吉村昭のニュース

【書評】平明端正な文章で事実をもって語らしめた吉村昭評伝

NEWSポストセブン / 2014年07月11日07時00分

【書評】『評伝 吉村昭』笹沢信著/白水社/3000円+税 【評者】川本三郎(評論家) 昭和二年(一九二七)生まれの三人の作家、城山三郎、藤沢周平、そして吉村昭には共通点がある。ストイックで勤勉であること。自らを律することに厳しかった。この三人の作品が好きな読者は彼らの禁欲的な生き方にも惹かれる。 吉村昭は東京の下町・日暮里の生まれ。実家は繊維工場。両親を早 [全文を読む]

作品を高く評価も食糞場面に激怒し太宰賞選出拒否した作家

NEWSポストセブン / 2013年03月09日07時00分

1996年からTBS系テレビ『王様のブランチ』・書籍コーナーのコメンテーターを12年半務めた松田氏が、同じ町内に住んでいた作家、吉村昭氏の思い出をつづる。 * * * ある年の太宰治賞選考委員会が終わってすぐのころ、選考委員だった吉村昭さんから電話がかかってきて、「『ちくま』に載ってる短編小説いいね。こういう小説、好きだなあ」と楽しそうに感想を述べた。吉村 [全文を読む]

ドキュメンタリー「女たちの赤紙」とドラマ「女たちの赤紙」を同じ日に見て。

メディアゴン / 2015年08月06日07時10分

吉村昭はこのタイプの小説家である。吉村昭の「生麦事件」や「戦艦武蔵」は、綿密な取材によって書かれている。しかし、取材では、すべての経過を事実で埋めることは出来ない。吉村さんはそこが作家の楽しみであると言う。取材で埋められない事実を、作家の想像力と創造力で埋めるのが「何よりの楽しみ」だという。時には取材の結果「書こうとした事実」にとって「邪魔な事実」が出てく [全文を読む]

たけし・山田孝之の息詰まる攻防『破獄』実在の囚人がモデル

しらべぇ / 2017年04月12日06時30分

吉村昭の長編小説『破獄』(新潮文庫)が、今日4月12日夜9時テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画として放送される。主人公の浦田進役のビートたけしは、3年ぶりのドラマ主演作で、初めての看守役。浦田をはじめ多くの看守たちを追い込む無期懲役囚・佐久間清太郎役の山田孝之、過去の確執から父へ素直になれない浦田の娘・浦田美代子役を吉田羊が演じ、共にたけしとは初共演とな [全文を読む]

たけし主演ドラマ「破獄」に橋爪功、松重豊ら追加キャスト決定

Smartザテレビジョン / 2017年03月03日06時00分

同ドラマは、は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説(新潮文庫刊)が原作で、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋によって30年ぶりにドラマ化。すでに“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守・浦田進役をビートたけしが、また浦田と対決する、脱獄犯・佐久間清太郎役を山田孝之が演じることが決まっている。今回発表されたのは、小菅刑務所長・大田坂洋役に松重豊、札幌刑務所長 [全文を読む]

ビートたけし主演で「破獄」が30年ぶりにドラマ化!

Smartザテレビジョン / 2017年01月24日06時00分

「破獄」は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説(新潮文庫刊)で、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋によって30年ぶりにドラマ化される。たけしがテレビ東京のドラマに出演するのは今作が初めてとなる。 脱獄阻止のエキスパートであり、監獄の守り神として絶対的自信を持つ看守部長・浦田進(たけし)と、緻密な計画と大胆な行動力、そして無尽蔵の体力を武器に犯罪史上未曽有の [全文を読む]

池波正太郎、湯川秀樹…数々の文士、文化人たちが愛した洋食の味とは

Woman Insight / 2015年05月16日22時00分

吉村昭さんが愛した「レストラン香味屋(かみや)」のビーフシチュー 取材を得意とした小説家、吉村昭さんは食べ物に対しても貪欲でした。吉村さんが洋食を食べに通ったのが、大正14(1925)年創業の『レストラン香味屋(かみや)』。 「少年時代、胸をときめかせて白いテーブルクロスのかかった食卓の前に坐って、トンカツやハヤシライスを食べた洋食屋の名残りのある店が [全文を読む]

山田孝之、ドラマ「破獄」名演で「人間の証明」の藤原竜也に圧勝!?

アサジョ / 2017年04月18日10時15分

原作は吉村昭による同名小説で、舞台は太平洋戦争真っ只中の秋田刑務所と網走刑務所。85年には故・緒形拳と津川雅彦がNHKのスペシャルドラマで演じている。「4月2日には77年公開の映画『人間の証明』で故・松田優作が演じた棟居刑事役を単発ドラマで藤原竜也が演じたばかり。緒形も松田も日本が誇る名優でファンも多いため、山田や藤原といった次世代の名優が彼らと同じ役を [全文を読む]

たけし久々の主演ドラマに「ちょっと荷が重かった」

Smartザテレビジョン / 2017年04月05日21時54分

同ドラマは、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説が原作で、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋によって30年ぶりにドラマ化。 たけしは“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守・浦田進役、山田は浦田と対決する脱獄犯・佐久間清太郎役、また吉田は浦田の娘・美代子を演じる。さらに、吉田は作品のナレーションも担当する。 3年ぶりのドラマ出演となるたけしは「ドラマは『赤 [全文を読む]

たけし久々の主演ドラマ「破獄」追加キャストに吉田羊&満島ひかり

Smartザテレビジョン / 2017年03月24日06時00分

同ドラマは、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説(新潮文庫刊)が原作で、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋によって30年ぶりにドラマ化。すでに“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守・浦田進をビートたけしが、また浦田と対決する脱獄犯・佐久間清太郎を山田孝之が演じる。 今回発表されたのは、ドラマを彩る2人の女優陣。看守・浦田(ビートたけし)の娘・浦田美代子役 [全文を読む]

熱海の温泉街にたたずむ南国洋館風モダン駅舎!来宮駅(JR伊東線)【訪ねて行きたい鉄道駅舎 第23回】

サライ.jp / 2017年03月17日17時00分

そのくだりは吉村昭の小説『闇を裂く道』に詳しい。 そんな丹那トンネルは東海道本線と東海道新幹線が並んでいて、来宮駅のホームからも開口部を見ることができる。 丹那トンネル上の「殉職碑」 丹那トンネル上から来宮駅(右) 新幹線の新丹那トンネル さて、来宮駅周辺には丹那トンネルのほかにも毎年2月になると大勢の人が訪れる熱海梅園や、駅名の由来になった来宮神社(巨大 [全文を読む]

中村蒼、看守役でビートたけし、山田孝之らと共演

Entame Plex / 2017年03月03日18時00分

同作は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説を、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋で32年ぶりにドラマ化。脱獄阻止のエキスパートであり、監獄の守り神として絶対的自信を持つ看守部長・浦田進(ビートたけし)と、緻密な計画と大胆な行動力、そして無尽蔵の体力を武器に、犯罪史上未曾有の脱獄を繰り返した無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)との奇妙な共生関係を描く。 「命 [全文を読む]

テレ東ドラマ『破獄』主演の山田孝之 肉体改造で脱獄囚に

しらべぇ / 2017年02月21日10時00分

■実在人物がモデル『破獄』は、吉村昭のよる同名の小説を原作にしたドラマだ。戦前から戦後にかけての日本の刑務所を舞台にした作品で、そこにはどんな刑務所に入れられても必ず脱獄する佐久間清太郎という男が登場する。この佐久間清太郎、実在の服役囚がモデルになっている。かつて「昭和の脱獄王」と言われた白鳥由栄がそれだ。白鳥は並のアスリート以上の体力と強靭な精神力の持ち [全文を読む]

山田孝之「破獄」でビートたけしと初共演!

Smartザテレビジョン / 2017年02月20日06時00分

「破獄」は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説(新潮文庫刊)が原作で、脚本・池端俊策、監督・深川栄洋によって30年ぶりにドラマ化。山田は、たけし演じる“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守・浦田進と対決する、脱獄犯・佐久間清太郎役に挑戦する。 犯罪史上未曽有の脱獄を繰り返した佐久間について、山田は「佐久間はとても素直な人だと思います。その素直さから [全文を読む]

経済小説家はどうやって当事者を取材しているのか?

プレジデントオンライン / 2017年01月06日09時15分

これは先輩作家の城山三郎さん、高杉良さん、吉村昭さんなども同じである。これらの人たちのエッセイを読んでいると、高齢になってもノートと鉛筆を手に歩き回っていたことが書かれている。どんなに有名になっても、いい情報は向こうからはやって来ない。取材に関しては、ベテラン作家も新人作家も同じである。 ■現地取材で風の匂いを嗅ぐ 作品の舞台には極力足を運ぶ。今回の作品で [全文を読む]

『〆切本』(左右社) ブックレビューvol.13/竹林 篤実

INSIGHT NOW! / 2016年09月20日07時00分

あるいは「早くてすみませんが……」と題した吉村昭のコラムでは「私はこれまで締切り日を守らなかったことは一度もない。と言うよりは、締切り日前に必ず書き上げ、編集者に渡すのを常としている」(同書、P258)と書かれている。そして、早く書き上げた原稿をファックスで送る際に「早くてすみませんが……」と書き添えるのだ。さらに異色の作家(なぜ、こう呼ぶのかは、ぜひ『作 [全文を読む]

藤子不二雄Aから村上春樹、西加奈子まで!総勢90人の作家の素顔が垣間みられる“しめきり症例集”

ダ・ヴィンチニュース / 2016年09月20日06時30分

たとえば、吉村昭は酒が入った編集者に「締め切りが過ぎてやっと小説を受けとった時の醍醐味は、なににも換えられない」と言われ、「締め切り日前に書いたものを渡す私などは、編集者の喜びを取り上げ、さらに作品の質が低いと判断されていることになる」などと愚痴っている。本当に人というものは、あらゆる形で、〆切という存在に悩まされ続けるようだ。 本当に〆切とは厄介だ。追い [全文を読む]

『標準問題精講 国語 特別講義 読んでおきたい とっておきの名作25』現役教師が厳選!『源氏物語』から『図書館戦争』まで、読む力を深める作品群

DreamNews / 2015年07月16日14時00分

第一章 生きるということ彼らの流儀「あめ、あめ、ふれ、ふれ」(沢木耕太郎) / 女生徒(太宰治) / 心の平静について(セネカ) / 平家物語「知章最期」 / 壁(安部公房) / 無名仮名人名簿「七色とんがらし」(向田邦子)第二章 人と人とのつながり田舎荘子「猫の妙術」(佚斎樗山) / 砂漠(伊坂幸太郎) / 忘れられた日本人「子供をさがす」(宮本常一) [全文を読む]

高まる大震災不安。この夏の被災で最悪な伝染病の大発生

週プレNEWS / 2015年07月01日06時00分

その当時も火葬場では処理しきれず、腐乱死体の山が衛生状態を悪化させて多くの伝染病が流行したのです」(渡辺氏) 作家・吉村昭が緻密な取材で記した『関東大震災』(文藝春秋)によると、関東大震災で伝染した病原菌は腸チフス、パラチフス、赤痢、ジフテリア、天然痘、猩紅(しょうこう)熱などで約1万4300人が発病し、2千人近くが死亡したという。 関東大震災では死者・行 [全文を読む]

<映画として面白いことを優先するということ>「アメリカン・スナイパー」は礼賛でも反戦でもない戦争映画

メディアゴン / 2015年03月09日02時44分

私の敬愛する小説家の吉村昭氏は、事象の起こった日の天気を調べるために数ヶ月をかけるといった綿密な取材をする方であるその吉村氏は、歴史小説を書く要諦について次のようにおっしゃっている。「取材をして、事実と事実がわかる。しかし、事実と事実の間に何があったかはわからない。そこを作家の想像力で埋めていくのは、何よりも楽しい作業である。ただし、小説を展開するにあ立っ [全文を読む]

フォーカス