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ギリシャ、森林火災多発の「危険な夏に」 首相が懸念

 ギリシャのミツォタキス首相は7月1日の閣議で、今夏は国内で森林火災が多発する恐れがあると懸念を示した。干ばつの長期化と異常な強風が火種になる可能性があるという。写真はヘリコプターを利用した消火活動の様子。6月30日、アテネ近郊で撮影(2024年 ロイター/Elias Marcou)

[アテネ1日ロイター]-ギリシャのミツォタキス首相は1日の閣議で、今夏は国内で森林火災が多発する恐れがあると懸念を示した。干ばつの長期化と異常な強風が火種になる可能性があるという。 東地中海諸国では森林火災は珍しくないが、気候変動の影響とされる気温上昇、厳しい干ばつや強風により森林火災の頻度と激しさが増している。 この週末には首都近郊を含めギリシャ全土で数十件の森林火災が発生している。 ミツォタキス首相は「今夏は特に危険になると予想される。最も困難な時期はこれからだ」と指摘。「6月は厳しい干ばつと、 [全文を読む]

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