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古書表紙の「ヒ素」顔料にご注意、国内でも約20冊確認…触れたり粒子吸い込んだりすると中毒の恐れ

表紙からヒ素が検出された本を手に取る馬場幸栄特任准教授(京都市西京区で)

ヒ素を含む緑色の人工顔料などを表紙に使った古い書籍が、欧米の図書館を中心に相次いで見つかった。顔料は18~19世紀に着色のために使われ、触れたり、微細な粒子を含む埃(ほこり)を吸い込んだりすると中毒になる恐れがある。国内でも約20冊が確認され、研究者は「判明しているのは氷山の一角」と警鐘を鳴らす。(藤本幸大) 18~19世紀に欧州で ヒ素は自然界に存在し、 [全文を読む]

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