吉本隆明のニュース

呉智英氏 吉本隆明の「大衆の原像」の理解に一週間かかった

NEWSポストセブン / 2012年04月01日16時00分

「戦後最大の思想家」と呼ばれる巨星・吉本隆明氏が3月16日に亡くなった。評論家の呉智英氏(65)が「吉本隆明」について振り返る。 * * * 戦後の思想家でベスト3とかベスト5を選べと言われたら、客観評価として私は吉本隆明を入れるだろう。 全共闘世代の学生、左翼思想傾向の知識人に、確かに大きな影響力があったからである。だが、私は吉本に影響を受けていない。む [全文を読む]

吉本隆明氏 岸田秀氏に「私の理論、そのうちわかるだろう」

NEWSポストセブン / 2012年03月30日07時00分

心理学者の岸田秀氏(78)が「吉本隆明」と過ごした時間を振り返る。 * * * 吉本さんの考え方に出会ったのは1970年代、40歳を過ぎてからでした。すべての著作を読んだわけではありませんが、『共同幻想論』や『言語にとって美とはなにか』に影響を受けました。 国家や社会は確固たる現実的基盤の上に立っているのではなく、多くの人の共同幻想で成り立っている――吉本 [全文を読む]

サンボ山口から電波少年Tプロデューサーまで・・・吉本隆明さんの訃報に著名人がネットでコメント

ニコニコニュース / 2012年03月16日17時09分

戦後の思想に大きな影響を与えてきた評論家の吉本隆明氏の死去が2012年3月16日に報じられ、各界に衝撃を与えている。訃報を受け、思想界・文壇の著名人がブログやTwitterでコメントを発表。しかし、こうした反応は思想界・文壇にとどまらず、いかに吉本氏が与えた影響の範囲が広かったかがうかがえる。 例えば、独特のメッセージ性の強い歌詞で若者からの支持を集めるサ [全文を読む]

吉本隆明氏撮り続けた写真家「実篤も岡本太郎も撮ったが…」

NEWSポストセブン / 2012年03月28日07時00分

3月16日、戦後の思想界を代表する“巨星”・吉本隆明氏が亡くなった。享年87歳だった。 その半生を43年にわたってフィルムに収め続けてきたのが写真家の吉田純氏(77)だ。同氏が初めて吉本氏を撮影したのは1968年。全共闘世代を熱狂させた『共同幻想論』を発表したまさにその年だった。 「ある編集者から『怪物を撮ってほしい』と依頼されたのが最初でした。話し方は誠 [全文を読む]

思想家に学ぶ子育てのヒント<吉本隆明編>

Woman.excite / 2016年02月07日06時15分

今回は、思想家であり人気作家・吉本ばななの父である、吉本隆明の言葉に学びます。思想家の吉本隆明に学ぶ『キッチン』『TUGUMI』などの作品でお馴染みの人気作家・吉本ばななの父親でもある思想家の吉本隆明(1924~2012)は生前、さまざまなことを論じていました。吉本は「子育て」や「家族」にまつわる著作も数多く残しています。今回取り上げるのは、1988年に行 [全文を読む]

オーディオエンターテインメントサービス「Audible」12月のスペシャルコンテンツ 思想家 吉本隆明さん『吉本隆明の183講演』より20タイトルを2015年12月18日(金)より配信開始

PR TIMES / 2015年12月18日12時45分

-物語に耳を澄まそう-「いつでもどこでも」本を「耳で楽しめる」オーディオエンターテインメントサービス「Audible」Amazon.com, Inc.の関連会社であるAudible, Inc.が提供する童話や小説、ビジネス書などのあらゆるジャンルの本やオーディオエンターテインメントをアプリで自由に聴くことができるサービス「Audible(オーディブル) 」 [全文を読む]

田原総一郎 「吉本隆明さんは麻原彰晃を認めると言った」

FLASH / 2012年03月29日17時09分

3月16日に亡くなった吉本隆明氏。87歳の評論家の死を多彩なジャンルの有名人や文化人が悼んだ。最近は『よしもとばななの父親』としてメディアに登場することも多かったが、何がそれほどすごかったのか。田原総一郎氏が語ってくれた。 「日本中に自称"吉本隆明の弟子"がいる。じつは僕もそのひとり。吉本さんとの出会いは『擬制の終焉』という本だった。この本で従来の左翼運動 [全文を読む]

吉本隆明氏 「バカなことさせる番組はいい」と電波少年出演

NEWSポストセブン / 2012年03月28日16時00分

吉本隆明氏(享年87)は、夏の休暇は必ず西伊豆の土肥で過ごしていた。水泳は得意だったが、1996年8月には土肥町の海岸で遊泳中におぼれて一時意識不明になった。当時の新聞は、診察した医師によれば「事故のあった付近は水深1.2メートルと浅く、飛びこんだ時に海底で頭を打って脳しんとうを起こした可能性が強い」と伝えている。 後に作家・辺見庸氏に語った。 〈少し離れ [全文を読む]

「保守派」とオカルトや偽史との奇妙な親和的関係

NEWSポストセブン / 2017年04月24日16時00分

1995年のオウム真理教事件の時には、吉本隆明の「麻原彰晃を高く評価する」という妄論を載せ、さすがに読者から批判が殺到した。 産経新聞社からはオピニオン誌「正論」が発行されているが、そのムック版が「別冊正論」である。昨年十一月刊行の「別冊正論28」は「霊性・霊界ガイド特集」だ。巻頭カラーページは、タレント壇蜜のインタビューで始まる。和菓子職人、エンバーミン [全文を読む]

村上春樹「騎士団長殺し」は期待通りの傑作だ 「文芸のプロ」は、話題の新作をどう読んだか

東洋経済オンライン / 2017年02月28日07時00分

中上健次から江藤淳、吉本隆明、阿久悠まで、数々の評伝を綴ってきた文芸評論家の高澤秀次氏が、「ネタバレ」は最小限度にとどめつつ、今回の「読みどころ」を解説する。■次回作への期待がいっそう高まる力作『1Q84』以来7年ぶりの複数巻にまたがる大長編、『騎士団長殺し』は、期待に違わぬ力作と言えます。なおかつこの作品の成功は、世の春樹ファンの「次回作への期待」をいっ [全文を読む]

気鋭の作家、波多野聖が推す「私を世界的資産運用者にした本」12選

Forbes JAPAN / 2017年02月08日17時00分

6. 『意識・革命・宇宙』埴谷雄高(著)、吉本隆明(著)/河出書房新社20世紀を代表する日本の思想家たちの対話。埴谷雄高による『死霊』への論及を中心としながら、互いの思想について語りつくす。確固たる教養に裏打ちされた論理を持って時代を生きた二人の思考を辿り、自分自身の思索を深める一助となる。7. 『倫理学ノート』清水幾太郎(著)/講談社学術文庫/¥1,40 [全文を読む]

【書評】ヒロインの誘惑の手紙の卑猥さは文学史上に残る傑作

NEWSポストセブン / 2016年11月26日16時00分

名画、吉本隆明の詩、テレサ・テンなどの歌謡曲が彩を添える。 タイトルはなにを意味するか? 「籠の鳥」といえば、「囚われの身」、古くは遊女や囲い者を指した。欧米の文学美術では、娼館のマダムと鸚鵡はよくセットで描かれ、「色宿鸚鵡のジョーク」というジャンルもあるほどだ。本作では、高峰三枝子の「南の花嫁さん」からの引用である。 ヒロイン「増本カヨ子」は暴力団春駒組 [全文を読む]

【書評】盟友だからこそ馴れ合いもなく率直に言える感想

NEWSポストセブン / 2016年11月10日16時00分

そういえばこの作品を書いた椎名誠のことを“自殺を禁じられた太宰治”と呼んだのはあの吉本隆明だ。 それから目黒考二、「これは面白かった。というのは、実はおれ、単行本の時に読んでいなかったんだ」というのは『風景進化論』。 ※週刊ポスト2016年11月18日号 [全文を読む]

佐野眞一氏「SEALDsは若いのに老齢化して悟りきっている」

NEWSポストセブン / 2016年08月23日16時00分

三島と同世代の吉本隆明は辞世の句や檄文のくだらなさはあるにせよ、〈生きているものすべてを「コケ」にしてみせるだけの迫力を持っている〉と『文芸読本 三島由紀夫』で記している。吉本は三島と違って大衆化を肯定した。また自らの高齢化に耐えられなかった三島とは対照的に、吉本は87年の天寿をまっとうした。 [全文を読む]

【書評】現代詩人・鮎川信夫の十代での戦後体験と戦友の死

NEWSポストセブン / 2016年08月07日16時00分

後年、八〇年代になって戦争に行かなかった世代の吉本隆明と現代社会の解釈で対立した淵源は二人の戦争体験の差にあったのかもしれない。 著者は本書は評伝ではないとしながらも、鮎川信夫の知られざる実人生も明らかにしてゆく。ひとつは、父親のこと。雑誌の編集者をしていたというが、それはどういう雑誌だったのか。丹念に調べてゆき、それが軍国主義、愛国主義の色合いの強い教養 [全文を読む]

全身詩人・吉増剛造の50年の創作を振り返る、『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』開催中

NeoL / 2016年07月24日15時46分

さらに吉増が影響を受けた中上健次、吉本隆明、ジョン・ケージの原稿、吉増が2006年から手掛けているロードムービー「gozoCiné」、大野一雄とコラボレーションしたパフォーマンスの映像なども紹介される。 会期中には多数の関連イベントも開催されており、今後、佐々木中との対談や、伊藤憲監督作、吉増剛造主演映画「島ノ唄」の上映などが行なわれる。 「詩人」の枠を [全文を読む]

集英社クオータリー『k o t o b a』第20号 6月5日発売! 特集テーマは、「全集 もっとも贅沢な読書」

DreamNews / 2015年06月05日11時00分

【特集構成】 Part1. Introduction池澤夏樹 目に見える形の教養 紀田順一郎 全集の時代ふたたび 吉本ばなな 父・吉本隆明全集のこと 山折哲雄 私の愛した『長谷川伸全集』 荒俣 宏 全集のお陰で作家になれた 中島岳志 大川周明を全集で読む Part2. Anthologies林 望 「古典文学全集」を読む方法 沼野充義 世界文学全集はあなた [全文を読む]

佐野眞一氏 山口組社内報の仕事誘われ心動かされた過去告白

NEWSポストセブン / 2015年02月15日07時00分

唐牛の兄貴分格の全学連元書記長の島成郎(しげお)が吉本隆明に資金を提供して出版した「試行」という個人誌は、私が決定的な影響を受けた雑誌だったし、安保闘争後、田中清玄が遭難した1963年の銃撃事件とも不思議な縁で結ばれている。 この事件の犯人は東声会の木下陸男といい、私がまだ20代の頃、毎晩ポーカーをやるような間柄だった。 木下(われわれは紅(べに)さんと [全文を読む]

あなたはそれでも愛せますか? 垂れ流し猫「シロミ」と十数匹の猫たち&両親との日常を描く猫コミックエッセイ

ダ・ヴィンチニュース / 2014年09月17日11時50分

8年の間に彼女の父親・吉本隆明さんが愛したフランシス子が死に、シロミと仲の良かったクロコが死に、外猫も次々と死んでいった。 [全文を読む]

【著者に訊け】ハルノ宵子 吉本家を描いたコミックエッセイ

NEWSポストセブン / 2014年06月28日16時00分

2012年3月に父・吉本隆明氏を、同10月には母・和子さんを亡くし、〈この本は、吉本家最後の8年間の記録でもあるのです〉と前書きにある。 シロミのように縁あって命を救われた家猫もいれば、出入り自由な吉本家を餌場にする外猫もおり、事情も“猫柄”も様々な猫たちの向こうに透けて見えるのが、多種多様な人間の姿だ。〈自分の「うつし」が死んだ〉と、かつて父・隆明氏は著 [全文を読む]

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