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好待遇と誘われた女性、中国人の「妻」に ミャンマーで被害急増、絶望感が後押し

ミャンマーの女性が中国人の「妻」として売られる被害の実態を説明するミャーミャータンさん(左)と被害女性ら=2024年12月、ヤンゴン近郊(共同)

内戦状態のミャンマーで人身売買の被害が急増中だ。隣国・中国での高収入に憧れる若い女性らが「好待遇の工場労働」などに誘われて国境を越え、中国人男性の「妻」として売られるケースが多発。軍事政権の長期化と経済の悪化で絶望感を募らせる若者らは危険を承知で中国に向かい、被害に遭っている。(共同通信ヤンゴン支局=木村一浩) ▽35万円で買った スーミャットウィンさん(22)は最大都市ヤンゴン近郊の村に暮らしていた。フェイスブックで知り合ったブローカーの男に「中国の電球工場で働かないか。月給は80万チャット(実勢レートで約2万8千円)だ」と誘われた。 ヤンゴンで調理師として得る月収の5倍。友人3人とすぐに渡… [全文を読む]

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