林田直樹のニュース

現代版アラビアンナイトの音絵巻『シェヘラザード.2』【林田直樹の音盤ナビ】

サライ.jp / 2017年05月28日17時00分

選評/林田直樹(音楽ジャーナリスト) アメリカ合衆国を代表する作曲家ジョン・アダムズ(1947年生まれ)の興味深い新作『シェヘラザード.2』が発表された。これは、美しい王妃シェヘラザードが毎夜に聞かせる物語の力によって、残虐な王を心変わりさせてしまう「千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)」を元にしたリムスキー=コルサコフの名曲をお手本にした、現代版の続篇であ [全文を読む]

マンドリンが奏でる哀愁漂う名旋律の数々『マンドリン・プレイズ・シネマ・ミュージック』【林田直樹の音盤ナビ】

サライ.jp / 2017年05月27日19時00分

選評/林田直樹(音楽ジャーナリスト) 音楽の国イタリアにおいて、弦をはじいて音を出すマンドリンが果たしてきた役割は決して小さくない。 イチジクを縦割りにしたようなこの愛らしい楽器の起源はバロック時代のナポリにさかのぼる。イタリアでは子供たちが最初に手にする楽器の一つとして親しまれていたという。 そんなマンドリンの伝統を復興しようという動きの一環として、19 [全文を読む]

中世と20世紀の「多声楽曲」を同列に編んだ斬新な一枚『白い花』【林田直樹の音盤ナビ】

サライ.jp / 2017年04月26日11時30分

選評/林田直樹(音楽ジャーナリスト) 中世の作曲家二人と、20世紀の作曲家二人の作品を、まったく同じ演奏態度で扱い、何の違和感もなく交互に配列したアルバム『白い花~中世のふたり、二十世紀のふたり 多声楽曲さまざま』(マーキュリー)が実に面白い。 1988年生まれのフランスの古楽鍵盤奏者・指揮者のシモン=ピエール・ベスティオンと古楽グループの「ラ・タンペート [全文を読む]

あの「ラ・フォル・ジュルネ」の仕掛け人!クラシック音楽界に革命をもたらした男の珠玉の箴言集『ルネ・マルタン プロデュースの極意』(林田直樹・著)

サライ.jp / 2017年03月03日15時53分

『サライ』本誌で毎号CD評を連載している林田直樹さんの著書『ルネ・マルタン プロデュースの極意』が刊行された(アルテスパブリッシング刊)。毎年100万人の観客を動員するクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」の仕掛け人であるルネ・マルタン氏の言葉をとおして、その人物像と成功哲学を描き出す、珠玉の箴言集である。 「ルネ・マルタンとは誰か? フランスからや [全文を読む]

ロシア・オペラの聖地巡礼!プーシキンの家とマリインスキー劇場をサンクトペテルブルクに訪ねる

サライ.jp / 2016年10月06日17時29分

[/caption] 文/林田直樹(音楽ジャーナリスト) この夏、サンクトペテルブルクにマリインスキー・オペラを取材した。その際、どうしても立ち寄りたい場所があった。プーシキンの家である。 詩人・作家アレクサンドル・プーシキン(1799-1836)の存在なしに、近代ロシア音楽の発展は決してありえなかった。なぜって? 「エフゲニー・オネーギン」「スペードの女 [全文を読む]

不気味で秘密めいた「サド侯爵の城」!ラコスト城を訪ねる【南仏プロヴァンスを歩く第2回】

サライ.jp / 2016年10月01日17時00分

『サライ』本誌でCDレビューを連載している音楽ジャーナリスト・林田直樹さんによる、晩夏の南仏プロヴァンス紀行。今回はサド侯爵の城を訪ねます。 [caption id="attachment_93707" align="alignnone" width="700"] プロヴァンスを車で飛ばすと、こうした風景が次々と現れる。[/caption] 今回のプロヴァ [全文を読む]

ゴッホ晩年の傑作群を生んだ古い病院を訪ねる!サン・ポール・ド・モーゾール修道院【南仏プロヴァンスを歩く第1回】

サライ.jp / 2016年09月22日17時00分

『サライ』本誌でCDレビューを連載している音楽ジャーナリスト・林田直樹さんによる、晩夏の南仏プロヴァンス紀行。今回はゴッホが晩年に数多の傑作を生み出した、とある場所を訪ねましょう。 [caption id="attachment_90533" align="alignnone" width="525"] サン・ポール・ド・モーゾール修道院は、今ではゴッホの [全文を読む]

TBSの地下倉庫に眠っていた50~60年代のクラシックの巨匠たちの幻のジャパン・ライヴが甦る!「TBS VINTAGE CLASSICS」SACDハイブリッド盤、最新リマスタリングで発売!

PR TIMES / 2013年09月18日11時31分

音楽ジャーナリストの林田直樹氏は、今回発掘された音源を聴き、「歴史的な記録が多数含まれ、日本の戦後クラシックの歩みを知る上で大変に貴重。音質のよいライブ録音で、巨匠たちと聴衆の関係性などから時代の香りを愉しむことができる」と語っています。なお、(株)TBSホールディングスではこれらの音源にデジタルリマスターを施し、同社が運営するクラシック専門のインターネッ [全文を読む]

フォーカス