伊藤博敏のニュース

【山口組分裂騒動】6代目vs神戸は「どちらが勝っても暴力団に未来はない」(後編)

デイリーニュースオンライン / 2015年12月17日12時30分

12月13日には組の運営方針や人事が発表される「事始め」が執り行われ、大きな注目を集めたが、そこから透ける両団体の思惑とはいかなるものか──『山口組分裂抗争の全内幕』(宝島社)の共著者の1人であるジャーナリストの伊藤博敏氏に、前編に引き続き寄稿してもらった。 * * * 山口組と神戸山口組の両組織は、小競り合いを繰り返しながらも、互いの命をやり取りする「ド [全文を読む]

【山口組分裂騒動】「事始め」で示された指針…名古屋と神戸の思惑(前編)

デイリーニュースオンライン / 2015年12月16日12時00分

12月13日には組の運営方針や人事が発表される「事始め」が執り行われ、大きな注目を集めたが、そこから透ける両団体の思惑とはいかなるものか──『山口組分裂抗争の全内幕』(宝島社)の共著者の1人であるジャーナリストの伊藤博敏氏に寄稿してもらった。 * * * 山口組が新年を迎える準備として、毎年12月13日に執り行う「正月事始め」は、子分が親分に改めて忠誠を誓 [全文を読む]

ドンキ安田氏vsHIS澤田氏 投資会社精算巡る大バトル

NEWSポストセブン / 2017年05月09日07時00分

ジャーナリストの伊藤博敏氏がリポートする。 * * * 売上高7600億円のドン・キホーテを一代で築きあげた安田氏は、26期連続で増収増益という上り調子の真っ只中の2015年6月末、取締役を退きシンガポールに移住した。現在は「グループ創業会長兼最高顧問」として報告・相談を受けることもあるが、経営に直接タッチすることはない。 そんな悠々自適の海外リタイア生活 [全文を読む]

稼ぎ頭部門売却の東芝が「エレベーター会社」になる日

NEWSポストセブン / 2017年03月09日07時00分

ジャーナリストの伊藤博敏氏がいう。 「経産省は権益保持のため、日本のメーカーの原子力事業は残したい。もし仮に、東芝に原子力をやらせないということになるなら、東芝の原子力部門を切り離した上で、三菱、日立の原子力部門とまとめて『日の丸原子力』のような企業を立ち上げる方向を探る可能性があります」 世界的に見ても縮小市場である以上、そうした統合再編が囁かれること自 [全文を読む]

プログラマティック広告対策 ホンダ、日産、ソニーの回答

NEWSポストセブン / 2017年02月24日11時00分

ネット広告事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が言う。 「タイムズ報道によれば、グーグルが運営するYouTubeにアップされたネオナチ支援団体や反ユダヤ主義を掲げる団体の動画に、企業広告が上がっていました。グーグルの場合、動画広告は平均1000回の再生につき、800円前後がコンテンツ提供者にわたる。その原資はもちろん企業からの広告費です。 人気の高いコン [全文を読む]

山口組と会津小鉄会 血塗られた50余年史

NEWSポストセブン / 2017年02月04日16時00分

暴力団事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が解説する。「事件後、田岡三代目と図越会長との間で手打ちが行なわれました。その席で、田岡三代目が“山口組は京都の繁華街には新たに進出しない”と確約したと言われています。この時の手腕などを評価された図越会長は周囲から懇願を受け、会津小鉄会の三代目会長を継承。名跡を復活させることになるのです」 以後、山口組の抗争史に [全文を読む]

東芝 巨額損失の原子力部門を買収した西田元社長を直撃

NEWSポストセブン / 2017年02月01日07時00分

ジャーナリスト・伊藤博敏氏が解説する。 「東芝は、2006年に米原子力企業のウエスチングハウス(WH)を約6000億円の高値で買収しています。 2011年の福島第一原発事故で世界の原発市場の様相が一変した後も事業は好調と言い募ったり、今回の新たな巨額損失を発生させたり、会社の屋台骨を揺るがせる部門なのに温存されるのは、原子力事業がいわば国策だからです。 当 [全文を読む]

神戸山口組に家宅捜索の大阪府警、組員殴る蹴るで刑事告訴も

NEWSポストセブン / 2017年01月05日11時00分

この異例の対応の背景を、暴力団事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏はこう見る。 「分裂抗争以降、警察は2つの山口組を弱体化させるために取り締まりを強化している。ヤクザ側もこれまでとは違う対応に迫られているのではないか」 暴力行使もいとわない警察と、法に訴えるヤクザ。何とも妙な構図である。 ※週刊ポスト2017年1月13・20日号 [全文を読む]

元山口組顧問弁護士 山口組本で読み解くヤクザ社会の変貌

NEWSポストセブン / 2017年01月03日07時00分

山口組分裂に関する書籍はこの1年で多数出版されたが、『山口組 分裂抗争の全内幕』(西岡研介、鈴木智彦、伊藤博敏ほか著/宝島SUGOI文庫/700円)はダントツの面白さだったと言う。 「遠慮なくヤクザに厳しい視点で書かれています。一般の方にはわかりづらい面もあるけど、何回も読み返せば山口組分裂の“本当の理由”が見えてくるはず。実はヤクザには読書家が多く、とり [全文を読む]

山口組幹部が大株主だった企業の言い分「株式市場は売買自由」

NEWSポストセブン / 2016年12月19日07時00分

暴力団事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が言う。 「条例施行前からの株主であるヤクザに対しては、証券会社は証券口座を強制的に解除させることはできず、閉鎖をお願いしてもヤクザから“売却して損したら保証してくれるのか?”と凄まれたら、何も言えない。結果的にヤクザ株主は放置され、今でも配当を受け取っている現状がある。株式市場において、暴排条例は“ザル法”にな [全文を読む]

パナマ文書に「山口組」関係企業の名

NEWSポストセブン / 2016年12月05日07時00分

暴力団事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が言う。「バブル以降、山口組をはじめとした暴力団は、資金力で勢力を拡大してきた。旧住友銀行に山口組の企業舎弟が入り込んで3000億円を闇に流したといわれるイトマン事件(*)など、“裏の世界”の住人であるはずのヤクザはカネの力を使って表の世界にかかわってきた。バブル時代、地上げなどシノギの幅を広げ山口組の有力幹部は [全文を読む]

90億円不正流用で海外逃亡中の佐川印刷元役員 逮捕直前手記

NEWSポストセブン / 2016年11月15日07時00分

ジャーナリストの伊藤博敏氏がレポートする。 * * * 佐川印刷は京都に本社を置き、その名の通り佐川急便の印刷物を一手に引き受け、連結売上高が1000億円を超える大手印刷会社である。湯浅氏は、彼が役員として財務・経理部門を担当していた子会社の資金約90億円を不正流用。そのうち4億円を騙し取った疑いが持たれている。 不正流用が発覚した昨年1月、事態を把握した [全文を読む]

六代目山口組 ハロウィン復活は劣勢の風評払拭のためか

NEWSポストセブン / 2016年11月07日16時00分

暴力団問題に詳しいジャーナリスト・伊藤博敏氏が解説する。 「去年の分裂のあと、総本部近くの住民たちの間では、“神戸山口組サイドが襲撃してくるのでは”と不安が高まっていましたから、関係をよくしたいという思いは当然あるでしょう。でもそれだけではありません。 六代目側は神戸側に対して“余裕を見せたい”という考えがあるのではないか。“メディアを使った情報戦で神戸側 [全文を読む]

関東連合元幹部の実名告白 O社長やグラドルMの名も

NEWSポストセブン / 2016年10月27日16時00分

(取材・文/伊藤博敏=ジャーナリスト) * * * AVビジネスに限らず、水商売が成功するかどうかの鍵は「商品」、つまり女性の調達だ。柴田氏が語る。 「AV女優になる女は基本的に3つに分類される。“心が病んでいる”か、“田舎者で世間を知らなくて頭もあまり良くない”か、“ただただお金が欲しい”かです。僕がAVビジネスを始めた頃は最初の2パターンが多かったが、 [全文を読む]

関東連合元最高幹部「見立君はフィリピンの離島にいる」

NEWSポストセブン / 2016年10月25日07時00分

(取材・文/伊藤博敏=ジャーナリスト) * * * AVを足がかりに芸能、そしてITで大金を稼ぐようになった柴田氏は、25歳の頃、顧問弁護士に「上場を目指しなさい」と、勧められた。 「本気で働きましたし、人を引っ張る力、マネジメント能力、営業力にも自信が出てきました。年商40億円を達成、従業員も80人を超えていましたから、自分でも一介の経営者のつもりでした [全文を読む]

関東連合元最高幹部が実名告白「逃げてると思われるのが嫌」

NEWSポストセブン / 2016年10月24日11時00分

(取材・文/伊藤博敏=ジャーナリスト) * * * 現役時代は伝説の最高幹部と聞いていたが、現われた男は意外なほど小柄だった。背は160センチにも満たない。肩の盛り上がりに腕っぷしの強さを漂わせてはいるが、腰は低く、人当たりは柔らかい。 柴田大輔氏(37)は、4年前の六本木クラブ殺人事件で多くの逮捕者を出し、事実上解体した関東連合において、圧倒的な腕力と商 [全文を読む]

100人程度まで減った総会屋 発言する現役は10人に満たず

NEWSポストセブン / 2016年07月10日07時00分

総会屋の動向に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が言う。 「現在、総会屋は100人程度にまで減り、株主総会で発言をする現役に限っては10人にも満たない。しかし、ピーク時の1970年代には8000人以上いたと言われる。大声で場を荒らすといったイメージが強い総会屋ですが、実際は、会社から賛助金をもらって“シャンシャン(短時間)”で総会を終わらせる与党総会屋のほ [全文を読む]

現役総会屋 「本気で怒るプロ株主がいてもええんやないか」

NEWSポストセブン / 2016年07月08日07時00分

その時、関係を切られた総会屋が逆恨みし、暴力団構成員に殺害を依頼したとされています」(総会屋の動向に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏) 1997年、株主総会史上、最も世間を騒がせた事件が起こる。“戦後最大の金融スキャンダル”と呼ばれた「第一勧銀・四大証券利益供与事件」である。 [全文を読む]

弘道会最強の行動部隊「十仁会」の情報収集力と戦闘力

NEWSポストセブン / 2016年06月13日16時00分

暴力団の実態に詳しいジャーナリスト・伊藤博敏氏が解説する。「名古屋市に本部を置く弘道会は、六代目山口組の司忍・組長、ナンバー2で現在収監中の高山清司・若頭の出身母体であり、現在は竹内照明・会長(六代目山口組若頭補佐)がトップです。六代目側の中核的組織であり、抗争に備えての徹底した情報収集網、いざ抗争が始まった時に一気に相手を攻め立てる手法を高山若頭が中心に [全文を読む]

山口組抗争 警察庁が狙う特定抗争指定暴力団への道筋

NEWSポストセブン / 2016年06月08日07時00分

暴力団と警察の関係に詳しいジャーナリスト・伊藤博敏氏が説明する。 「昨年8月に山口組の分裂騒動が勃発して以降、警察側は今回のような命のやり取りがある事件が起きる日に備えてきた。このタイミングで、一気に弱体化させて追い込む。山一抗争の時代と違って、今は『最高幹部の指示があった』という証言一つで殺人教唆を問える制度ができている。暴力団特有のピラミッド構造によっ [全文を読む]

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