでゴールを急襲します。
7月4日現在で3試合4得点を挙げていますが、その4点はグループリーグの2試合で取ったもの。怪我の影響で一時下がったコンディションが今後復調するようであればハリー・ケイン越えも現実的なものになるでしょう。

アルテム・ジュバ(ロシア)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属アルセナル・トゥーラ
生年月日1988年8月22日
身長 / 体重196cm / 90kg

ブレイク間近の開催国の大型フォワード

ロシア国内組で世界的には知名度は高くないものの、今回のW杯開催国好調の要因となっている大型のセンターフォワードです。身長196cmの長身を活かしゴール前のターゲットとなります。以下の動画の1分10秒あたりからのプレーのように広い間合いでロングボールをきっちり収め、相手をかわしてシュートを決める丁寧な技術も持ち合わせます。

動画はこちらからご覧ください。

【2分でわかるロシアW杯】ロシア2連勝、計8得点! ロシア x エジプト(グループA)

デニス・チェリシェフ(ロシア)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションMF
所属ビジャレアル
生年月日1990年12月26日
身長 / 体重179cm / 74kg

開催国の代表で輝きを放つ苦労人

レアルマドリードの下部組織で育つもスター軍団のトップチームには定着出来ず、セビージャ、ビジャレアル、バレンシアを渡り歩いた苦労人。グループリーグ第1試合のサウジアラビア戦2ゴール、第2試合のエジプト戦で1ゴールを挙げ2試合連続MOMとなるなど、自国開催のW杯代表として輝きを放っています。
以下の動画の1分18秒のプレーでは相手ディフェンスにコースを限定されながらも、キーパーの頭上を越える鮮やかなループ気味のシュート。

キリアン・ムバッペ(フランス)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属パリ・サンジェルマン
生年月日1998年12月20日
身長 / 体重178cm / 78kg

完全にブレイクしたフランスの19歳

19歳にして強豪フランスの10番を背負う新星が期待通りの活躍をみせています。グループリーグのペルー代表戦でW杯初ゴールを挙げると、決勝トーナメント1回戦では強豪アルゼンチン代表相手に2ゴールを奪取。特にグリーズマンのPKゴールのきっかけとなった以下の動画の10秒あたりからの爆速ドリブルはアルゼンチン代表レベルのディフェンダーがペナルティエリア内であってもファウルでしか止められないほど。直接ゴールしたプレーではありませんが伝説として語り継がれていくことでしょう。

エディンソン・カバーニ(ウルグアイ)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属パリ・サンジェルマン
生年月日1987年2月14日
身長 / 体重188cm / 78kg

スアレスと並ぶウルグアイの得点源

バルセロナに所属するルイス・スアレスとともに、ここ数年のウルグアイ代表の得点源となっています。ここまでで挙げている3点のようにミドルシュートあり、ヘディングゴールあり、こぼれ球にも泥臭く飛び込むなどあらゆる得点パターンを持ったオールラウンダーのフォワードです。以下の動画の12秒からのプレーではスアレスへの大きなサイドチェンジ、ボールを受けたスアレスが相手ディフェンスを交わして上げたクロスに自ら飛び込んでゴールを決めるなど息の合ったプレーをみせています。得点王を狙える存在ですが、同試合後半25分に負った怪我の状況が心配されます。

フィリペ・コウチーニョ(ブラジル)

得点2ゴール ※7月4日現在
ポジションMF
所属バルセロナ
生年月日1992年6月12日
身長 / 体重172cm / 68kg

得点力に秀でた王国の中盤

2018年からFCバルセロナでプレーするサッカー王国ブラジルの主軸選手です。得意とする左サイドのポジションはネイマールに譲っていますが、中盤のポジションからでも変わらず高い得点力を誇ります。切れ味の鋭いドリブルとともに、ミドルシュートも一級品で、以下の動画の37秒あたりからのプレーのようにコースを曲げてくる技術的なシュートから、キック力を活かした弾丸シュートまで多彩なシュートパターンを持ち合わせています。

動画はこちらからご覧ください。

【2分でわかるW杯】ブラジルの初戦は引き分け/ブラジルxスイス(グループE)

ネイマール(ブラジル)

得点2ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属パリ・サンジェルマン
生年月日1992年2月5日
身長 / 体重175cm / 68kg

王国の絶対的エースは本領発揮なるか

もはや説明不要のサッカー王国ブラジルの大エースですが、今大会では厳しいマークに合いフラストレーションを溜めることもしばしば。ペナルティエリア内で倒され与えられたPKもVARで判定が覆るなど、グループリーグでは今ひとつ波に乗り切れていませんでした。しかし決勝トーナメントの1回戦ではメキシコ代表相手に1ゴール1アシストの活躍。決勝トーナメント1回戦終了時で合計シュート数は24本と誰よりも多く、ひとたび波に乗れば今からでも得点王を狙える存在です。

ルイス・スアレス(ウルグアイ)

得点2ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属バルセロナ
生年月日1987年1月24日
身長 / 体重182cm / 85kg

W杯の問題児がついに英雄となるか

2010年のW杯南ア大会では合計3得点を挙げ4位入賞に貢献するも、準々決勝のガーナ代表戦で相手シュートを阻止する故意のハンドでレッドカードを受け一発退場となったり、2014年ブラジル大会ではグループリーグ第3試合の対イタリア代表戦で、相手ディフェンダーの左肩に噛み付いて退場、重い処分を下され、長らく代表戦やクラブチームでの出場停止を命じられるなどW杯で何かと話題に事欠きません。しかし現在までのところ、今大会では好調なチームを牽引する頼もしい活躍ぶり。また相手選手に噛み付いて出場停止などになることなく、チームも勝ち進めば得点ランキングの上位にも顔を出してくるでしょう。
バルセロナではメッシにたびたびキッカーを譲っていますが、フリーキックも得意で、以下の動画の16秒あたりからのプレーでは低めの弾道でしっかりと決めています。

残念ながらW杯をすでに去った得点王候補者たち

ここからは得点を重ねながらも、残念ながら決勝トーナメント1回戦で敗退しW杯を去ることとなった選手たちを紹介します。

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)

得点4ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属レアル・マドリード
生年月日1985年2月5日
身長 / 体重185cm / 80kg

ハットトリックで幸先良いスタートを切るも

グループリーグ2試合で4得点。それも第1試合で“無敵艦隊”スペインを相手にハットトリックを達成するなど、この上なく幸先良いスタートを切ったクリスティアーノ・ロナウドでしたが、グループリーグ第3試合で健闘をみせたイラン代表相手に不発。決勝トーナメント1回戦でもグループリーグ無失点のウルグアイの強固なディフェンスの前に沈黙し敗退。16強という結果でW杯を去ることとなりました。

動画はこちらからご覧ください。

【2分でわかるロシアW杯】怪物C.ロナウド、ハットトリック! ポルトガル3-3スペイン(グループB)

ジェリー・ミナ(コロンビア)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションDF
所属バルセロナ
生年月日1994年9月23日
身長 / 体重194cm / 95kg

ディフェンダーながら度々チームを救うゴール

日本相手に初戦を落としたグループリーグ。第2試合でポーランド相手に先制点を挙げて3-0で快勝すると、続く第3試合ではセネガルを相手に決勝ゴールとなるヘディングシュートを決めて、決勝トーナメント進出を果たしました。決勝トーナメント1回戦のイングランド戦でPKにより先制されるも、後半アディショナルタイムにコーナーキックからヘディングシュート(以下の動画の1分1秒あたり)、起死回生のゴールを生みチームを窮地から救うなど、ここぞという時にゴールを決めてきましたが、結局その後もつれこんだPK戦で3-4で敗退。

ディエゴ・コスタ(スペイン)

得点3ゴール ※7月4日現在
ポジションFW
所属アトレティコ・マドリード
生年月日1988年10月7日
身長 / 体重185cm / 86kg

クリスティアーノ・ロナウドと点の取り合いをみせるも

グループリーグ第1試合のポルトガル代表戦では2得点を挙げ、この試合3点を取ったクリスティアーノ・ロナウドと激しい点の取り合いをみせました。続く第2試合のイラン代表戦では5バックを中心に自陣でがっちりと守備を固める相手に苦戦するも、後半9分、イニエスタからのパスをペナルティエリア内で受けると、相手のブロックが自分の足に当たりそのままゴールへ(動画46秒あたり)。今後も無敵艦隊の攻撃を牽引するかと思われましたが、決勝トーナメント1回戦で開催国ロシアの前にPK戦の末破れています。

動画はこちらからご覧ください。

【2分でわかるロシアW杯】スペインが今大会初勝利! イラン x スペイン(グループB)