鴻巣友季子のニュース

『花椿』11月号はJeanne Detallanteによるイラスト特集 『花椿』誌、ウェブや無料アプリで配信中

PR TIMES / 2014年10月17日20時51分

つづく、歌人・穂村弘の対談ゲストには翻訳家の鴻巣友季子が登場。ほぼ同世代というふたりの軽妙かつ真剣な語らいをお楽しみください。ほか、美術家・森村泰昌の「美の毒な人々」やイラストレーター・浅生ハルミンによる「美肌歳時記」などの人気連載もどうぞお見逃しなく。(文中敬称略)■本誌の主なコンテンツWords / 中尾太一 「テトラの話」Creation / C'e [全文を読む]

【書評】起承転結をすり抜けて抽出された「怪」のエッセンス

NEWSポストセブン / 2017年05月12日16時00分

【書評】『かわうそ堀怪談見習い』/柴崎友香・著/角川書店/1500円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) あの柴崎友香が怪談話を書いたと聞いて、一瞬、耳を疑い、すぐに購入した。なにしろ、柴崎友香といえば、芥川賞受賞作の『春の庭』など、「ストーリーらしいストーリーのない」「日々のひとこまを截りとった」作風で知られている。 一方、古風な名称の「怪談」といえば、明 [全文を読む]

【書評】1932年に書かれた2540年のテクノロジーの的確な予言

NEWSポストセブン / 2017年03月21日07時00分

【書評】『すばらしい新世界[新訳版]』/オルダス・ハクスリー・著/大森望・訳/ハヤカワ文庫/800円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) いま米国ではオーウェルの『1984』が売れに売れている。トランプ大統領顧問の「オルタナティブ・ファクト」という独自の造語の使い方が、近未来の管理社会を描いた同作を彷彿させたためだ。スノーデン事件を機にじわじわ売れていた同書 [全文を読む]

芥川賞選考委員にして本屋大賞受賞作家・小川洋子氏の最新小説『不時着する流星たち』が発売後2週間で重版決定!

PR TIMES / 2017年02月23日16時49分

――鴻巣友季子(翻訳家・「毎日新聞」2017年2月12日書評より) その想像力の飛距離には、ひたすらため息が出る。 ――岸本佐知子(翻訳家) ――――――――――――――――― 株式会社KADOKAWAより2017年1月28日に発売された小川洋子著『不時着する流星たち』は、エリザベス・テイラー、グレン・グールド等、実在の人物や実際に起こった事象にインスピ [全文を読む]

【書評】二十歳の混乱と現実感の欠如を甦らせる語順と文体

NEWSポストセブン / 2017年02月01日16時00分

【書評】『しんせかい』/山下澄人・著/新潮社/1600円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 今回の芥川賞受賞作を収録する傑作作品集である。二十歳前の「ヤマシタスミト」は、劇作家が北海道にひらいた演劇塾に合格し、【谷】と呼ばれる辺鄙な土地で修業を積む。その二年間を描くのが表題作だ。 作者の名が山下澄人で、自身、倉本聰の富良野塾出身だから、日本旧来の「私小説」 [全文を読む]

【書評】SF的要素を取り入れ「家族」の概念を覆す

NEWSポストセブン / 2017年01月04日16時00分

翻訳家の鴻巣友季子氏は、純文学の潮流を読み解く書として『橋を渡る』(吉田修一・著/文藝春秋/1800円+税)を推す。鴻巣氏が同書を解説する。 * * * もはやリアリズム小説では現実に太刀打ちできないせいか、遺伝子操作やクローン、AI(人工知能)といったSF的な要素を純文学作品にも取り入れる潮流が、ここしばらく世界的に続いており、日本でもこの二年ほどは「ラ [全文を読む]

【書評】ヒロインの誘惑の手紙の卑猥さは文学史上に残る傑作

NEWSポストセブン / 2016年11月26日16時00分

【書評】『籠の鸚鵡』(かごのおうむ)/辻原登・著/新潮社/1600円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 絶品のクライムノベルだ。舞台はバブル前夜、一九八四年ごろの和歌山。現実にあった巨額公金横領事件をモデルにし、その背景となる山口組・一和会の仁義なき戦いを徹底取材した迫真の社会派小説だが、「昭和ノワール」ともいうべき長閑さととぼけたユーモアが漂う。名画、吉 [全文を読む]

【書評】期日に追われる人にとって最高のサスペンス本

NEWSポストセブン / 2016年10月19日16時00分

【書評】『〆切本』/左右社編集部編/左右社/2300円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 〆切……なんと胸の痛む言葉だろう。本書は、期日に追われるすべての人にとって、恐怖の本だ。なのに、総毛だったままページを繰る手が止まらない。最高のサスペンス本でもある。 執筆者は、夏目漱石、谷崎潤一郎から、稲垣足穂、太宰治、野坂昭如、谷川俊太郎、村上春樹、藤子不二雄(A [全文を読む]

検索ではたどりつけない特別な一冊を探しに行こう! ブックフェア「100人が選ぶ、この夏おすすめする一冊 2016」開催中

ダ・ヴィンチニュース / 2016年08月16日17時30分

あなたにとっての“夏の一冊”になる本を探しにいってみては? <選書した100人>(50音順・敬称略) 青木淳(建築家)、網中いづる(イラストレーター)、石川直樹(写真家)、磯崎憲一郎(作家)、市橋織江(写真家)、いとうせいこう(作家)、犬山紙子(エッセイスト)、植本一子(写真家)、宇多丸(ラッパー)、梅津庸一(美術家)、越前敏弥(文芸翻訳者)、エリイ(ch [全文を読む]

青山ブックセンターで人気の著者・クリエイターらが選んだブックフェア「100人がこの夏おすすめする一冊 2016」8月5日より開催中

@Press / 2016年08月08日15時00分

【ブックフェア開催概要】 ■開催期間:2016年8月5日(金)~2016年9月末(予定) ■開催場所:青山ブックセンター本店 ■営業時間:10時~22時 ■所在地 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア(B2F) ●本年度フェアのためにおすすめ本、コメントをお寄せいただいた方 (五十音順 敬称略) 青木淳(建築 [全文を読む]

【書評】評者うけを狙う小説家に対する山田詠美の痛快な一撃

NEWSポストセブン / 2016年07月30日07時00分

【書評】『珠玉の短編』/山田詠美著/講談社/1500円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) インスピレーションというものは、こちらが掴むものではなく掴まれるものだ、と言ったのは、どこの国の作家だったろう。「川端康成賞」受賞作「生鮮てるてる坊主」を含む『珠玉の短編』は、人がなにかによって―多くは言葉によって―否応なく掴まれていく姿がさまざまに描かれている。 作 [全文を読む]

【書評】名探偵的な謎解きで読ませるシェイクスピア別人説

NEWSポストセブン / 2016年06月09日16時00分

【書評】『シェイクスピアの正体』河合祥一郎・著/新潮文庫/590円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) シェイクスピア没後四百年の今年、蜷川幸雄が亡くなった。日本で沙翁劇の鑑賞が身近なものとして根付いたのは、まちがいなく蜷川演出の功績が大きい。シェイクスピア研究と翻訳の最前線にいる河合祥一郎による本書も、一般読者が大文豪に親しむための格好の一冊。著者はこの本 [全文を読む]

【書評】無数の「ふつうの人」の小さな決断で紡がれた物語

NEWSポストセブン / 2016年04月18日16時00分

【書評】『橋を渡る』吉田修一著/文藝春秋/1800円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 橋を渡る──何かを越えて向こう側にいくことの比喩でもある。越えたいのに越えられない、あるいは越えるべきでない一線を、人間はごくなにげない瞬間に越えるのかもしれない。わたしたちは皆、どこかに淡い狂気を抱えている。うっすらと狂っている。 本書は春・夏・秋・冬の四部に分かれ、 [全文を読む]

集英社クオータリー『k o t o b a』第23号 3月5日(土)発売! 特集テーマは「映画と本の意外な関係」

DreamNews / 2016年03月04日12時00分

【特集構成】巻頭言町山智浩 映画の本棚内田 樹 僕のハリウッド映画鑑賞法Part1 映画と本 川本三郎 メルヴィルの『白鯨』、ジョイスの『ユリシーズ』藤原帰一 映画と本にまつわる四つの原則荒木飛呂彦 映画のような漫画を描きたい四方田犬彦 ゴダールと書物の引用中条省平 フランス映画における本と映画の逆説的な関係町山智浩 アメリカ映画の詩が聴こえるPart2 [全文を読む]

【書評】ペルー生まれの著者の反復と循環を暗示する風刺劇

NEWSポストセブン / 2016年02月26日16時00分

【書評】『夜、僕らは輪になって歩く』/ダニエル・アラルコン著/藤井光訳/新潮社/2200円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) この本のタイトルはラテン語の傑作回文「In girum imus nocte et consumimur igni(夜、我らは円を描き、火に焼き尽くされる)」から来ているのだろう。冒頭エピグラフに、フランスの思想家ドゥボールからの引 [全文を読む]

【書評】中国の政治的動乱の陰で若い世代が選んだ「防護策」

NEWSポストセブン / 2015年08月28日16時00分

【書評】『独りでいるより優しくて』イーユン・リー・著/篠森ゆりこ・訳/河出書房新社/2600円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 天安門事件にまつわる小説というと、中国に生まれアメリカに移住した英語作家ハ・ジンの『狂気』、中国出身の日本語作家楊逸の『時が滲む朝』などがある。『独りでいるより優しくて』のイーユン・リーもまた、中国から米国に渡り英語で創作する作 [全文を読む]

著名人100人が選ぶこの夏おすすめの一冊 青山ブックセンター本店2011年以来のブックフェス復活!

ダ・ヴィンチニュース / 2015年08月09日17時30分

■選者 (五十音順 順不同 ※現在確定している著名人) 秋山具義(アートディレクター)、石岡良治(批評家)、磯﨑憲一郎(小説家)、市橋織江(写真家)、井筒啓之(イラストレーター)、いとうせいこう(作家/クリエイター)、犬山紙子(イラストエッセイスト)、岩井紀久子(絵画保存修復家)、植本一子(写真家)、宇多丸(ラッパー/ ラジオ・パーソナリティ)、内澤旬子 [全文を読む]

青山ブックセンター本店2011年以来のブックフェス復活 いとうせいこうさん、片岡義男さんら各業界の著名人が選んだ「100人が選ぶ、この夏おすすめする一冊」開催中

@Press / 2015年08月07日13時30分

■選者(五十音順、順不同、敬称略) 秋山具義(アートディレクター)、石岡良治(批評家)、磯崎憲一郎(小説家)、市橋織江(写真家)、井筒啓之(イラストレーター)、いとうせいこう(作家/クリエイター)、犬山紙子(イラストエッセイスト)、岩井希久子(絵画保存修復家)、植本一子(写真家)、宇多丸(ラッパー/ラジオ・パーソナリティ)、内澤旬子(イラストルポライター [全文を読む]

芸術過ぎる!今年の田んぼアートのクオリティはハンパ無いと話題に

秒刊SUNDAY / 2015年06月23日17時59分

今年は風と共に去りぬとスターウォーズでしたね!いや、、、すごい、、、どうやったらこんな緻密な絵柄を「植えられる」んでしょう!アクセスなどはこちら→ http://t.co/nanzyloxU3 pic.twitter.com/0Zcis8IXGT— 鴻巣友季子 (@yukikonosu) 2015, 6月 22 田んぼアート♪ 今年は話題のスターウォーズで [全文を読む]

【書評】ムーミンの作者による愛しくて怖い人生のスケッチ集

NEWSポストセブン / 2014年07月30日16時00分

【書評】『旅のスケッチ トーベ・ヤンソン初期短篇集』/トーベ・ヤンソン・著 冨原眞弓・訳/筑摩書房/1600円+税 【評者】鴻巣友季子(翻訳家) 小さい頃、「ムーミン」が少し怖かった。ニョロニョロという、群れをなして蠢く口をきかない生き物も怖かった。それもそのはず、ムーミンは、「ガルム」という政治雑誌の風刺画に始まる。ヤンソンのスピリッツは元々、優しいおと [全文を読む]

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