1. トップ
  2. トピックス
  3. 社会
山上信吾 日本外交の劣化 「日中友好」お経の如く唱えた時代は去ったはず 中国大使の恐喝、水産物輸入禁止、スパイ容疑の拘束…外務省人生に達成感なし

上川陽子外相(夕刊フジ)

昨年末、40年にわたって奉職した外務省を去った。泥のような疲労感と諦念に包まれたものの、達成感はまったくなかった。拙著『日本外交の劣化:再生への道』(文藝春秋)に詳述した惨状に辟易(へきえき)し、1984(昭和59)年入省組の先頭を切って退官した次第だ。 劣化の最たるものが、中国に対する腰の引けた外交だ。 「日中友好」をお経の如く唱えた時代は、 [全文を読む]

トピックスRSS

ランキング