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「いじめられ役」に徹するほうが好都合…失職した斎藤元彦前知事が"味方ゼロ"の演出を続けるしたたかな理由

兵庫県庁で記者会見する斎藤元彦知事。失職を選び、出直し選挙に出馬すると表明した=2024年9月26日午後 - 写真=共同通信社

失職を選んだ兵庫県の斎藤元彦知事は、出直し知事選へ出馬することを決断した理由のひとつに、「高校生から手紙をもらったこと」を挙げた。ジャーナリストの小林一哉さんは「『高校生からの手紙』は、自分が『いじめられ役』であることを示す使い勝手のいいアイテムだ。あの有名な知事経験者も、かつて会見で『高校生からの手紙』を披露したことがある」という――。 ■逆境に負けない「鋼のメンタル」 兵庫県議会9月定例会初日の9月19日に全会一致で不信任決議が可決された斎藤元彦知事(46)は、 [全文を読む]

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