地方は消滅しない――熊本県水俣市の場合

文春オンライン / 2017年3月20日 7時0分

「これは何のために造られたと思いますか」。吉井惠璃子(えりこ)さん(54)がいたずらっぽく笑う。指差した先には石垣がそびえていた。背丈の二倍以上はあろうか、上になるほど反り返る「武者返し」の形をしていて、まるで熊本城の城壁のようだ。 「防風壁です。この集落は谷筋にあるので、山から吹き下ろす風が強く、

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