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「トイレに大量の血が」大腸がんが肺に転移で“余命2年半”から諦めずに回復した奇跡の漫画家

抗がん剤治療の合間に、身体の調子を見つつ土日に家族でお遍路へ。数か月かけて四国八十八か所を巡った。付き合ってくれた夫と息子には感謝しかないとくぐりさん。身体はきつかったが今ではいい思い出になった

「今思えば、痛みがないのに出血するっておかしいことなんです。最悪の結果にたどり着くまで、私にはいくつもの判断ミスがありました」 そう振り返るのは、漫画家のくぐりさん。異変に気づいたのは2019年の夏ごろ、37歳のときだった。排便後のペーパーに毎回血がべっとり。しかし、くぐりさんはその2年前に大量出血を経てイボ痔の手術を受けていたため、 [全文を読む]

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