小谷野敦のニュース

「飲食店はすべて禁煙」ファッショ的だけど時代だね感

文春オンライン / 2017年03月02日07時00分

むかし小谷野敦さんという愛煙家の作家が『禁煙ファシズムと戦う』という本を出していました。長年のヘビースモーカーであった私は当時タバコをやめて数年経過したところであったため「吸う立場も分かる、禁煙したい側も分かる」という立場で複雑な気持ちで読んだのを思い出します。何だろう、この太平洋戦争直前の日系アメリカ移民の気分。 そんなわけで、厚生労働省が先日、小規模店 [全文を読む]

小谷野敦氏 甘ったるい「スイーツ小説」が幅を利かせている

NEWSポストセブン / 2016年01月18日16時00分

作家の小谷野敦氏が総括する。 * * * 2015年は又吉直樹『火花』の芥川賞受賞が大きな話題になったが、私の評価は偏差値55だ。歴代受賞作の中にはひどいものがたくさんあり、それを考えれば普通の出来である。 だが、本来なら島本理生『夏の裁断』が受賞すべきだった。これは、過去に性的な傷を抱える女性作家と男の担当編集者との関係を描いた私小説で、痛切なものを感じ [全文を読む]

「夫婦別姓の主張が進歩的と思ったら大間違い」と小谷野敦氏

NEWSポストセブン / 2015年03月31日07時00分

比較文学者の小谷野敦氏が、「夫婦別姓を訴える女」について言及した。 * * * 野田聖子が夫婦別姓法を主張していたのは、自分が野田の姓を残したかったからだというのは、もう分かりきったことだ。つまり夫婦別姓を主張する者の中には、進歩的どころか保守、家名を残したいという思惑の者が少なからずいるはずだが、このことは奇妙なほどに議論されない。 もし子供が生まれない [全文を読む]

選考委員の藁人形つくった! 芥川賞落選・小谷野敦の恨みツイートがすごい

リテラ / 2015年01月24日12時20分

小野とおなじく今回の芥川賞候補にノミネートされていた小谷野敦だ。小谷野といえば"非モテ語りブーム"の元祖である評論『もてない男』が有名だが、近年は小説も発表している。芥川賞の候補となるのも2010年「母子寮前」で初ノミネートされたのに続き、2回目。今回は自身の父親を描いた私小説「ヌエのいた家」(「文學界」9月号/文藝春秋)で候補に選ばれるも、残念ながら落選 [全文を読む]

「至上命題」「論理」 誤用が多い日本語を小谷野敦氏が解説

NEWSポストセブン / 2014年07月13日07時00分

誤用や重言、外来語など、半可通(いいかげんな知識しかないのに通ぶること、またはその人)がおかしやすい日本語の間違いの例を作家で比較文学者の小谷野敦氏が解説する。 【至上命題】 「命題」とは「私は日本人である」など事実をありのままに述べる平叙文で真か偽かを言えるもののこと。これを「課題」「問題」の高級表現だと思って使う人が多い。新聞記事にさえ誤用が見られる。 [全文を読む]

STAP細胞事件 いい大人がやや美人に惑わされたとすら言える

NEWSポストセブン / 2015年01月07日16時00分

この世には「報道格差」があると作家で比較文学者の小谷野敦氏は言う。インターネットのおかげで誰でもものが言えるようになったとはいえ、言えるだけで広まらない問題がある。広まるにはたとえば「美人」「有名人」という要素が必要で、これからは報道被害ではなく報道格差についての研究が必要だと、作家で比較文学者の小谷野敦氏は訴えた。 * * * その昔は、反論したくても場 [全文を読む]

「勝ち組」など新聞が誤用を続けることで一般化する言葉多い

NEWSポストセブン / 2014年07月25日07時00分

作家で比較文学者の小谷野敦氏は「社会的な成功者を指して『勝ち組』と呼ぶのは誤用だが、1990年代頃から誤用されはじめ、すでに市民権を得てしまった。新聞が誤用し続けることで、それと知られずに一般化する言葉は実に多い」と言う。 自社による世論調査の結果を報じた特集に〈右傾化は際立たず〉という見出しがある(2013年12月29日付朝刊)。 右傾化は「馬から落馬す [全文を読む]

朝日新聞「訂正・おわび」記事 抗議があったら訂正する姿勢

NEWSポストセブン / 2017年05月17日07時00分

それらの訂正記事を作家・比較文学者の小谷野敦氏が分析する。 * * * かつて、『日本売春史』(新潮社)という私の著書の書評が朝日新聞に掲載されたことがある。その内容に誤りがあったので、朝日に対応を求めた。詳細は後述するが、書評は朝日のウェブサイト上に今も掲載されており、誤りは訂正も削除もされないままだ。 長く、朝日をはじめとする新聞記事の誤りに注目してき [全文を読む]

世にも奇妙な朝日新聞の「訂正・おわび」記事たち

NEWSポストセブン / 2017年05月13日07時00分

それらの訂正記事を作家・比較文学者の小谷野敦氏が分析する。 * * * かつて、『日本売春史』(新潮社)という私の著書の書評が朝日新聞に掲載されたことがある。その内容に誤りがあったので、朝日に対応を求めた。書評は朝日のウェブサイト上に今も掲載されており、誤りは訂正も削除もされないままだ。 長く、朝日をはじめとする新聞記事の誤りに注目してきたが、最近の朝日の [全文を読む]

ノーベル文学賞はボブ・ディランで、村上春樹また落選! そもそもノーベル文学賞候補なのか!?

リテラ / 2016年10月13日21時30分

こう指摘するのは、評論家で作家の小谷野敦。小谷野は、著書『病む女はなぜ村上春樹を読むのか』(ベスト新書)のなかで、春樹ノーベル賞の可能性について様々な角度から考察しているのだ。 [全文を読む]

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