一藤剛志のニュース

食べ残しを「お持ち帰り」できる常連向けサービス…食中毒が発生したら誰の責任?

弁護士ドットコムニュース / 2017年06月02日10時22分

一藤剛志弁護士に聞いた。 ●持ち帰りについて「明確な法律上の定めはない」 「食べ残しの持ち帰りについては、明確な法律上の定めはありません。このため、持ち帰り自体は禁じられていないといえます。 しかし、持ち帰ったものを客が食べて体調を崩した場合、店側に一切責任が無いかといえば、そうではありません。 食品衛生法では、腐敗していたり、不潔で人の健康を損なうおそれ [全文を読む]

「乾杯は牛乳で」「子どもをほめよう」 ユニークな条例はどこまで認められているの?

弁護士ドットコムニュース / 2014年06月11日18時03分

一藤剛志弁護士に聞いた。 ●「法令に違反するかどうか」がポイント 「地方自治体が条例を制定する権利は、憲法94条に定められています。条文は、<地方公共団体は…(中略)…『法律の範囲内で』条例を制定することができる>となっています」 このように一藤弁護士は説明する。 「憲法94条を受けて、地方自治法14条1項は、<普通地方公共団体は、『法令に違反しない限りに [全文を読む]

「水を飲んだだけ」で63万円請求された! ぼったくり店に遭ったらどうする?

弁護士ドットコムニュース / 2014年11月20日19時10分

一藤剛志弁護士に聞いた。●「ぼったくり防止条例」とは?「いわゆる『ぼったくり防止条例』は、『性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例』という条例の一部のことです。歌舞伎町、池袋、新橋、秋葉原など、公安委員会の指定した区域で、お酒を提供して客を接待する店や、性的サービスを提供する店を規制する内容です。同じ [全文を読む]

「激辛バーガー」食べて病院へ・・・「店は責任を負わない」という誓約書は有効か?

弁護士ドットコムニュース / 2014年08月07日10時51分

一藤剛志弁護士に聞いた。●病院送りになるような「激辛バーガー」を売った責任は?「まず、病院送りになるほどの激辛バーガーを売ることは、いかに辛さを売りにしていて、客も辛いことを了解していたとしても、客の生命・身体に対する損害を与えかねないものです。したがって、『債務不履行』といえるため、客は店に対して損害賠償を請求できると考えられます」一藤弁護士はこのように [全文を読む]

「脱原発」を主張する政治家がタクシーの「配車拒否」にあった! これって法律違反?

弁護士ドットコムニュース / 2014年01月31日16時04分

一藤剛志弁護士に聞いた。●配車を拒否できるのは「例外的なケース」だけ「法的には、タクシーの配車も『契約』の一つです。契約は、申込に対する承諾がなければ成立せず、承諾するかどうかは、申込を受けた当事者が決めるのが原則です。ただし、タクシーという公共性の高いサービスにおいては、承諾するか否かについて、事業者が完全に自由に決められるようにすると、利用者にとって不 [全文を読む]

街路樹から落ちた「ギンナン」 勝手に拾っても問題ないの?

弁護士ドットコムニュース / 2013年10月21日14時30分

一藤剛志弁護士に聞いた。●街路樹から落ちた銀杏は誰のものか?「まず、その果実を誰が所有しているのか、から考えましょう。柿や金柑など、木と分離していない果実は、街路樹の構成部分にすぎないので、街路樹の所有者である自治体の所有ということになります。また、落ちている銀杏などの分離した果実も、民法89条1項が『天然果実は、その元物から分離する時に、これを収取する権 [全文を読む]

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