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警報装置半数故障も放置、三重 県警、撤去費用なく

津駅前に設置されている街頭緊急警報装置=2日

犯罪の被害者や目撃者がボタンを押すと警報が鳴り、録画を開始する三重県の「街頭緊急警報装置」の多くが故障したまま残されている。4月時点で稼働23基に対し故障は35基。県警によると、耐用年数を超過した装置の取り外し費用を確保できなかったためで、完全撤去は来年度以降になる見通し。専門家は「助けを求めたいのに使えないケースが想定される」として早期改善を求める。 「110番してください」。装置のボタンを押すと通報を促す音声とともに警報音が響き、 [全文を読む]

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