高井有一のニュース

作品を高く評価も食糞場面に激怒し太宰賞選出拒否した作家

NEWSポストセブン / 2013年03月09日07時00分

その時の様子を選考委員の一人である高井有一さんは、こう書いている。 「銓衡(せんこう)に当つて、吉村さんは厳しかつた。或る年の候補作に主人公が人の糞尿を食ふ場面があつた。その一行だけで、吉村さんはその作品を断乎として拒否した。ぼくは認めない、と言つたきり口を噤んでしまつた風貌が、今も眼に遺る」(高井有一「吉村昭さんの死」『夢か現か』筑摩書房より) 「この作 [全文を読む]

鎌田實医師 人生に意味や答えはないと思うに至った映画とは

NEWSポストセブン / 2015年09月18日07時00分

芥川賞作家の高井有一原作の「この国の空」は、中年の男性に恋をしてしまった若い女性の目で戦争をとらえている。茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき、わたしの国は戦争に負けた」という一節が胸に迫る。この映画の中年男と関係してしまった若い女性の、戦争に負けた日の言葉がすごい。「これから私の戦争がはじまる」 ドイツ・フランス合作映画の「ふたつの名前を持つ少年 [全文を読む]

戦時下の日常をその時代に青春を生きた女性目線で捉えた映画

NEWSポストセブン / 2015年08月16日16時00分

原作は高井有一。戦争を描いた映画はあまたあるが、こういう戦時下の日常を、それも女性の視点でとらえた作品は珍しい。 昭和二十年。東京の西、杉並区の住宅地に里子(二階堂ふみ)は、母親(工藤夕貴)と暮している。父親は亡くなった。里子は町会事務所で働いている。三月十日の東京大空襲で下町が壊滅した。山の手でも空襲が始まっている。防空壕を作る。窓ガラスに紙を張る。庭で [全文を読む]

二階堂ふみ、長谷川博己と演じたのは、生死ギリギリの関係

Movie Walker / 2015年08月07日11時20分

『ヴァイブレータ』(03)や『共喰い』(13)などの脚本を手掛けた荒井晴彦が、芥川賞作家・高井有一の谷崎潤一郎賞受賞作の小説を映画化した『この国の空』。舞台は終戦間近の日本で、二階堂が演じた19歳のヒロイン里子が、妻子を疎開させて一人暮らしをする隣人・市毛と接していくうちに、お互いを求め合うようになっていく。 二階堂の口から流れるたおやかなセリフ回しがと [全文を読む]

「長谷川博己が許せない」!?海老名香葉子が本音を吐露

Movie Walker / 2015年08月06日16時13分

芥川賞作家・高井有一による同名小説を、日本を代表する脚本家・荒井晴彦が18年ぶりに監督して映画化した本作。舞台は昭和20年、終戦間近の東京。戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖の中で懸命に生きる人々を丹念に描いた人間ドラマとなっている。戦場シーンを敢えて描かず、その時代に生きた庶民の生活に焦点を当てることで、戦争をより身近な問題として捉えられる作品だ。 既 [全文を読む]

【エンタがビタミン♪】<二階堂ふみロングインタビュー>70年前の女性役を体当りで。“孤独と戦い続けた撮影現場”を振り返る。

TechinsightJapan / 2015年08月03日21時55分

戦争体験者が年々減っていく昨今、沖縄出身で若干20歳の二階堂ふみが芥川賞作家・高井有一の同名小説『この国の空』にて、終戦間近「結婚もできないまま、死んでいくのだろうか」という不安を抱きながら妻子ある男性への許されぬ恋により「女」を開花させていく主人公・里子を見事に演じている。戦争を知らない世代の二階堂が戦時中を生きた同じ年齢の女性をどのような思いで演じたの [全文を読む]

長谷川博己、二階堂ふみの成長に感動「大人っぽくなった」

Movie Walker / 2015年07月16日19時39分

芥川賞作家・高井有一の同名小説を映画化した『この国の空』は、戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖のなかで懸命に生きる人々を描いた人間ドラマ。主人公の里子(二階堂ふみ)は、既婚者である市毛に惹かれていく。二階堂と長谷川は『地獄でなぜ悪い』(13)以来、2年ぶり2度目の共演となった。 長谷川は「すっかり大人っぽくなっていて、不思議な感じでした」と感慨深い表情を [全文を読む]

フォーカス