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本谷有希子氏、約10年ぶりの長編小説『セルフィの死』インタビュー「昔は勘違いしても糾されなかっただけで、全て比較できる今は勘違いさえできない」

本谷有希子氏が新作について語る(撮影/国府田利光)

2000年代。劇作家で小説も書き、自らの劇団まで主宰する表現者・本谷有希子の出現は、各ジャンルを越境する1つの事件となった。その後芥川賞作家となり、2児の母ともなった彼女は、最新作『セルフィの死』で自意識や承認欲求の問題と再び向き合うことになる。 「この歳にもなって恥ずかしいんですけど。ただ、 [全文を読む]

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