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中露+「第3の隣国」 バランス外交に苦慮するモンゴル ウクライナ侵略で国際環境激変

モンゴルの首都ウランバートルに掲げられた中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品をPRする垂れ幕=28日(三塚聖平撮影)

【ウランバートル=三塚聖平】モンゴルが、ロシアのウクライナ侵略で国際情勢が激変する中でバランス外交に腐心している。歴史的に関係が深く今もエネルギー輸入で頼る隣国ロシアへの配慮が欠かせない一方で、民主主義国家として「第3の隣国」と位置付ける日米欧との関係強化を積極化させている。経済的に影響力を拡大させている中国との距離も慎重に保とうとしている。ロシアにエネルギー安保を握られ首都ウランバートル市街を一望する丘「ザイサン・トルゴイ」に社会主義時代に建てられた記念碑がある。旧ソ連との友好関係を描いたモザイク壁画があり「ソ連の16番目の共和国」と言われた歴史が残る。1990年代に民主化したモンゴルだが、… [全文を読む]

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